いつもお世話になっているFB友さんからご紹介いただきまして、初めてのお客様からエアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。
三菱電機 MSZ-J407S-W(2007年製) 標準タイプです。
日立アプライアンス RAS-L28ZE7(2011年製) 標準タイプです。
三菱の方は2007年製で11年経過しているので、基本的には洗浄はお奨めしていません。
「一切の保証なしでかまわない。」という場合のみ、お引き受けさせていただいています。
三菱の方はリビングでお使いで、ご両親がタバコを吸われていたため、ヤニも結構付いています。
これはやり甲斐がありますね(;・∀・)
日立の方はそんなに汚れていませんが、臭いが気になるとの事です。
まずは室内機を取外しますが、これよく見掛けますよね。
キャップが浮いて、パテ埋めしている意味がありません。
ここから雨水が侵入して建物を痛めるし、小動物の侵入経路にもなります。
あと、このテープ巻き仕上げ。
素人っぽいですね。
上から下へ向けて巻かれています。
なぜ上から下へ向けて巻いてはいけないのか?
ここでは詳しく書きません。ググってください(^_^;)
室内機を取外しました。
もう見慣れましたか?安定の貫通スリーブ無し...
こちらも入ってませんね。
貫通スリーブが入ってないと、気密性確保ができないだけでなく、小動物の侵入経路となります。
リビングの室内機内部は、この黒い斑点がビッシリ付いていました...
何の糞かはご想像にお任せいたします(;´∀`)
取外してお預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
三菱 熱交換器↓
三菱 ボディ内部↓
三菱 ドレンパン↓
三菱 ファン↓
日立 熱交換器↓
日立 ボディ内部↓
日立 ドレンパン↓
日立 ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を取付ける前に、しっかりと貫通スリーブを挿入します。
こちらもしっかりと。糞の主の侵入を食い止めます(^^)
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管テープ巻きは下から上へ向いて巻き上げます。
キャップは新しいものに取替えて、浮かない様にビスで固定。
パテ埋めした上から、コーキングを塗って雨水の侵入も防止します。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「わぁ、これカビですか?これが臭いの原因だったんですね。きれいにしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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