2022年4月27日水曜日

夏が来る前に三菱霧ヶ峰AXVタイプへ一気に3台取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、一日半掛けてエアコン×3台の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MS-AXV2522-W×1台、MSZ-AXV2222-W×2台 ムーブアイ霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

まず1台目は1階和室で、既存機は三菱霧ヶ峰。

室外機周りはこんな感じでした。

こちらは南側で、年中直射日光が当たる場所のため、スリムダクトが変色・変形してしまっています。

上部の横引き部分は、変形してカバーが外れかかっています。

いい機会なので、こちらはスリムダクトも全部取替えます。
まずは全撤去。

新しい室内機の背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、新しいスリムダクト内へ収めます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

2台目は、松下電器産業製。

こちらは2階の部屋で、室外機は1階地上置き。

手前の方はブロック塀との間が狭いため、奥の方へ延長しています。

奥まで入ると、こんな感じで少し広くなっています。

という訳で、ハシゴ作業はお隣の敷地にハシゴを立てさせていただいての作業です。
お隣様へは、お客様からお声掛けいただいて許可をいただいています。

既存機を撤去して、新しい室内機の背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらは東側で午前中しか日射がないため、ダクトがあまり傷んでいないので流用しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
少し広いとは言え、出窓もあるしでかなり作業的に窮屈で時間が掛かります。

室外機はブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策を行いました。

作業が完了すると試運転を行い、2台目が完了。
ここで一日目が終了です。
どうしても一人なのと、狭いスペースでの作業があったので時間が掛かります。

そして本日午後から、3台目。
こちらはダイキン製。

2階ですが、室外機はベランダ置きです。

既存機を撤去。

これがですね、穴の位置が少し高いのです。
一般的な室内機の高さが300mmですから、通常この状態では設置不可能です。
下見にお伺いした時に、BXVタイプ(高さ250mm)にしようかと悩みましたが、そこは三菱霧ヶ峰ですから。
阿部の経験上、AXVタイプでいけると判断しました。

まずは背面板を設置。

背面板の引っ掛け部分と天面の間は、最低30mmあればなんとか室内機を掛けることができます。

そうすると下面の位置が配管穴より下がってしまいますね。
今回は20mmも下がってしまいます...

他のメーカーの場合、この時点で穴の開け直しという事になってしまいますが、大丈夫ですよ。
室内機を掛けてみます。

横からドレンホースの状態を見ると、こんな感じです。
微妙な勾配しか取れませんが、穴の中で勾配が取れているので、排水が滞留したり逆流することはありません。
三菱霧ヶ峰の施工性のいいところのひとつです(^^)

こちら南側で日射がありますが、テラス屋根のおかげで、ダクトがほとんど傷んでいないため流用しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ドレン排水は、ベランダの排水口のところまで、塩ビ管を使って導きました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。
これで快適な夏を迎えられる様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年4月22日金曜日

賃貸マンションの電気設備改修工事

昨日に引き続き、賃貸マンションの一室で、電気設備改修工事にお伺いしてきました。

今回は以前リフォームされているお部屋なので、一部改修となります。

まずは、いつもの通信関係のところの手直し。

このマンション、なぜか電話の配管が天井面に付いているため、光ケーブルやLANケーブルが化粧モールで露出配線されています。

いつもはこんな感じに仕上げてきましたが、今回は施工方法を変えてみようと言う話になり...

天井面を大きく開口して、点検口を設置。

大工さんに棚を作ってもらったところを開口して、ケーブル類を移動。

コンセントも取付けて、ONUやルーターが置ける様にしてみました。
う~ん。見た目はキレイですけど、やりがいは無くなったなぁって感じです(^_^;)

いつもは配線器具を全部取替えるのですが、以前のリフォームの際に、スイッチだけアドバンスシリーズに変えられていました。

コンセント類は一世代前のフルカラータイプのまま、プレートがホワイトに変えられているという残念な感じでした。
あ、言っておきますけど、このお部屋の前回リフォームの際は、阿部は関わっていません。

テレビユニットも直付けタイプのままでしたので、、、

コネクタタイプに交換して、シールド性を上げます。

こんな感じで完成。

テレビユニットを触りましたから、受信レベルに異常がないか確認をしておきます。

しかし、このマンションを最初に施工された電気工事屋さんは、今も電気工事屋さんやってるんですかね?
こういうのを見ると、気持ち悪くて仕方がありません。
これ、差し込み不足じゃなくて、被覆のムギ過ぎです。
芯線が露出していると、漏電する確率が高くなります。
電気工事士の資格試験では、一発で失格ですね。

古いコンセント類はすべて交換します。

コスモシリーズのラウンドタイププレートで統一しました。

最後に分電盤の取替えです。
1989年製ですから、今回の様な改修工事の際に取替えておくのがベストです。

古いブレーカーは、ケーブルを差し込んでビスで押さえる方法で接続されているため、経年でビスが緩んで、発熱する事があるため危険です。

既存盤を撤去しました。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
先ほどのケーブルの端末は、R型端子を圧着して取付けてブレーカーへ接続。
規定トルクで締め付けておけば、緩むことはありません。

分岐ブレーカーの配線も、整然と接続。

あとは電圧確認後、行き先表示をして作業完了です。

扉が付いているので、空間がオシャレな感じに仕上がりますね。

以上で完了です。
今回はあまり面白くなかったですね(^_^;)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年4月21日木曜日

賃貸マンションの改修工事でエアコン2台取替工事

いつもこのBlogに登場する賃貸マンションで、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 スタンダードタイプ霧ヶ峰 ×2台 オーナー様支給品です。

今回は2部屋の改修工事で、各部屋1台づつ取替えです。
まず最初の部屋は、既存機が日立製でした。
まだ使えるので、取外し後に分解洗浄して保管しておきます。

ベランダ周りはこんな感じでした。
配管がテープ巻きでしたので、屋内外共に配管化粧カバー仕上げにします。

取外しは先週行っていました。
では取付けに掛かります。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
今日は雨の予報で、昼前から雨が降り出しました...

ベランダ周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、1部屋目が完了。

午後から2部屋目に掛かります。
こちらはダイキン製。
こちらも使えるので、取外して分解洗浄後に保管します。

室外機周りはこんな感じでした。

こちらも先週取外していましたが、クロスがこんな事になっていたので、、、

外したついでに、クロスも貼り替えていただきました。

では、取付けに掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらも、外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
他の作業もゴゾゴゾやりながらでしたので、2台取付けるのに丸一日掛かりました。
明日も朝からこちらの現場で、今度は電気設備の改修工事を行います。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。