5年前、新築時にエアコン取付工事をさせていただきましたお客様からエアコン分解洗浄をご依頼いただき、洗浄が完了したので本日取付けにお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZW637S-W(2007年製)
三菱電機 MSZ-JXV257-T (2007年製)
東芝キャリア RAS-225UAV(2002年製)
内部はかなり汚れていました。。。
作業させていただく方としては、とてもやり甲斐のある状態です(^_^;)
この位汚れている方が、ワクワクしてきますね。。。
いつもの様に、電気系統を取り除いて完全分解。
左と中央が三菱の自動掃除タイプ、右側が東芝製の標準タイプですが、パーツの量が半端無いでしょ?
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
今回は台数が多いので、特に汚れていた分の比較写真を・・・
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
羽根↓
フィルター↓
ダストボックス↓
いやぁ~、我ながらキレイに仕上がりました(^_^)v
気分爽快です!
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
配管を接続し、真空ポンプで配管内部を真空乾燥。
作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。
今日からまた快適にご使用いただける様になりましたね(^_^)v
さて、毎回このBlogでも書いていますが、フィルター自動掃除機能。。。
これのお陰で、フィルターのホコリが綺麗に取れていると思っているお客様は多いです。
でも・・・
ブラシでフィルター上を擦られたホコリの、大体はダストボックスへ入ります。
でも、擦られる事によって、フィルターが「ザル(濾す)」の様になり、その目地より細かくなったホコリがフィルターを通過し、熱交換器側へ吸い込まれて行きます。
上の写真は、フィルターより内側に付着したキメの細かいホコリです。
これらが熱交換器やボディ内部に付着し、冷房運転時に結露してカビとなってしまいます。
標準タイプのエアコンより、フィルター自動掃除機能付きのエアコンの方が汚れている理由は、残念ながらココにあると言って過言ではなさそうです。
これ、三菱だけじゃありません。
もっと酷いメーカーもあります。
このBlog、メーカーさんもよくご覧いただいている様ですので、ここで厳しく書かせていただきました。
もう辞めましょうよ、フィルター自動掃除機能付きエアコン(^_^;)
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