2025年10月23日木曜日

【お知らせ】10月23日現在の工事混み具合とエアコン洗浄について

日々、たくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。

現在、エアコン工事や電気工事、エアコン洗浄などで、11月末までの予定がほぼ埋まりました。

年内のエアコン分解洗浄の受付に関しましては、ここで一旦締め切らせていただきます。
年明けは比較的空いていますので、エアコン洗浄のご予約は年明け1月分から承ります。
予定はどんどん埋まっていきますので、お早めのご予約をお願いします。

11月だめなら12月は?と思われると思いますが、12月は毎年恒例のカレンダーお届けというイベントで一週間は潰れます。
各組合の理事もやっている都合上、組合活動も目白押しです。
新築のエアコン工事のご予約もいただいているので、11月より12月の方がお手上げ状態です。

11月と12月でエアコン工事や電気工事などは、軽微な工事(エアコン×1台取替えなど)でしたら少し空けている時間(他のご予約が延期になった場合の予備日)がありますのでお伺いできると思いますが、エアコン複数台の取替えや電力申請が伴う電気工事などは、年内は難しいと思います。(内容によります)

毎年の事ですが、たくさんのご依頼をいただきまして心より感謝申し上げます。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

2025年10月21日火曜日

隠蔽配管と室外機天吊りのエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2225-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は日立製でした。

このエアコン、先月、「ずっと前に阿部さんに洗浄してもらったエアコンから水漏れがする」との事で点検にお伺いしていました。
お伺いして...いや、このエアコン洗浄してませんよ?この部屋初めて入りました...
まぁ来たついでに見ましょうか。

運転するとしばらくして水が垂れてくるそうです。
こちらのお宅、エアコンはすべて隠蔽配管になっていて、ドレンはすべて右側に接続されています。(もちろん他社施工品)

この施工方法はきちんと勾配が取れていないと、ホース内にヘドロが溜まって、長年すると水漏れが発生します。

左側へ接続し直して修理完了です。
エアコン洗浄していないので、室内機の内部が汚れています。
2007年製なので18年経過しているので、洗浄するメリットはまったくありません。
来年以降はスタンダードモデルのエアコンが無くなりますし、隠蔽配管なので故障する前に取替えをお奨めさせていただいたら、「涼しくなって阿部さんが手が空いたら新しいのに取替えてくださいや。」ということで、ご依頼をいただきました。

そして本日午後から、工事にお伺いです。
前にもこのBlogに書きましたが、ベランダが狭いので、室外機は特殊な取付け方法で天吊りにされています...

下段の室外機は以前取替えさせていただきました。
今回は上段の方です。
これ厄介だから嫌だなぁと前々から思っていたやつです。
3階ベランダ。左は道路です...
室外機は軽めですが26kg。
下に室外機があるので、架台の真下で担ごうとしても作業はできません。
一人では大変ですけど、やるしかありません。

まずは4本のボルト・ナットを外す訳ですが、1本だけ腐食が激しくてどうにも取れません...

架台ごとバラして外しました。
外しましたって一行で書きましたけど、持ち上げると片足が引っ掛かってどうにも動かなくなったり、下に体が入らないのでベランダから乗り出しながら動かしたりで、脚立の上で一人もがいて何とか降ろしました...

降ろしてからボルトを回してみましたが、無理でした。
架台は流用するので、ボルト・ナットは取替えます。

新しい室外機は20kgも無いのでサクッと。
配管の化粧テープを巻き直して、室外機に接続しておきます。

室内側に掛かります。
既存機を撤去。

位置決めをして、背面板を設置。
配管が短いのでユニオン継手で延長します。(室内で裸火を使う溶接作業は行いません)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「全部一人でやってしもて凄いなぁ。ありがとう。また頼むよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年10月20日月曜日

猫ちゃん専用の部屋へエアコン新設工事

たくさんの猫を飼っているFB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2225-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回設置するのは2階のお部屋。
専用コンセントはありますが、エアコンは未設置です。
この夏、かなり暑くて大変な思いをされた様で、取付けをご希望です。

ベランダがあるので、室外機はここに置きます。

3年前にも他のお部屋に新設させていただきましたが、この外壁がクセモノです。
石の様に硬いコンクリート材で、この凹凸と不規則な並び...
穴を開けるのも、スリムダクトを取付けるのも一苦労です。

では作業に掛かります。
中古で購入されたお家なので、築何年かは不明。
20年以上は経過しているので、アスベスト含有については「みなし」として飛散防止対策を行って配管穴を開けていきます。

かなり時間が掛かりましたが無事貫通。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

このベランダかなり囲まれているので、吹出ガイドを取付けて上向きに吹き出す様にしました。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「ありがとうございます。これでこの部屋も涼しくなります。」と、大変お喜びいただきました。
猫ちゃんたちも元気に走れ回れますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年10月18日土曜日

改築した子供部屋へエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2225-W スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

2階の広かった子供部屋を仕切って部屋を1つ増やされたそうで、この部屋へエアコンを付けて欲しいとのご希望です。

専用コンセントが無いですねと思ったら、火打ち梁の裏に隠されていました。

では作業に掛かります。
まずは配管穴を開けていきます。
2009年新築なので、アスベスト対策の必要はありません。

配管穴には機密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

穴が開いたところで一旦外の作業へ。
ハシゴを使って、配管化粧カバーを外壁面へ取付けていきます。

室内側へ戻って室内機を取付けていきます。
位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

白壁なので、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。
午後から雨の予報でしたが、まったくそんな気配もなく。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「おお。キレイに付きましたね。ありがとうございました。また阿部さんが時間ができたら、他の部屋のエアコン洗浄もお願いしますね。」と、追加のご依頼もいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年10月17日金曜日

20年ご使用のエアコン取替工事(隠蔽配管流用)

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はパナソニック製。お客様支給品です。

既存機は松下電器産業製。現在のパナソニックです。

室外機はこちら。

配管は隠蔽配管です。
2005年製なので20年。
まだ動いていますが、故障する前に取替えをご希望です。
隠蔽配管は機器が故障してからの取替えは厄介ですから、動いている内に取替えるのが工事費用も抑えられて得策です。

しっかり冷房運転を行ってから、ポンプダウンして室外機を撤去。

室内機を取外していきます。

いやぁ...もの凄い黒カビです...
フェルトテープも巻いていないので結露していたんですね。

撤去しました。

新築時に配管を取り出す位置を間違えたのか、大きく開口されてしまっていました。
ここまで開口されると気密性もなにもありませんね。
ここから湿気が上がってきて、室内機裏で結露してカビが生えたんですね。

開口部をできるだけ狭くするために、石膏ボードの裏へベニヤ板を添えました。
これだけでは結露対策にはなりません。

位置決めをして、新しい室内機の背面板を設置。
穴の位置が悪いのと配管が短いので、背面板は一部カットしています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ベニヤ板で塞ぎきれなかったところにパテを詰めて、気密性を確保しました。

室外機側へ移ります。
配管は溶接延長しなくても何とか届きそうなので、フレアナットを取替えて、新しい化粧テープで仕上げます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。


「隠蔽配管なので、きちんと取付けができる業者さんを探してました。希望通りにきれいに取付けていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。