2019年12月16日月曜日

そろそろ故障しそうな日立エコキュートを三菱エコキュートへ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エコキュートの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-S374UA フルオートダブル追いだき 370Lタイプをお買い上げいただきました。


既存機は、日立製エコキュートです。

既存機は460Lタイプでしたが、普段はお二人で週末には人数が増えるので、取替機を460Lにするか370Lにするかでかなり悩まれていましたが、最終的に370Lで決定しました。

既存機はまだ運転しているんですけど、修理履歴があるのと、微妙な水漏れがあるため、「そろそろ壊れる前に取替えておきたいんです。」との事で、ご依頼いただきました。

お客様はこの配管の取り回しと、脚部カバーが付いていない事にかなりご不満でした。
この辺りは整理しないといけませんね。

「ところで阿部さん、エコキュート買うとポイントが付くって四国電力に聞いたんですけど、知ってます?」とお客様。
すみません、全然勉強できてなくて知りません...
お客様も内容はよくご存知ないとの事で、調べてみました。

いやぁ...全然知りませんでした(^_^;)
仕入先2社もまったく理解していない状態で、急いで調べました。

この「次世代住宅ポイント」、国土交通省が行っています。
ハッキリ言って、この制度解りにくいです...

まぁ下記のURLから覗いて見てください↓
「次世代住宅ポイント」:国土交通省→ https://www.jisedai-points.jp/

じっくり読むと、エコキュートもポイントに入っています。
IHクッキングヒーターやレンジフードもそうですね。
結構なポイントが付きますよ。バラ撒きですかね?(^_^;)
今回の様な取替えも対象になるので、いいタイミングでしたね。

正式にご注文いただきましたので、まずは四国電力へ取替えの申請を行います。
申請が受理されると、工事に掛かります。

まずは既存機を撤去していきます。


撤去完了。

浴槽循環用ホースは抜き替えができないので、このまま流用します。

型紙を置いて、位置決めをします。


タンクユニットを留めるためのアンカーを打ち込みます。


タンクユニットを設置。


アンカーでしっかりと留めます。


排水管を設置。
既存の排水管の位置が微妙なため、ルートが複雑です...


ヒートポンプユニットを据え付けて、配管を接続していきます。

配管接続後、タンクを満水にするため注水していきます。

浴室へ移って、浴槽アダプタを取替えます。

見た目は同じなんですけど、純正品に取替えます。

浴槽のエプロンを外して、既存のアダプタを取外します。

この浴槽、下にドレンパンが付いているタイプなので、既存のホースが取替えできない訳です。

新しいアダプタに交換。


はぃ。見た目同じですけど、結構手間が掛かっています(^_^;)


浴室リモコンを取替えます。
周囲は防カビコーキングでシールしておきます。


タンクが満水になったら水漏れがない事を確認して、しっかりと保温材を巻き付けます。


台所リモコンも取替えて、電源投入。

初期設定を行って、沸き上げ開始。

湯張りの試運転を行います。


勢いよく給湯が始まって、異常がないことを確認して工事完了。

最後に取扱説明を行って、お引渡しです。

朝8時半スタートで、5時半まで掛かりました...

「わぁ、カバーも付いてキレイに仕上がりましたね。排水もちゃんとしてもらって。前は排水が漏れててコケが生えとったけんねぇ。いやぁ、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2019年12月14日土曜日

2019年 年内工事の受付を終了いたしました<(_ _)>

誠に勝手ながら、年内のエアコン工事・分解洗浄などすべての工事の受付を終了させていただきます。



当社販売品・当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきますので、ご連絡いただければと思います。
修理対応は阿部一人で行っていますので、ご希望に添えない場合もございますが、何卒ご容赦ください。

12月21日までたくさんのご依頼をいただきまして、予定が埋まってしまいました。
最終週は空けています。毎年のことながら年末のご挨拶で、カレンダーをお届けさせていただくためと、年末は急な修理依頼が多くありますので、大切なお客様が寒くて辛い思いをされない様に空けて置きたいとの思いがあります。

たくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。

今のところ年明けは1月は比較的空いていますが、現在お見積させていただいている案件や、お引越し予定の方々からのお声掛けをいただいているので、じわじわと埋まって来そうな予感です。
ご依頼いただくご予定がある場合は、お早めにお声掛けください。

