2023年3月1日水曜日

新築住宅で建物引き渡し前に4台のエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、昨日、本日の二日間、エアコン新設工事にお伺いしていました。

エアコン機器はお客様支給品です。
3台は新品。1台は今お住まいのところからの移設になります。

一昨日の間に、移設分のエアコンの取外しにお伺いしていました。
実は月曜日に腰を痛めまして、かなり辛い状況で室外機がこの位置...
もうやるしかないので気合いで外しました。

新しいお家へは、昨日から工事に入りました。
まだ完成はしていなくて、お引渡しもまだです。
基本、引き渡し前の工事はお受けしていないんですけど、建築屋さんが「養生があるうちにやってもらう方がいいです」との事で、お伺いさせていただきました。
とは言っても、養生は今日外してしまうとの事で、昨日中に室内機4台を済ませないといけないとか、かなりタイトな行程です...
こういう事があるので、引き渡し前は嫌なんです...

もう必死でやるしかありません。腰が痛いんですけど...
昨日は朝早くから現場へ入らせていただいて、スタート。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。
柱や筋交いの位置は図面をいただいて確認の上、取付位置の打ち合わせ済です。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらの室外機は屋根置き。
取り急ぎ時間がないので、配管と架台を据えて他の部屋へ。

こちらもパパっと穴開けして、、、

室内機を掛けて、配管類を接続。

こちらも屋根置きです。
さくさく書いてますけど、もの凄い時間が掛かっています。

また次のお部屋へ。

室内機を掛けて、配管接続。

こちらは室内機2階、室外機地上置きです。
ハシゴの角度は緩やかに見えますが...

登ってみる結構厳しい角度で、ダクトのビスを打つたびにハシゴが浮いてアブラ汗が出ます...
たぶん、腰の痛み止め薬を飲んでいるので、バランス感覚も悪かったんだと思います。

なんとか配管降ろしたところで、夕焼け小焼けになりました...

ここまでで3台しか設置できていません。
建築屋さんに「明日の午前中には残りのリビング取付けますから」と、明日から入る美装屋さんには2階から取り掛かっていただく様にお願いしました。
ホント、気忙しくて大変です。
建築屋さんは凄くいい感じの方なんで、迷惑掛けたくない思いもあります。

という訳で二日目の本日。
今朝は昨日よりも早めに現場へ入って作業開始。

取付ける場所はこちら。

外壁までには隣の部屋を経由しています。

こんな感じで、壁の中に配管を通すためのパイプが仕込まれています。

2mほど通さないといけません。

しかもこの穴、天井面から360mmしかありません...
室内機の高さが300mmあるので、天井との間は60mm。
左配管接続、2分4分、ソフトドレン、涙が出そうです...

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室内機がほとんど持ち上がらないので、接続作業はかなりタイトです。
霧ヶ峰は下部が取り外せるので、なんとか接続できました。
将来取替えの際は苦労しそうですねぇ...

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
お客様のご希望で、ホワイト色を採用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

室内は美装屋さんがフル稼働しているので、続いて昨日残していた各部屋の室外機を接続していきます。

こんな感じで完成。
今度は水道屋さんが来て、エコキュートの取付けを始めました。
先にやっておいて良かった... ホント気忙しいです...

残るは屋根置きの2台。
窓から室外機を出せないので、ハシゴで上げるしかありません。

腰は治っていませんが、今日は暖かいので痛みは和らいでいます。
痛いですけど。

室外機を据えて、しっかりと真空引きを行います。

こんな感じで完成。

昼食に行きたいんですけど今度は電気屋さんまで来て、一番奥に車を停めていた阿部は昼休憩に出られなくなって、延々と作業を行うしかない状態に...

こんな感じで完成です。
今日、夕方から雨予報だったので、晴れているうちに完工できて良かったです。

屋根置架台はこんな風に作っています。
市販の屋根置台では、ハゼ部分に乗せる様になってしまうので不安定になるため、防振ゴムを敷いたC形チャンネルを縦に置いて、屋根置台を留めました。
今のところ、これが一番安定しています。

後はいつもの様に、

試運転を行い、

異常がないことを確認して、

すべての取付工事が完了です。
まだ建物の引き渡しが終わっていませんので、お客様の感想はお聞きできません(^_^;)
二日間で完了できるかかなり不安だったんですけど、なんとか腰の方も言うことを聞いてくれて、夕方には完了できました。
これで新しいお家で快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年2月23日木曜日

ドアホン取替えがワイヤレス周辺機器の周波数が変わって総取替え

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ドアホンの取替工事にお伺いしてきました。

ドアホンの取替えなんか1時間も掛からないでしょと思うかも知れませんが、丸一日掛かりました...

パナソニック製 家中どこでもドアホン+ワイヤレスカメラをお買い上げいただきました。

既存機もパナソニック製です。
「終了」ボタンが押しても反応しなくなって、ずっと点きっぱなしの状態になると言うことで、取替えのご相談をいただいたのですが...

