2024年5月15日水曜日

既存のエアコン工事がDIYなエアコン取替えと移設工事

初めてのお客様のご依頼で、賃貸マンションに設置されているエアコンの取替えとお部屋間の移設工事にお伺いしてきました。


まずはリビングの取替工事から。
広いリビングに8畳用のエアコンが付いていました。
これ取付けた業者さんは、電気工事士の資格を持っていなかったのか、200Vのコンセントはそのままに、足元の100Vコンセントへ差し込まれていました...

室外機周りの配管を見て、あぁ...そういう業者さんねって思いました。
このエアコンを取外して、他の部屋へ移設します。

取外したところには、このエアコンを取付けます??
アイリスオーヤマ製の14畳用タイプ。
え?中古ですね?他で使われてたんですか?
「いえ。ネットで中古品買いました」キッパリ
え...まぁいいですけど、機器の保証はできませんよ、と念押しさせていただいて作業開始。

先程の既存エアコンを外していきます。
配管の接続部分にはオイルが滲んでいます...
まぁ、、、想定内です...

フレアを見ると、漏れて当然ですね。逮捕してください。

室内機を掛けてあった背面板は、アンカーも使わず、石膏ボードにビス留めのみ...恐ろしい...

撤去しました。

ネットで購入された中古品を取付けていきます。
動かないかも知れない。ガスがないかも知れないと思いながら施工するのは、ストレス以外何者でもありません。

配管をビシッとキメたいところですが、これも中古品流用なので、癖がついた配管を真っ直ぐに治す限界です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

14畳用のエアコンなので200Vなのかと思ったら、100V。
100Vへ切り替えます。

作業が完了すると試運転を行います。

ガス圧も測定しておきます。

ガス圧正常で、とりあえず安堵しました...

リビングで取外した8畳用エアコンは、こちらのエアコンと取替えます。

室外機は...え?

いやぁ...いくらベランダが狭いとは言え、これはどうなんですかね?

ケーブルが短かったからか、繋いでいます。
まぁ繋ぐのは仕方ないにしても、屋内用のWAGOコネクタで繋いで、ビニールテープで簡単に巻いているのみ。
やっぱり電気工事士の資格は持っていない様です...

心置きなく撤去しました。

リビングから外してきた室内機を設置。

配管を繋ぐにも、少々危険な思いをしながら。
そもそもこのマンションの設計がどうかしてるんですよね。

室外機はベタに置きません。
二段置台を使って、塀の高さまで上げる様にします。
狭いから、400mmのブロックがビチビチです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

この位置なら、きちんと放熱できますね。

作業が完了すると試運転を行います。

オイルが滲んでましたからね。ガス圧は見ておかないと。
少し少ないですけど、ちゃんと冷えているレベルなので追加補充はやめました。
年式も古いし、お金掛ける必要もないかと思います。

とりあえず2台共、きちんと動作して良かったですね。
中古品は取付ける方も気疲れします...

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年5月13日月曜日

事前調査したのにちょっと失敗したエアコン取付工事

以前、LAN配線工事をさせていただいたお客様のご依頼で、2階のお部屋へエアコン新設工事にお伺いしてきました。

今回エアコン機器は、お客様支給品です。

お部屋は2階。エアコン専用コンセントと、エアコン配管穴が先行で設置されています。
なんで窓上に穴を開けたんですかね?
これで苦労することになります。

室外機は地上置き。ハシゴ作業になります。
建物とブロックの間が狭いですけど、事前調査の時は「大丈夫やろ」って思ってました...

確かにハシゴは立てられましたけど、上に登って作業を始めると、ダクトを留めるために電動ドライバー片手に壁方向へビス打ちしていると、反対側へハシゴが浮いて倒れそうになります...
いやぁ...これはまずい...
お隣が駐車場なので、お客様と一緒に駐車場オーナーさんのお宅へ許可をいただきにお伺いしましたが...お留守...
なんともついていない。
勝手に敷地に入る訳にはいきませんから、少しだけハシゴが倒れない対策をしてこのまま続けました。
ダクトを留めるだけで2時間のロスです...
はぃ。自分のミスですから仕方ありませんね。

配管穴が右側なので外で配管接続になりますが、さすがにあの角度のハシゴの上で両手を使って配管接続するのはあまりにも自殺行為なので、いつもならやらない繋いでから室内機を掛ける工法で。

