2022年8月23日火曜日

お友達に譲ってもらったエアコンを分解洗浄して取替工事

本日は、2台のエアコン取替工事にお伺いしてきました。
一台は洗浄しての取替え、もう一台は新しいエアコンに取替えです。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回のお客様は、以前当社でエアコンをご購入いただいたお客様のお友達で、そのエアコンを今回のお客様にお譲りするという事で、エアコン分解洗浄と取替工事をご依頼いただきました。

エアコンはかなり前にお預かりしていまして、ぽっかり時間ができた時に洗っておきました。

三菱電機 MSZ-JXV4017SW(2017年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

そして本日、取替工事にお伺いです。
既存機はダイキン製。
まだ動きますが、内部がカビているのと、11年経過しているため取替えをご希望です。

こちらの建物は3階建て賃貸なので、室外機はベランダ置きです。

既存機を撤去。

新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きをしている間に、コンセント電圧を切り替えます。

ブレーカーが古くて端子がゆるゆるだったため、新しい分岐ブレーカーに取替えておきました。

コンセントを取替えて電圧確認。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目が完了。

2台目はコロナ製。
これも動いていますが、同じくカビが酷いのと年式が古いため、こちらは新しく取替えます。

室外機は同じくベランダ置き。

ただし、鉢植えの裏側に配管を転がして延長していたため、古い配管はなんとか撤去できましたが、新しい配管はこのルートでは無理です。
お客様にご相談して、室外機の設置場所を変える事にしました。

既存機を撤去。
先ほどのリビングもそうでしたが、なかなか無理矢理取付けてる感がありますね...

新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

鉢植えを避けて、配管ルートを変更。
室外機の位置を変えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「わぁ、よく冷えますね。ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年8月19日金曜日

【お知らせ】2022年9月末までの工事受付をしばらくの間中止いたします

おかげさまでこのコロナ禍においても、日々とても忙しくさせていただいている事に、心より感謝申し上げます。


大変申し訳ございませんが、9月末までの工事受付を、しばらくの間中止させていただきます。

相変わらず、ほぼ一人でやっていますので、日中は現場へ出ずっぱり、夕方遅く帰社すると片付けと翌日の準備、夜遅くまでメールのチェックと見積もり作業で、とても忙しくさせていただいております。

今シーズンは受付中止に至らないように頑張ってきましたけど、いくら自分が頑張ってもどうにもならない状況に陥っています。

まず、リフォーム案件が数件あるのですが、先行で作業されている業者さんがコロナの陽性になり、現場が止まっています。
現場が止まっていても最終は延期できないので、自ずと最後に入る電気工事やエアコン工事などの工程が圧迫されてしまいます。

また、新築でのエアコン工事も数件ご依頼いただいていますが、これもお客様への引き渡しが終わらない事には工事に入れません。

あと、盆休みに入る前に注文を入れているエアコンの納期回答が帰ってこないものもあります。
メーカーの工場が22日まで休みのため、回答が帰って来ないのです。

一人でやるにはもの凄い量の物件を抱えていますが、まったく予定が立てられない状況です。
なので、阿部がどんなに頑張っても、どうにもならない訳です。

こんな状況で、どんどん予定を入れていくとどうなるかは誰が考えても判りますよね。

という訳で、一旦すべての工事受付を中止させていただきます。

本日までにお見積りやご相談、ご予約いただいているお客様につきましては、通常通り対応させていただきますのでご安心ください。

今後の受付状況などは、またこのBlogでお知らせさせていただきます。
誠に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

なお、阿部は今までお世話になってきたお客様への対応を最優先と考えています。
アベ冷熱技研でご購入いただいた機器の故障などの緊急対応は、できるだけ迅速に行わせていただきますので、お気兼ねなくご相談ください。

いつもたくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。

専用コンセントならず...取り急ぎエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご実家の一室にエアコンの新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回は急ぎでした。
「阿部さんの忙しい時期というのは重々承知しているんですが、親父が骨折してしまって2階の寝室に上がれないんで、1階の和室を使いたいんですけど、この部屋にエアコンが無いんです。無理だったら断ってもらってもかまいません。お願いできませんか。」と、ご連絡いただきました。

