2025年12月11日木曜日

事前調査はしたけど思った以上に難航したエアコン取付工事

十何年ぶりかにお会いした建築屋さんのご依頼で、リフォーム中のマンションのお部屋へエアコン新設工事にお伺いしてきました。
エアコン機器はお客様支給品です。

実は別の現場の現地調査にお伺いした際に、「もうひとつマンションの現場があるんですけど、年内にお願いできませんか?」とご依頼いただきまして、マンションなら穴もあるしベランダ置きならいいですよとお引き受けしたのが事の始まりでした...

配管穴は建築屋さんがコア抜きしてくれています。

「室外機も外に出しておきました」とご連絡いただいていましたが...

事前調査はしていましたけど、ここはベランダと言えるのか?

しかし、よくここに43kgの室外機を降ろせましたね。
リフォーム前にもここに室外機があった様です。
でも近くに排水口など無いんですけど、まさかこの高さからドレン水を垂れ流しにしていたんでしょうか?

向こうの方に雨水管が見えます。あれに繋ぐしかありませんね。

ずっと中腰で、ドレン管を留めるためのビス穴を開けていきます。

塩ビ管を使って、勾配を取りながら雨水管へ接続しました。
この後、配管ダクトを取付けたり、室外機を置く架台を取付けたりと、狭い上に部屋からの出入りがとてもやりにくくて、外周りの下準備をするだけで午前中の時間が終わりました。

午後から雨の予報なので、昼休憩もそこそこにエアコン取付けに掛かります。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はサッシの色に合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

架台に室外機を乗せて配管を接続。
電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ここでポツポツと雨が降り出しました。

ドレンはこんな感じで室外機下で接続しています。
ホント狭くて寝転がりながらの作業です。

室外機周りは、こんな感じで完成。
片付けが終わる頃には雨がしっかりと降り出しました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「お。いい感じに仕上がりましたね。」と建築屋さんは喜んでおられました。
阿部は変な体勢でずっと作業していたので、体のあちこちが痛くて大変でした...
次こういうのがあればお断りさせていただきますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年12月10日水曜日

新築住宅へ分解洗浄して綺麗になったエアコン取付工事

お家の建て替え前からいろいろとご相談いただいていたお客様宅が完成したので、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-EM5621E9S-W(2021年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。

取外して保管されていたエアコンを、先月お預かりして先に分解洗浄を行っていました。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

そして本日、取付けにお伺いです。
取付けるのは1階リビング。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

水平に背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はお客様のご希望で、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
外構工事はこれからなんですけど、室外機周辺のみ先に砂利を入れてくれていました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「キレイにしてもらって、ありがとうございました。また定期的にエアコン洗浄もお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2025年12月8日月曜日

20年目の東芝木かげからパナソニックエオリアへ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、リビングのエアコン取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック製。お客様支給品です。

既存機は東芝製。2005年に当社で設置させていただいて、20年目です。
まだ動いていますが、さすがに20年なので取替えをご希望です。

室外機はこちら。

11月初めの外壁塗装工事中に現地調査をさせていただいていて、ガスメーターをガス屋さんに移設してもらうので、取替えの際に左の室外機も右へ寄せてほしいとのご依頼もいただきました。

という訳で、ガスメーターはここに移動されていました

室外機を寄せると屋外コンセントが隠れてしまいますが、これは使わないので大丈夫との事です。

まずは既存機を撤去。

新しい背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存の配管化粧カバーは流用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビングの取替え完了です。

では、この室外機を寄せる作業に掛かります。

一旦、取外します。

既存配管が短いので延長しました。

再取付けして、しっかりと真空引きを行います。

こんな感じで寄せれました。

建物角からハミ出ていた室外機がきちっと収まって、気持ちがいいですね。

「きれいに収まって良かったです。阿部さんもちゃんと値上げして続けてくださいね。またお願いしないといけないんで。」と、ありがたいお言葉とお土産をたくさんいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。