2021年8月30日月曜日

リビングのエアコンが効かない?のでもう一台追加でエアコン取付工事

2年半ほど前にエアコン取付工事をさせていただいたお客様から、リビングへ追加で1台エアコン取付工事にお伺いしてきました。

ダイキン製うるさらX、お客様支給品です。

取付ける場所は、リビングと向かい側のダイニングへ。
2年半前に取付けさせていただいた、リビングのエアコンの効きが悪いとの事で、対面側へもう一台設置するという事です。
リビングのエアコンは、後ほど点検してみることにします。

室外機が設置できる場所はここ。
いやぁ...狭いですねぇ...

室外機をキッチンスペースのドアから出すんですけど、うるさらなので図体がデカイ上にクソ重たくて頭にきます!
梱包に手を掛けて運ぶ訳ですが、自重で梱包が歪むほどの重さです。

何キロ???
いやぁ...梱包込みで60kgとか、マルチエアコンか業務用のパッケージエアコン並ですよ。
他メーカーは室外機を軽くコンパクトにする流れですが、ダイキンは時代を逆行してますね。
たぶん、開発能力がないんだと思いますよ。

すみません、嫌いなもので(u_u*)

では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

あ、そうそう、この加湿ホースも余計ですね。
今はこれを使って「換気もできます!」とか言ってますけど、こんな細い管で換気するとか、この広いリビングの空気を入れ替えるのに何時間掛かるんですか?って話です。
誇大広告に騙されてはいけませんね。

すみません、嫌いなもので(u_u*)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ホント、この余計なホースのせいで、施工性が悪くて...

狭いスペースで、西日をサンサンと浴びながら配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。

電源は100Vから200Vへ切り替えます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

さて、設置後2年半で効きが悪くなったと言われる、リビング側のエアコンを点検してみます。

まずはガス圧測定。

一応既定値で問題ありません。
ガスが抜けているとかではなさそうです。

室内機に手をかざしてみても、吹出温度は低いです。
でも、風量が少ない???
エアコンを止めて、内部を覗いて見ると・・・
あぁ、ファンにホコリとカビが付着していますね。
風量が少ないのは、これが原因です。

とりあえず今回、ダイニング側に一台増設しましたから、秋にエアコン洗浄の受付再開をした際に洗浄させていただく事になりました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年8月27日金曜日

軽量鉄骨造タイル外壁のお家でエアコン新設工事

今日は、中古住宅を購入されたお客様のお宅へ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

取付ける場所は、広いリビングの一角です。
リビングの反対側に8.0kwのエアコンが設置されていますが、軽くL字形になっているこの一角に風が届かないため、この位置へ6畳用のエアコンを新設します。

建物は軽量鉄骨造で、外壁はタイル貼り。
しかも、エアコン用の配管穴は空いていません。
通常、この手の建物は配管穴が開いてるんですけどねぇ...

仕方ないので、配管穴開けから作業に掛かります。
室内側で位置決めをして、内壁側を開けていきます。

内側から開けるので、タイルはこんな感じで剥がれます。
まぁこれは想定内です。
寸法取りして外側から開ければいいじゃない?と思うでしょうが、軽量鉄骨造ですから、壁内から何が出てくるか判りません。
外壁側を先に開けてしまって何か出てくると、どうにもならなくなりますから、最小のリスクで作業を行います。

もちろん、タイル貫通は外側から開けます。
これを内側からやると、タイルがバキバキに取れてしまいますから...(^_^;)

こんな感じでキレイに開きました。
剥がれているところは後ほど。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
他のお部屋のダクトがホワイト色のLDダクトでしたので、同じものをチョイスしています。

穴開けの際に外れてしまったタイルは、元の位置へ。
コーキング剤で貼り付けていますから、防水もバッチリです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


淡々と書いてますが、今日は昨日に引き続き、熱中症警戒アラートが出ています。
南側で隠れるところがないので、まぁまぁな地獄です。
デジタル温度計が暴走してしまいました...