今年は暖冬の様相ですが、朝晩は冷え込みますので、みなさまも健康で良いお年を迎えられます様、ご自愛くださいませ。

では、年末まで頑張ります!(^^)/

1995年製霧ヶ峰を2019年製GVタイプ霧ヶ峰へ3台一斉エアコン取替工事

いつもお世話になっているFB友さんからのご依頼で、ご実家のエアコン×3台の取替えと、照明器具の取替えをご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2219-W ×3台・パナソニック LGB57602K ×1台をお買い上げいただきました。


既存のエアコンも霧ヶ峰。1995年製ですから24年目です。

まだ使えるんですけど、吹出口のフラップが動かないとか、不便なところが出てきたため取替えされます。

3台とも2階に設置されていて、1台はベランダ置き。


残り2台は室外機地上置きです。

配管経路が微妙ですが、こちらは問題なくできそうです。

こちらはちょっと大変...

1階の窓上に庇があるため、敷地内ではまともにハシゴが立ちません。

お隣にお声掛けいただいて、ハシゴを立てさせていただきました。

でも、ハシゴより脚立の方が...(^_^;)

安全作業で進めます...

お隣さんには「うちの屋根に乗ってもかまんけんな。安全が一番よ。」と。
お客様のご近所付き合いの賜物ですね(^^)

しかしですね、、、外壁塗装された際にダクトも塗装乗せられていて、ビスがなかなか外れなくて、取外しに時間が掛かります...

ダクトを取替えるのであれば、バンバン割って撤去するんですが、今回は既存ダクト流用。
割らない様に、丁寧に外していきます。

カバーを外すと、24年間「通気口」となっていた配管穴が...

パテ埋めしていない、貫通スリーブも無し。
蜘蛛の巣が物語っていますね...

撤去完了。


配管穴には貫通スリーブを挿入して、気密性確保、小動物侵入防止。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管穴には、隙間なくパテ埋め。


カバーのフチにコーキングをして、雨水の侵入を防止します。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

地面が土のため、ブロックを敷いて泥ハネ軽減をしています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


こちらも。


こちらも異常なし。

朝8時半スタートで、夕方5時まで掛かりました...(´;ω;`)

あと、リビングでお使いだった照明器具を。


パナソニック製のLEDシャンデリアに取替えさせていただきました。

「結構大変な作業やったんですね。遅くまですみません。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年12月12日木曜日

5年間寝室でお使いのエアコンを取外し完全分解洗浄

今年の春に、リビングのエアコンの洗浄をご依頼いただいたお客様から、「寝室もお願いしたいんですけど、まだ受付やってますか?」とご連絡いただき、今週ならなんとか時間が取れるのでお伺いしてきました。

ダイキン F22RTFXS-W(2014年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


今回のお部屋は寝室で、結構洗濯物を室内干ししてエアコンを運転されるとの事で、内部の汚れを気にされていました。

まぁ5年ですから、それなりに汚れてると言う感じですね(^_^;)
カビ臭はしっかり出ていました。

アベ冷熱技研のエアコン洗浄は、室内機を取外してお預かりします。
なので、配管のジョイントも外す訳ですが、、、

この部分はフレアと言って、配管を接続するためにラッパ状に加工した部分です。

これはフレアツールと言う工具を使って現地加工する訳ですが、ここがエアコン工事の一番のキモであり、職人の腕が見て取れる箇所でもあります。

いわゆる、ダメな例です。残念ですけど。
周りのフチはバリだらけで、表面は傷だらけです。
技能試験では大きな減点対象となりますね。
こういうところからガス漏れは起こるのです。

アベ冷熱技研では一度外したフレアは再利用せず、配管先端を切り飛ばして、再加工して接続しますので、ご安心下さい。

室内機を外しました。


貫通スリーブが入っていませんね。

こういうところから外気が侵入したり、小動物が出入りしたりします。

貫通スリーブを挿入しておきますね。


お預かりした室内機を持ち帰り、分解していきます。
カバーを外すと、ポロッと何か出てきました...(・_・;)

カナブンですね... かわそうに...
配管穴から侵入してきたんでしょうか?

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


電源コードの処理がなんともやりっ放し感が凄かったので、こんな感じに。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


お客様からGoogleクチコミにコメントいただきました(^^)


アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研