2011年4月20日水曜日

家庭用ボイラー水漏れ修理

ボイラーからの水漏れで、修理依頼をいただいていたお宅へお伺いしてきました。

排水ホッパーへ、ポチポチと水漏れが続いています。
ここからは通常、ボイラー燃焼時ににしか水(湯)は出てきません。

実は、お客様から年末にご連絡いただいていて、年明けに安全弁(圧力逃し弁)を取り替えていたんです。
水は、加熱して湯になると膨張する事はご存じと思います。
これがボイラー内部で起こると、内圧が上がりそのまま過熱するとボイラーが破損してしまいます。
これを防止するために安全弁(圧力逃し弁)が設置されています。

ほとんどの場合、この安全弁を取り替えると漏れは止まるんですが、今回は止まりませんでした。

こうなると、疑うのは減圧弁。
減圧弁は、その名の通り一時側の水道圧を低圧に下げる役割と、 一次側の圧力変動があっても二次側の圧を一定に保つ自動調整を行い、機器を保護する役割があります。

お客様は「うちは井戸水で水道代いらんのやけん、修理は春になってからでええよ。」と言われて、、、
本日、減圧弁の取替えにお伺いした次第です・・・甘え過ぎですね<(_ _)>

新旧交代です。
漏れも止まりました。
おそらく、井戸水を使用しているので、減圧弁内部の痛みが進んで規定値以下に減圧できていなかったものと思います。
新しい減圧弁は樹脂部が多いので腐食の進行は少ないでしょう。

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2 件のコメント:

  1. さ行のママ2011年4月21日 22:59

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    19日に交換した給湯器
    きっかけは、安全弁からの水漏れでした
    井戸水で20年近く使用され
    他の業者(メーカーの修理代行?)が安全弁を変えたはず
    でも、水漏れ止まらず…
    見たら、上半分だけ交換…
    外付けタイプで配管が緑青だらけ…
    1つはずすと次から次に交換になりそう…
    減圧弁から水も漏っています
    結局、給湯器の交換になりました。

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    さ行のママさん、コメントありがとうございます。
    井戸水で20年は、十分に元が取れたんじゃないでしょうか(^_^;)
    確かに、古い配管は触ると他のところが傷んでくるんですよね。
    今回のボイラーは比較的新しいタイプでしたので、部品交換で済みました。

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