2021年1月27日水曜日

グループホームの厨房のパッケージエアコン故障でルームエアコンへ取替工事

いつもお世話になっているグループホーム様のご依頼で、1階厨房に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5620S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。


こちらのグループホーム様、既存のエアコンはすべてダイキン製です。
既存機を設置された業者さんの対応が悪かったそうで、メンテナンスと取替えは当社へいただく様になりまして、すべて三菱霧ヶ峰へ取替えていってます。

今回は厨房のエアコンです。


5.6kwほどの能力なのに、パッケージエアコンを設置しています。

風は出るけど、暖かくならないという症状で、昨年末に点検にお伺いしていました。
室外機が動きません...

室外機の基板の不良かなと思いましたが、ガス圧を測定すると。


久々に見ました。スッカラカンです(^_^;)
まぁ、笑い事ではありません。
フロンガスが大気中に漏れてしまって、地球温暖化が進んでしまう事になります...

という訳で、15、6年使われているので、修理ではなく取替えをご希望です。
特に急いでいないという事でしたので、本日取替えにお伺いしました。

ガスがないので、一気に既存機を外していきます。
この施工をされた業者さんは、一切パテ埋めをしていません。
他の居室もすべて、配管穴は開放です。
素人ですか?

室内機の背面板も、石膏ボードの壁だろうが、アンカーなど使っていません。
引っ張ると、ズボッと抜けます。
恐ろしいですね。
素人ですか?


既存機を撤去しました。


今回、ルームエアコンに取替えるので、室内側にコンセントが必要です。


既存機は室外機電源だったので、ケーブルを延長して室内機側へ200Vコンセントを設置。


配管穴には小動物侵入防止と気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴の位置が高すぎて、天面がギリギリです...


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
20年モデル以降、室内機の下部カバーが取り外せる様になったので、天井面キワキワに取り付けても、配管接続が簡単に施工できる様になりました。
工事店の声を取り入れてくれる三菱ならではですね。

外部配管は既存のスリムダクトを流用します。


土間からドレン管が立ち上がっているのですが、この管詰まっていて全然流れません...


新たに塩ビ管を使って、脇の洗い場へ流す様にしました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「いつも丁寧にしていただいてありがとうございます。うちは阿部さんを信頼してますから。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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