三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。
今回設置をご希望のお部屋は、かなり前に増築された昔ながらの和室です。
左側は床の間、右側は駐車場なので、この位置しか取付けができません。
では工事に掛かります。
梅雨時期ですから雨が普通なんですけど、やっぱり憂鬱なものです。
配管作業時に水分が配管内に入らない様、シートをしっかりと張ります。
ホント、雨の日はこの作業が余計に時間が掛かりますね。
カッパを脱いで、室内作業に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
壁はモルタル壁なので、スライド金具で補強。
配管穴を慎重に開けていきます。
配管穴には貫通スリーブを挿入。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
配管穴には貫通スリーブを挿入。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
あれ?エアコンの電源はどうするの?って思いますよね。
あれ?エアコンの電源はどうするの?って思いますよね。
こちらのお宅、増築とリフォームを繰り返されていて、内玄関にある分電盤から建物反対側の和室までの配線経路がまったく取れません...
まったく取れないと書きましたけど、リフォームでキレイにクロス貼りされたリビングを露出配線するか、キレイに外壁リフォームされた玄関に穴を開けて、外壁を露出配線すれば専用回路でいけます。
誰でもそんなこと嫌に決まってますよね(^_^;)
この分電盤、お家の規模の割に回路数が異様に多いのは、リフォームをされる都度、回路数が増えていったためです。
という事は、この和室も専用になっている可能性が。
和室にはコンセントが一箇所しかありません。
このコンセント回路を調べてみるために、ひとつづつブレーカーを切って、どの回路が切れるか確認していきます。
このコンセント回路を調べてみるために、ひとつづつブレーカーを切って、どの回路が切れるか確認していきます。
ありました。
和室のコンセントと照明が一つのブレーカーに繋がっています。
他の部屋のコンセントを調べてみましたが、和室と繋がっているコンセントはありません。
という事は、和室コンセントと照明の専用回路となります。
分岐ブレーカーの容量は20Aです。
今回設置したエアコンの最大運転電流は15A。
標準的な運転であれば5A~8Aしか流れないので、この部屋のコンセントから分岐しても支障はありません。
(注:既存のコンセントで大きな容量の電気製品を使用しないことが大前提です)
という事で、エアコンの設置場所と反対側にあるコンセントまで、ケーブルを延長していきます。
長押の中を通して、こんな感じで立ち下げて。
少し見た目が悪いですが、ボックスを付けて内部でジョイント。
コンセントは新しいものに取替えました。
延長コードのプラグが転がっていますが、横に小さな液晶テレビが置いてあります。
畳の下に延長コードを敷くのは危険ですので止めてください(^_^;)
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「あらぁ、キレイにできましたね。他の部屋のエアコンも阿部さんにお願いしたら良かった。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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