今週は3件のお宅で、太陽光発電システム用の売電力量計の取替工事にお伺いしてきました。
電力量計には有効期限があり、満期を迎えるまでに取替えなければなりません。
買電力量計は、四国電力が定期的に取替えてくれますが、売電力量計はお客様の持ち物ですから、取替えはお客様負担となります。
まだまだこの事をご存知ないお客様が多いですが、お引き渡し時にきちんと説明されてない証拠ですねぇ。。。
8~9月にご依頼いただいていましたが、満期月まで取替えを待っていました。
別に前の月に取り替えてもいいですが、少しでも長く使いたいですから満期月まで待ちました。
まず、主開閉器を遮断して宅内を停電(無負荷状態)させます。
宅内側は通電されていませんが、電力量計側は通電された状態(活線状態)なので注意が必要です。
電線同士を短絡させない様に、既存の電力量計を取外します。
新旧交代です。
右側が新しい逆転防止機能付き電力量計です。
10年後の平成34年10月まで使用できます。
新しい電力量計を取り付けて、端子に接続します。
感電防止のために低圧用ゴム手袋で安全対策を行い、トルクドライバーを使い規定トルクで端子を締めます。
送電前にテスターで電圧測定を行い、接続ミスがないか確認します。
主開閉器を入れて送電します。
正常に電力量計が動作しているか確認を行い、作業完了です。
後は、指示数や品番などを四国電力へ報告して完了です。
で、3件の内、1件のお宅で見つけてしまいました。。。
危険ですねぇ。。。
ケーブルの末端処理をせず、そのまま端子台へ締め付けていました。。。
これ、ビスが緩む原因になりますし、締め過ぎると素線が断線してしまいます。
知らないのか、ワザとやってるのか・・・
見て見ぬフリはできませんから、当然改修します。
もちろん停電中なので、ガストーチで半田上げして完了です。
これ二次側だけでなく一次側も同様になっていたため、同じく改修しておきました。
電力量計から出火した話をタマに聞きますが、こんな所にも原因があるんでしょうね。
怖い怖い。。。
ところで、よく見掛ける屋外に設置されてるパワーコンディショナ。
発電中はファンが回っていて、近くに行くと結構耳障りです。
しかもこのメーカー、故障が多いとお客様からよく聞きます。
まぁ、屋外に設置されているので、傷みやすいですよねぇ。。。
三菱電機製のパワーコンディショナにはファンが付いてません。
耳障りなファンの運転音がないので、屋内へ設置できます。
よって故障率もかなり低くなりますよね。
なぜファンレスなのか?
変換効率がいいから、機器が発熱しにくい構造になってるんです。↓
http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/jutaku/product/conditioner/
これは、アベ冷熱技研が三菱太陽光発電システムMPS・施工ID認証店になる事を選んだ理由でもあります(^^)v
おっと、また長くなりそうなので、この辺で太陽光の話は止めておきます(^_^;)
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
太陽光発電システム用の売電力量計の取替えも、お気軽にご相談ください。
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いつも思うんですが,四電さんとか関電さんって電力量計にカバー(計器箱)が無かったり,顔(?)の部分だけ出てるタイプが多いですよね。
中電管内は全体を覆う計器箱が標準的なので,初めて見たときはびっくりしました。そもそも電力量計って濡れてもいいんでしょうか?
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かなさん、前にも他の電力管内の方からコメントいただきましたが、四国電力管内の電灯契約の電力量計は「強化耐候製」になってます。
動力はダメですけど、電灯はOKなんです。
まぁ、雨線内設置って言う原則がありますけど。
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増田です。
この電力量メーターですが、関東ではハンダ上げしないんですよ。
している処は見たことが無いくらいです。
プライムワークさんと話をして、なんで地域で違うんだろう?と
話をしてます。
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すみません。
関東ではなく東京電力管内です。
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えーーと、電力量計へ挿入する電線の半田上げについてですが、はんだが過電流等で溶けて火災になった事例があり四国電力管内では半田上げはしてはいけないとなっているはずですが・・・・・。
棒端子を推奨となってたような・・・
電力量計も強化対候型と普通対候型も両方四国電力管内では使用してますよ?
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通りすがりの電気屋さん、コメントありがとうございます。
そうなんですか?
自分が平成18年3月に、四国電力松山支店で受講した計器認定技能講習では、半田上げもしくは棒端子推奨となっていました。
ちなみに半田が溶けて火災になると言う話はおかしくありませんか?
半田を使った作業をした事がある方なら解ると思いますが、銅ロウや銀ロウに比べ、溶解温度が低い半田が溶け落ちて火災になることはありませんよね。
電力量計へ向けて過電流が走るという事は、主幹ブレーカーの異常かケーブルの損傷ですよね。
それと、電灯用の電力量計は随時強化耐候製を取り付けていると話していました。
現に、当社が電気工事の際には強化耐候製を出してくれます。
特にオール電化用のデジタル計器は強化耐候製しかありません。
地域によって違うんでしょうか?
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九州ではケーブルの末端処理はしてません。
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atomさん、そうなんですか。。。
やっぱり地域によって違うんですかね?
全国的に調べてみたら面白いかも(^_^;)