13年前の新築の際に、エアコン取付工事をさせていただいたお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
今回のご依頼は、2階子供部屋に設置されている、松下電器産業製のエアコン取替えです。
まだ動きますが、温度設定が上手くいかずあまり冷えないと言う症状で、取替えをご希望です。
このエアコン、隠蔽配管になっていて、室外機は1階地上置きです。
室内機は建物の反対側に設置されていて、そちら側は玄関と駐車場のため、室外機を裏へ設置した様です。
はぃ、この一台だけ、アベ冷熱技研の施工品ではありません。
隠蔽配管なので、大手建築メーカーが設置したものです。
では作業に掛かります。
運転できるので、しっかり冷房運転を行い、配管内部の残留オイルを室外機側へ戻します。
その後、ポンプダウン運転を行ってフロンガスを室外機側へ回収。
室外機に繋がっているケーブルを見て、あら残念。
VVFケーブルのGラインタイプを、エアコンの連絡線に使用しています。
電気工事の基本として、緑色はアース(接地)です。
このケーブルは、宅内配線用として、エアコンの専用コンセントや、キッチンや洗面所などの水回りで使用するアース付きコンセントへ電源を送るために開発された製品です。
恐らく、宅内配線で使ったものを流用したんでしょうね。
エアコンの室内機と室外機を繋ぐケーブルは黒・白・赤です。
写真の端子台のところを見れば解りますね。
こう言うのは論外。
電気工事士として恥ずかしくないのか?電気的に繋がってればそれでいいのか?
隠蔽なので流用するしかありませんね。
建物が壊されるまで残る辱しめ。
大手建築メーカーと言えど、施工する業者がこれではお気の毒です。
既存機を撤去しました。
位置決めをして、新しい室内機の背面板を設置。
配管が短いので、ユニオン継手を使って延長します。
※アベ冷熱技研では、木造建物内で裸火を使う溶接接続は行いません。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「あ。よく冷えてます!ありがとうございました!またお願いしますね。」と、よく冷えたお茶をいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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