電力の引込みが入った新築倉庫へ、夕方から最終点検とお引渡しにお伺いしてきました。

以前、農業用倉庫の電気工事をさせていただいたお客様から、「阿部さん、またちょっとした倉庫を建てたんで、電気工事をお願いしたいんですけど、お忙しそうなんで何ヶ月先でもかまいません。阿部さんにしか頼む気ないんで。」と、ありがたいお言葉をいただいていました。
お声掛けいただいて現地調査にお伺いしたのは、9月始め。
いやいや、ちょっとした倉庫じゃないじゃないですか...

前回工事させていただいた倉庫の2倍以上ありますけど(^_^;)
お聞きすると、とりあえず大型農機具の倉庫として使うだけなので、照明とコンセントがあればというお話でした。
さすがに予定がビッシリなので、「いつできるか判りませんよ。」と念押しさせていただいてお引き受けさせていただきました。
まずは、電気図面を作成して、四国電力へ電力申請を行います。

問題なく受理されて、工事ができる状態になっていましたが、しばらく予定が空きそうもないので、しばらくお待ちいただいていました。
着工できたのは今月始めに入ってからです。
まずは照明器具から。

足場などはありませんから、一台一台ハシゴを使っての取付けです。
取付けだけでなく、その器具まですべてケーブルを引いて行かなければなりません。
6台取付けるのに半日。脚がガクガクです...

屋外照明は、夜間に作業できる様に明るめの投光器タイプにしました。


ランプはLED。外壁に合わせてブラック色をチョイスしました。


防犯のために、通路へセンサー付きスポットライトも設置。


出入口にも、センサー付きブラケット照明を。


分電盤の位置にコンパネを貼って、各所へケーブルを引き回していきます。


まぁこれが地味な作業で、かなり体力を奪われます。
コンセントは4箇所。
すべて送りではなく、専用回路にしています。

照明のスイッチは、すべて出入口のところへまとめました。


各所からのケーブルが、分電盤のところにまとまりました。


新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続。
漏電箇所がないか、絶縁抵抗計で点検を行います。


竣工報告を上げると、四国電力からスマートメーターが送られてきます。
アベ冷熱技研は計器請負工事認定店なので、スマートメーターの取付けも行います。


メーターボックス、ケーブル配管類もすべてブラック色で統一させていただきました。
左側に見えるゴチャゴチャした設備は、太陽光発電の業者さんの作品なので気にしないでください。

ここまでで、引込業者さんが電柱から引込みを入れてくれるまで、数日待ちます。
そして本日、引込みが入ったので夕方から最終チェックにお伺いしてきました。

ブレーカーを入れて、電気を送ります。


各コンセントで電圧に異常がないかチェック。


外部照明とスイッチが連動しているか、センサーはきちんと反応しているか確認。


屋内照明もきちんと点灯することを確認して、お引渡しです。


照明が点灯すると爽快ですね。
「今回はお忙しいところ早めにやってもらってありがとうございました。来年になるかもって覚悟してたんですけど、ホント助かりました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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