ワイヤレスモニター子機が数台ある上に、1階駐車場にもワイヤレスセンサーカメラが繋がっています。
不具合のある親機だけ取替えようかと思ったら、現行品では、このワイヤレス機器の周波数が変わってしまい互換性がないことが判明しまして、総取替えしないといけなくなりました...
いやぁ、結構な金額になりますね。
でも取替えないと使えないですから、ご依頼いただきました。

ついでに、駐車場のカメラをもう1台増やして欲しいとのことで、増設分の電源工事も追加となりました。

では作業に掛かります。
既存の親機を撤去。

1階玄関の玄関子機も取替えです。

この弱電ケーブル、被覆が硬化してボロボロになるのでアベ冷熱技研では使いません。
こういうのは誤動作の原因にもなりますから。

ケーブルの抜き替えはできないので、絶縁テープで保護して利用します。

新しい玄関子機が付きました。

2階の内玄関にも玄関子機があるので、こちらも取替え。

新しいモニター親機を取付けて、動作確認。
通常のドアホンならここで終了ですが、ここからが大変です。

ワイヤレス子機が3台、ワイヤレスカメラが2台。
親機の近くでペアリング設定をしておきます。
ワイヤレス子機はこれで使えますが、カメラは取付けないといけません。

既存のカメラがあった場所には100V電源があるので、それに接続して1台目完了。

増設する側のカメラは、近くに電源のないところに設置するため、既存のカメラ電源から分岐してケーブルを通します。

どうせ電源を引っ張るならと、コンセントの増設も追加でご依頼いただいて取付け。

増設側のカメラも取付けて、取付作業は完了です。
取付作業は完了です。
取付作業は...

これ、カメラに人感センサーが付いていまして、センサーで感知するとチャイムが鳴ってモニターに映ります。
いいやん!って思うでしょうが、表の通りの人の行き来でも反応するので、センサーの検知範囲を探るのが大変です。
カメラとセンサーが同じ筐体にセットされているため、センサーで感知しない様に奥へ向けるとカメラの映したい範囲から外れてしまうとか、なかなか角度を決めるにも大変な作業でした。

とりあえず上手く行く様になってお引渡しをさせていただきましたが、夜になってお客様から「人が居ないのに延々とカメラが交互に反応して、誤動作しよるみたい」とご連絡がありまして、親機の設定画面のところで、センサー感度を落としていただくことで落ち着きました。
う~ん...センサーも良し悪しですねぇ...

お客様にはお土産までいただきまして、「カメラの画質が良くなったんで、見やすくてええわぃ。また何かあったら頼むけん、お願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年2月22日水曜日

EV用壁面取付タイプ充電ボックス(パナソニックELSEEV)新設電気工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、電気自動車用の充電ボックスとセンサー付き照明器具の取付工事にお伺いしてきました。

EVコンセントの取付け位置はかなり悩みましたが、エコキュートがあったり、水栓があったりで、この位置しかありません。
ついでに、センサー付き照明器具の取付けも行います。

分電盤にはギリギリ1つだけ予備スペースがあるので、ここにブレーカーを増設します。

天井裏作業は、ユニットバスの点検口から。

天井裏は十分なスペースがあるので、奥まで入って行けます。

EV用のケーブルと、照明用のケーブルを通します。

照明はスイッチが必要なので、既存のスイッチ回路を組み替えて利用します。

1連3個用だったスイッチを。

2連の3+1に増設しました。
よく使う内玄関のスイッチを大きなハンドルにして、使い勝手も向上しました。

さて、今回設置するEVボックスは、ケーブルも収納できるパナソニック製の充電ボックスです。
これ初めて触ったんですけど、パナソニック製とは思えないほど施工性が悪くてがっかりです...

ボックスを取付けて、ケーブルを入れていきます。
ケーブル隠蔽したいところですが、この壁の中、ケーブルが通らないんですよねぇ...

分電盤の方にもケーブルが通りました。

分電盤は河村電器産業製なので、分岐ブレーカーも取り寄せました。
30A、感度電流15mAの漏電遮断器です。

ボックス内にコンセント類を組み直して通電。

電圧を測定して、異常がないことを確認してEVコンセント完了です。

あとはセンサー付き照明の設定を行って、お引渡しです。
「きれいに取付けていただいて、ありがとうございます。これで新しい車を迎えれます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年2月21日火曜日

2階室内機~1階室外機地上置きスリムダクト仕上げのエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

ダイキン製スタンダードタイプ お客様支給品です。

取付けるお部屋は2階。室外機は地上置きです。
まずは背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部作業はハシゴで。
今日は気温が低い上に風がずっと吹いていて、寒いです...

配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策をしておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
途中、雨がパラパラしていましたが、なんとかやり切りました。
これでこのお部屋も、快適にご使用いただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。