なんとか掛けれました。

上で曲がりもあるのでかなり苦労しましたが、なんとか納まりました。
このタイル外壁というのも、なかなか大変なんですよ。

日が落ち始めました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
今回は自業自得で苦労しました。
生きて帰れたので良しとします(_ _)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年5月11日土曜日

【お知らせ】5月11日現在の工事混み具合とエアコン洗浄について

日々、たくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。

現在、工事のご予約が6月中旬までいっぱいになりました。

お見積りのご依頼もたくさんいただいていますが、まだ現地調査にもお伺いできていないお客様もいらっしゃる状況で、これより先の予定を決めることが困難な状況になってきましたので、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付に関しましては、ここで一旦締め切らせていただきます。
エアコン洗浄の受付再開は、秋頃を想定していますのでご了承ください。

たくさんお問い合わせいただいて、お断りするのがとても心苦しいところでありますが、何ぶん一人で作業していますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

一ヶ月以上先でもかまわないよというご依頼は、喜んでお引き受けさせていただきますので、お気軽にお声掛けください。


【エアコン繁忙期の工事内容について】
毎年の事ですが、エアコン繁忙期のアベ冷熱技研の対応について掲載させていただきます。

・エアコン工事について
エアコン繁忙期は大変工事が混み合っており、ご依頼いただいてから長い期間お待ちいただいている状況です。
誠に申し訳ございませんが、夏本番の猛暑の中エアコン故障などで命に関わるお客様や、古くから懇意にしていただいているお客様を最優先に工事日程を組んで参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

・エアコン修理のご依頼について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
お渡しさせていただいている名刺に記載の携帯電話へご連絡ください。
ただし、阿部一人で動いていますので、即日対応は叶わない場合もあろうかと思いますが、何卒ご了承ください。
当社施工品以外の修理につきましては、繁忙期につきお受けできませんので、施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方をご利用ください。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設などの簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
電気容量を増やす分電盤改修やエアコン専用コンセント増設のみの電気工事は、繁忙期はお引き受けできません。
漏電調査・修理など緊急性のあるものについては、初めてのお客様は対応できません。
過去にアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様のみ対応させていただきますので、ご了承ください。

・CATVのお申込みと工事について
CATVの工事につきましては、アベ冷熱技研で契約お申込みをいただいたお客様のみ対応させていただきます。
現在、愛媛CATVの工事は、お申込みいただいてから宅内工事ができるまでに1~2ヶ月程度を要していますので、工事日程的には余裕がありますから大丈夫です。
※愛媛CATVへ直接申し込みされて、「アベ冷熱技研工事指定」をされた場合は、お引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
ぜひ、アベ冷熱技研でお申込みくださいませ。

・工事にお伺いする際の新型コロナ感染対策について
阿部は、体調万全でお伺いさせていただきます。
対面でお話する際はマスクを付けさせていただきますが、作業中は熱中症対策のため、室内でもマスクを外して作業を行わさせていただきます。
作業中は窓を全開にしていただいて、できるだけ阿部から離れてください。
阿部は日々、たくさんのお客様と接していますので、お互いの感染を防ぐためにも何卒ご了承ください。

毎年の事ですが、たくさんのご依頼をいただきまして心より感謝申し上げます。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

2024年5月10日金曜日

24年目に故障したサンヨーエアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

いつもお世話になっているお客様から、ご実家のエアコンの取替えをご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2523-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は懐かしい三洋電機で1999年製。
昨年まで動いていたそうですが、ランプが点滅して動きません。

1階なので室外機は地上置きかと思いきや、配管が駐車場の屋根の上へ立ち上がっています...

以前、駐車場で犬を飼われていたそうで、熱風が当たるのがかわいそうと言うことで、ここに設置されたそうです。
24年も経過しているので、配管もボロボロですね。

では、撤去作業から始めます。
室外機を外して、ロープで降ろそうと縛って降ろし始めたんですけど、なんかボロボロと崩れだして危ないので放り投げました...ゴメンナサイ

ひっくり返すと、底が腐食して抜けてしまっていました。

室内機も撤去完了。

新しい室内機の背面板を取付けます。
この壁、表面は薄いモルタルで内側は土壁なんですけど、エアコンを付ける想定か、下地があってしっかりとビスが効きます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。
もう犬は居ないので、室外機は地上置きをご希望です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
駐車場を少しでも広く使える様に、室外機は隅の方へ設置しました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「昔はエアコンなんかほとんど使わない部屋やったんですけど、ここ数年の夏はエアコンなしではおれんけんねぇ。これでこの夏は安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、おみやげまでいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。