初めてのお客様のご依頼で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。
「また分電盤か」と思いますよね(^_^;)
ホント、別に営業活動してる訳じゃないんですけど、続きますねぇ。
今回のご相談は、「2階の部屋だけ突然停電になる」と言う症状です。
ブレーカーは切れていません。
右上の方の分岐ブレーカーを入り切りすると復旧したりするそうです...
気持ち悪いので、最初、四国電力へ相談して点検してもらったそうですが、「分電盤が古いので、分電盤じゃないですかね?電気工事店さんへ依頼してください。」と言われて、ネット検索をしていたところ、アベ冷熱技研を見付けていただいたそうです。
確かに、昭和54年製。43年ですか。やっぱりテンパールのブレーカーは凄いなぁ(^_^;)
阿部が点検にお伺いした際には停電の症状はなく、原因は特定できませんでした。
分電盤以外の可能性も少なからずありますが、お客様は分電盤を取替える前提でご相談いただきましたので、ブレーカーも古いので取替えでご依頼いただきました。
では作業に掛かります。
取外す前に、ケーブルの番号チェックと、電圧確認をしておきます。
あれ?この回路、電圧が掛かっていませんね。
このブレーカーが悪いのか???
よく見ると、ブレーカーの一次側のビスがありません...
こんなところのビスが取れているのは初めて見ました。
ふっとバーの右側に色の違うビスが見えます。
うわぁ、200Vに切り替えるために、凄いことやってますね...
もしかすると、この切り替えをやった業者さんが、先ほどのブレーカーの一次側に共噛ましするつもりで失敗した可能性もありますね。
そうなると、重大事故ですよコレ。
とりあえず、原因が特定できて良かったです。
ブレーカーの異常でなく宅内配線の異常だと、かなり厄介ですから。
既存盤を撤去しました。
一次側のケーブルに余長がなく、引っ張ってもビクともしません...
仕方ないので、Bスリーブで圧着接続して延長します。
これも活線状態で行うため、かなり神経を使います。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
最終確認をして、電源投入です。
扉付きでスッキリきれいに収まりました。
「あ、最新のものになりましたね。原因もわかって良かったです。これで安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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