2022年8月9日火曜日

熱中症警戒アラート発動の炎天下でエアコン室外機陸屋根設置工事

初めてのお客様のご依頼で、リフォームに伴うエアコン新設工事にお伺いしてきました。

エアコンはダイキン製で、お客様支給品です。

今日は、数日前からの天気予報で、かなりの高温になる予報が出ていましたので、1.5Lの水筒にスポーツドリンク満杯で挑みました。

今回取付けるのは2台。
2台とも、リフォームされた2階のお部屋へ取付けです。
室外機は、2階上の陸屋根へ置いてほしいというご依頼です。
ええ。できるんです。できるんですけど、真夏の陸屋根作業は過酷なのです...

では作業に掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

いつもより長いハシゴを使って、配管を屋上へ延ばしていきます。

外壁が黒い板貼りなので、ブラックのスリムダクトをチョイス。

もうこの時点で一本目の水筒が空になるほどズルズル状態ですが、24kgある室外機を屋上までなんとかなんとか・・・

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
もう下向いて作業していると、眼鏡に汗がボタボタ溜まって前が見えなくなる程です。
その辺に工具を置いてると、数十秒で素手で持てなくなるくらいチンチンに焼けてしまいます。

1台目完了。室外機周りはこんな感じで完成。

と言うか、作業が遅れ気味なので、ドレンの立ち下げは後回しにします。
とりあえずここで昼休憩。
もう少し進めてからにしようかと思いましたが、まったく体が言うことを効かなくなってきたので、倒れる前に胃袋に何かを入れます。
空になった水筒は、近くのコンビニで氷とアクエリを買って満タンに。

ガッツリ食ったので、作業再開。
2台目に掛かります。

慎重に配管穴を開けていきます。

同じく貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

もともと広いベランダだった所に新たにお部屋を作ったので、ベランダが狭小に。
さすがにこの狭いスペースに室外機を置いてしまうと、必ず効きが悪くなるので、これも屋上へ。

新しいお部屋の上は陸屋根ではなくトタンなので、陸屋根の方までグルっと配管を回しました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
なんでこんな中途半端な位置に置いているかと言うと、遠くから見ても室外機が見えない様にという配慮からです。
なので、室外機のプラロックも低いタイプにしています。
プラロックの下には、防振パットも敷いて震音対策もしています。

作業が完了すると試運転を行い、、、

異常がない事を確認してお引渡し・・・とは行かず...

試運転するところまでで、日が暮れて力尽きました...

ここまでが昨日の作業です。
ホントは一日で完工予定だったんですけど、1台目のドレン立ち下げが残ってしまいました。

という訳で今朝、ドレンの立ち下げだけのために再訪。
同じくブラック色の塩ビ管を使って、地上まで立ち下げて工事完了です。

「暑い中、大変な作業でしたね。ありがとうございました。またお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

ホント、真夏に一人でやる作業じゃありませんね。
途中、お客様にいただいた飲み物2本がなければ、確実に痙攣起こして失神していたと思います。
今日も生きて帰れて良かったです(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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