スマホも高温で壊れそうです...


倒れない様にコマメに水分補給をして、室外機周りが完成。
霧ヶ峰の室外機がコンパクト過ぎて、ダクトの端末が見えちゃってますね。
建物の基礎が高いのと、水切りが特殊なので仕方ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
あ。今回のエアコンはお客様支給品です。

「暑い中、ありがとうございました。秋になったら、他の部屋の分解洗浄をしたいので、またお願いしますね。」と、エアコン洗浄のご依頼もいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年8月24日火曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

本日は7月後半から取り掛かっていた、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、壁クロス貼りが終わった様なので、器具取付けにお伺いしてきました。

このBlogをご覧になっている方にはご存知の、いつものマンションです。
オーナー様からのご依頼で、建築とは別に直接お取り引きさせていただています。
入居者が出る度に、古い設備の改修リフォームをしている訳ですが、今回の部屋は、数年前に一度、軽くリフォームしている部屋でした。

当初、そんなに手を加える予定ではなかった様ですが、いろいろお話してるうちに、いろいろと追加になって、まぁまぁなボリュームになりました...(^_^;)

エアコンは付いていましたが、これは取外して新しいものに取替えます。

配管はテープ巻きなので、取替えのついでにスリムダクトで化粧仕上げにします。
取外したエアコンは一時お預かりして、洗浄後に保管して、将来別のところへ取付ける予定です。

トイレの換気扇は、洗面所とトイレの二室用換気扇になっています。

毎回ここは取替えに苦労するので、天井を落としたついでに取替えておかなければなりません。

本体を取付けておいて、大工さんが天井を貼った後にグリルを取付けます。

分電盤もかなり古いので、この際に取替えておきます。

今回、レンジ専用と浴室乾燥機専用回路を増設しなければなりません。
洗面所の天井も落としてもらって、ここを点検口代わりにケーブルを通していきます。

収納の天井をはいで、クロスを貼り替える壁を一部開口して、点検口代わりに通していきます。

キッチン脇へ、レンジ専用のケーブルが通りました。
簡単に書きましたけど、天井裏スペースは数センチしかないため、結構大変な作業です。

ダイニングにあるドアホン親機と、ネット用のLAN関係の位置替えもします。

ドアホン親機はダイニングのスイッチのところへ移動。
LAN関係は、大工さんが棚を作ってくれるので、そこへコンセントと共に移動します。

このお部屋は、前回のリフォームの際にダウンライトにしていた様で、今回これをすべて調光式に替えたいという事で、全撤去。

このダウンライト、パナソニック製ですけど、虫が入ってますね...
密閉されているのかと思ったら、そうでもないんですね。

と、ここまで既存の撤去から、専用回路増設までが先月の作業でした。

そして、クロス貼りが終わったとの事で、昨日から二日間掛けて器具付けにお伺いしてました。

古いコンセントやスイッチはすべて取替えます。

テレビユニットは直付け形なので、、、

ノイズに強いコネクタ式に取替えます。

レベル測定を行って、異常がない事を確認。

配線器具が変わると、部屋の雰囲気が変わりますね。

レンジ専用コンセントはアース付きで、安全にお使いいただけます。

スイッチ類も、コスモシリーズはキレイですね。

ドアホン本体はスイッチのところへ移動。

LANなどのネット関係は、棚の上にまとめて置ける様にしています。

ダウンライトも取替えて、調光・調色ができる様になりました。

浴室乾燥機も取付けて、天井裏でダクトを接続。

照明スイッチとリモコンを設置。

古い分電盤を撤去して。

パナソニック製のコンパクトブレーカー搭載分電盤へ取替えです。

エアコン工事に掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ベランダ周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してエアコン工事完了です。

阿部の仕事はここまでです。
あとは設備屋さんがキッチンを据えて、美装屋さんがキレイにしてくれたら完工です。
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。