2019年11月20日水曜日

大手清掃会社で毎年エアコンクリーニングをしてたけど・・・

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-B40DX-W(2012年製) 自動掃除機能無しの標準タイプです。


お聞きすると、毎年エアコンクリーニングをされている様です。

大手清掃会社へ、いつも秋頃にクリーニングを依頼していたそうですが、翌年の梅雨時期になると既にカビ臭くなっていたそうで、毎年洗う繰り返しだったそうです。
そこでアベ冷熱技研の洗浄方法を見付けていただいたそうで、今回のご依頼となりました。

エアコン内部のカビについて少し書いておきますね。
カビが発生しにくいエアコンもありますが、最大の発生原因はお部屋の環境です。
湿度が高く、細かなホコリが多い環境にあると、カビが発生しやすくなります。
湿度の面で言うと、お部屋の中だけでなく、お家の周りの環境も大きく左右してきますね。
湿気の多い環境と言えば、近くに水路や池、田んぼなどがある場所です。
こういう場合は、、、仕方ありませんとしか言いようがありませんね(^_^;)
まぁ、「洗残し」は言語道断ですけどね(´ε` )

室内機をお預かりするために、フロンガスをポンプダウンして取外します。


貫通スリーブが入っていませんね。

こういう所から、湿気が侵入してくる訳です。
小動物の出入りもしやすいですね。

貫通スリーブを挿入しておきます。


取外した室内機を持ち帰って、分解していきます。
あぁ...小動物の形跡がアチラコチラに...


室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
お客様が、「右が下がっている様に思うんですけど」と気にされていたので、チェックしてみます。


確かに、1.5mm程度下がっていますね(^_^;)


水平器で見ると、少し傾いています。
逆勾配ですね...


一旦、取外して...


しっかりと水平を取って、取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


化粧テープがボロボロになっていたので...


手の届くところまで巻き直しておきました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「キレイにしてもらってありがとうございます。阿部さんはホームページで料金も明確に掲載されてて、とても分かりやすかったので、次はここにしようと思ってたんです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2019年11月19日火曜日

IT系企業様の作業室兼一部サーバー室へエアコン新設工事

いつもお世話になっているIT系企業様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4019S-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


企業様ですが、建物は一般的な戸建てです。
今回は広いリビングの様なお部屋を、作業場兼サーバー室として使うため、エアコンを設置します。

200Vの専用コンセントがこの位置なので、自ずとエアコンは赤い枠の位置へ。

現地下見にお伺いした際には、窓の前に大きな倉庫があって、地面は砂利でした。

「エアコンはいつでもいいです。阿部さんの時間が取れる時でかまいません。」との事でしたが、よくお聞きすると、近いうちに砂利の地面をコンクリート敷にするそうで、倉庫の位置も変えると言うお話で、それならそれらが終わってからにしましょうと言うことで、今月まで延期していました。

という訳で、昨日午後から取付けにお伺いして、あらぁ・・・

室外機を置く予定だった真ん前に、倉庫が...(^_^;)
お願いしていた排水管も、右の方へ寄せられています...
うわぁ、材料が足りない・・・

「あ、そうか。お伝えしてなかったですね。すみません。」とお客様。
仕方ありません。できるところまでやりましょう。

まずは慎重に位置決めをして、配管穴を開けていきます。

今回の外壁はタイル貼りのため、内側から開けると割れてしまうんです。
外側から慎重に開けていきます。

穴開けが終わると、気密性確保のため貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ...と言うか、ここまでしかダクト材料がないので、昨日はこれで引き上げていました。

ちょうど雨が降り出してどしゃ降りになりかけだったので、無理してやらないで正解でした。

で、本日。材料が揃って、たまたま午後からの予定が変更になったため、急遽お伺い。

ピシッと横引きします。

排水管、もう少し左に寄せていただいてたら簡単だったんですけどね(^_^;)

壁面にコンセントがあるため、少し左に寄せないといけないので、塩ビ管で細工します。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。

黒い配管は、太陽光発電のパネルのケーブルを通すそうです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「すみません、二度手間になってしまって。これでこの部屋も使えます。またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年11月18日月曜日

そろそろ子供が生まれるのでエアコン分解洗浄をしてお迎え

あ。タイトルはウチじゃありませんよ(^_^;)
初めてのお客様から、エアコン分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-A22SD-W(2011年製) 自動掃除機能無し標準タイプです。

ご主人さんがエアコンをお掃除されていた時、内部を見るとカビがあったので、これは自分では無理だと思われて、洗浄してもらえる業者さんを探していたところ、アベ冷熱技研を見付けていただき、「ここまでキレイにしてくれるなら」と言うことでご依頼いただいたそうです(*^^*)

とりあえず室内機を外してお預かりする訳ですが、室内機を外すと水がボタボタと大量に...
もう冷房シーズンは終わっているので、通常は乾燥しているのですが...

原因が解りました。

背面板が左に傾いていますね。

メジャーを当てると、左が2mm程度下がっています。


水平器を置いてみると、よく解りますね。

右側に配管穴があるので、左が下がっていると水は流れませんよね。
いわゆる逆勾配というもので、施工不良の一つでもあります。
これは、再取付けの際に手直しさせていただきますね。

今回ご依頼いただいた最大の要因は「カビ」です。

近いうちにお子様が生まれるので、やはり親としては気になるところですね。
アレルギーの原因となるカビを取り払うのが、今回のミッション。

しかしアレですね。
これって、プラズマクラスター搭載ですよね。

プラズマ発生器がここまでカビだらけって、シャープさんはこのクオリティでOKなんでしょうか?
効能として、

・浮遊しているカビの細胞膜のタンパク質を切断して分解除去
・機能搭載エアコンの場合、内部のカビを除菌

とか書いてありますけど...

さて、作業を進めます。
室内機は丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
まず手直しをするため、背面板を取外して最初からやり直しです。


背面板を水平に設置して、がっちりと留めます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、ピカピカになってる。これで気持ちよく使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研