今までいろいろとお世話になってきたお客様ですので、お断りする理由なんかありません。
エアコンを手配して、なんとかやりくりして本日お伺いです。

取付ける場所は1階和室で、外壁に面しているのはここしかありません。
建物が古いため、エアコン専用コンセントがありません。

分電盤は玄関スペースの階段下にあります。
ここから和室までは、まぁまぁな距離があります。
階段下なのと、距離がありますけど、なんとかなるでしょうと工事をスタートします。
後で落胆するんですけどね...

エアコンの取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

さて、真空引きをしている間に、専用コンセントを増設しましょう。
同じ部屋の収納に、点検口があります。

和室部分と、隣のキッチンの部分は平屋になっていて、天井裏が見通せますが、分電盤がある方向は2階が乗っているので、ここからはよく見えません。

2階へ上がると分電盤の上辺りが畳だったので、床を剥いでみました。

各部屋のケーブルが向かっている先に分電盤があるんですけど、黒い鉄骨が邪魔して見えません...
1階の分電盤から呼び線を突っ込んでみても、天井裏でカツカツと鉄骨に当たる音がして通りません...

嫌な予感しかしなくなって、汗が止まりません...

1階天井裏の周りを見渡して見ると、2階が乗っかっている部分は黒い鉄骨でみっちりと閉塞されていて、ケーブルが通る余地がまったくない状態でした。
久々に八方塞がりで、どうにもなりません。

隠蔽配線諦めて露出配線で行こうかとも思いましたが、実は来月からリフォームされるとの事なので、その際に天井を一部剥がせていただいて施工する事にしました。
そのついでに、分電盤取替えとIHクッキングヒーターの専用コンセント増設も追加でご依頼いただきました。

さて、足元のコンセントでエアコン使って大丈夫なのか?というところですが、基本ダメです。

はい。
ダメなんですけど、今回はお父様の体調のために急ぎエアコンを設置した経緯がありますから。
今回設置させていただいたエアコンは、冷房運転時の標準消費電力が655Wです。
インバーターですから、消費電力は外気温と部屋の温度で、最低165W~最大940Wで変動します。
最大でも1000W超えることはありませんから、ドライヤーを使うよりは安全です。

このエアコンを使う時間帯は夜間寝る時だけで、他の電気製品と被る事はないので、しばらくこれで使用していただくことにしました。

もう一度書いておきますが、基本はダメです。
来月、専用コンセントを増設しますので。

工事が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「わぁ、よぉ冷えて気持ちいい。暑い中、お忙しいのにありがとうございました。またリフォームが始まったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、お土産をたくさんいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年8月12日金曜日

【お知らせ】2022年 お盆休み(夏季休暇)のお知らせ

いつも当Blogをご覧いただきまして、ありがとうございます。
いつの間にか8月も中旬に迫りまして、ほんとバタバタと忙しくさせていただいている事に、心より感謝申し上げます。

さて今年は、8月14日(日)~16日(火)をお盆休みとさせていただきます。

しっかりと休養をさせていただきまして、盆明けにお待ちいただいている工事を全力で対応させていただきたいと思っています。

8月12日現在の工事の混み具合としましては、8月は予定で埋まっています。
9月に入ると、お待ちいただいているマンションの改修工事や電気工事など数十件の現場をこなさなければなりません。

できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


【エアコン繁忙期の工事内容について】
毎年の事ですが、エアコン繁忙期のアベ冷熱技研の対応について掲載させていただきます。

・エアコン工事について
エアコン繁忙期は大変工事が混み合っており、ご依頼いただいてから長い期間お待ちいただいている状況です。
誠に申し訳ございませんが、猛暑の中エアコン故障などで命に関わるお客様や、古くから懇意にしていただいているお客様を最優先に工事日程を組んで参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

