2017年4月11日火曜日

サーバー室へ中古の4馬力壁掛形パッケージエアコン取付工事

以前にも他の場所で施工させていただいた、パソコンの製造・修理を行っているお客様からのご依頼で、サーバー室へ壁掛形パッケージエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 4馬力 中古品 お客様支給品です。


設置希望場所はここ。

もともとは、ルームエアコンを隠蔽配管で取付けていた様です。

ずーっと天井裏を通って、入口の脇に。

今回は電気工事屋さんも入っていて、電源は電気工事屋さんが施工済み。

エアコンは中古で、こんな感じ。
フレアナットも無くなっているので、新しいフレアナットを用意します。


天井裏は、もうひとつ上に以前使われていた天井が残っています...
配管はこの上を通して行きます。


施工に掛かります。
外から配管を入れていきます。


こんな感じで、12mほど横引きして行きます。
この天井かなり危険で、配管通すのにもの凄い時間が掛かっています。


室内へ通りました。


ドレンは壁内にVP25が残っているので、これを流用します。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。

この室内機、26kgあります...
フィルター掃除機能付きエアコンが重くなったとか騒いでいる以上に、重いです...(^_^;)

ドレンは壁を開口して、ここで既存管へ接続しました。

この方が確実に接続できる上、あとのメンテナンスも簡単にできます。

室外機に配管を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


真空引きが完了すると、リモコンを取付けて電源投入し、試運転を行います。


やっぱりガス不足なので、様子を見ながら追加補充します。


今日は雨模様で外気温が低いので、この辺のガス圧で充填完了。


吹出温度を測定。

隣の部屋で暖房が効いていて吸込温度が20度くらいですから、十分な吹出温度です。

暖房に切り替えたり、異音がないか、風量は適正か、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで大きなサーバーを据えても安心してご使用いただけますね。
明日、別の部屋へもう一台、ルームエアコンを取付けさせていただきます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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