2017年11月13日月曜日

配管穴とか塞いでないからGが侵入して...というエアコン取外し完全分解洗浄

以前エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様のご紹介で、ご実家のエアコン分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV253-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


室内機をお預かりするため、取外します。
あらら...

右下の配管穴は、このエアコンを取付ける際に開けた感じです。
右上の四角い穴は、もともとここにコンセントがあったけど取付けに邪魔なので、コンセントの位置を替えた跡です。
左側は何かと思ったら、もともとは隠蔽配管だったらしく、開口部の奥に配管類が押し込まれていました。

普通は取付けの際に塞ぐべきですよね。
こんな感じで塞ぎます。


配管穴には貫通スリーブを。

なぜ穴を塞いで置かないといけないかと言うと、建物の構造によっては、壁内の通気性を良くして、構造体が長持ちする様にしています。
古いお家に多い工法ですが、その場合この様な開口部を放置すると、そこから温度差の高い空気が出入りする様になって、エアコンの寿命を縮めたりします。
あと、小動物の通り道になったりもしますね。
これが一番厄介で、以前はネズミやコウモリが入り込んで、内部が凄い事になっているエアコンを、たくさん見てきました。
なので穴を塞ぐという作業は、とても重要だったりします。

では、お預かりした室内機を分解していきます。
4年程度お使いですが、結構なホコリが溜まっていますね。


どんどんバラして行きます。
あ、黒いツブツブが出てきました...


ここにも、あそこにも... これはカビではありませんよ。


いらっしゃいました... しかもそこで御臨終ですか...(T_T)

分解している途中にも、元気なヤツが2匹飛び出てきました...(´;ω;`)
びっくりしたな、もぉ...

はぃ、先ほど塞いだ穴から、こうやって入り込んで来る訳です。

その風が部屋中に・・・(^_^;)

ね、取外して洗浄する方がいいでしょ?
外さなければ、穴の状態も解らなかった訳ですから。

電気系統を取り除いて、室内機を完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、これが入っとったんですか!いやぁ、きちっときれいにしてもらって、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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