・エアコン分解洗浄について
今シーズンは当社でご購入いただいたエアコンのみお引き受けさせていただきます
※お客様支給当社施工品はお引き受けできません

・エアコン修理のご依頼について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
お渡しさせていただいている名刺に記載の携帯電話へご連絡ください。
ただし、阿部一人で動いていますので、即日対応は叶わない場合もあろうかと思いますが、何卒ご了承ください。
当社施工品以外の修理につきましては、繁忙期につきお受けできませんので、施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方をご利用ください。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設などの簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
電気容量を増やす分電盤改修やエアコン専用コンセント増設のみの電気工事は、繁忙期はお引き受けできません。
漏電調査・修理など緊急性のあるものについては、初めてのお客様は対応できません。
過去にアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様のみ対応させていただきますので、ご了承ください。

・CATVのお申込みと工事について
CATVの工事につきましては、アベ冷熱技研で契約お申込みをいただいたお客様のみ対応させていただきます。
現在、愛媛CATVの工事は、お申込みいただいてから宅内工事ができるまでに1~2ヶ月程度を要していますので、工事日程的には余裕がありますから大丈夫です。
※愛媛CATVへ直接申し込みされて、「アベ冷熱技研工事指定」をされた場合は、お引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
ぜひ、アベ冷熱技研でお申込みくださいませ。

・工事にお伺いする際の新型コロナ感染対策について
阿部は、ワクチン3回目接種済です。
体調万全で、マスクをしてお伺いさせていただきます。
対面でお話する際はマスクを付けさせていただきますが、作業中は熱中症対策のため、室内でもマスクを外して作業を行わさせていただきます。
作業中は窓を全開にしていただいて、できるだけ阿部から離れてください。
阿部は日々、たくさんのお客様と接していますので、お互いの感染を防ぐためにも何卒ご了承ください。

2022年8月10日水曜日

2階屋根置きエアコン取替工事と専用コンセント工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご友人宅のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は三菱霧ヶ峰で、お客様支給品です。
阿部が激しく三菱推しなものですから、最近は支給品も霧ヶ峰が多いです(^_^;)

今回のご依頼は、2階和室に設置されているエアコンの取替工事です。
既存機はシャープ製でした。
専用コンセントは無く、足元のコンセントでお使いでした。

室外機は屋根置き。

引っ張りはナント、サッシに穴をあけて支線を取っていました。

既存機を撤去しました。

この内壁、土壁ではなく、薄いボードの上にモルタルを塗った壁になります。
これにビスで直接背面板を留めても、モルタルが崩れるだけでしっかりとは留まりません。
よく落ちなかったなと感心。

新しいエアコンの取付けに掛かる前に、専用コンセントの増設から。
配管穴からケーブルが通るかな?と、いろいろやってみましたが、どうしても通らず一部露出配線へ切り替え。

同じ部屋の押入れに点検口があるので、ここから天井裏へアクセスします。

向こうの方に見えるケーブルを手繰り寄せます。

本来であれば、ここから1階の分電盤まで下ろして行く大変な作業がある訳ですが、今回はこの押し入れの中に、以前使われていた床置形エアコン用の専用コンセントがあるので、これと接続します。

これも壁内に通らないかなといろいろやっては見ましたが、まったく無理だったため、、、できるだけ目立たなくなる様に、隅の方を露出配線で立ち下げます。

コンセントがあったところは、腰高プレートで塞いでおきました。

室内機のところに、専用コンセントができました。

では、エアコンの取付けに掛かります。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。

スライド金具を使って、背面板をしっかりと取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

屋根置台も、新しいものに取替えます。
今回の架台は、お客様支給品のアルミ製架台です。
アルミ製、久々に使いましたが、やっぱり施工性は格段に悪いですね。
慣れてないとかの問題ではなく、扱いにくいです...
架台の引っ張りは、下地のあるところにヒートンをねじ込んで留めています。



室外機を乗せて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

工事が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お忙しいところ、ありがとうございました。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。