以前、作業場のエアコン工事をさせていただいた設備機器販売会社様のご依頼で、社長室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
ダイキン製 3馬力天井カセット形パッケージエアコン お客様支給品です。
既存機は三菱電機製。調べてみると23年選手です(^_^;)
エラー表示が出て、温風が出ません...
エラーコードは、「P8」。
室外ユニット異常とあるので、一瞬基板かなと思いましたが、ちょっと違う様です。
どちらにしろ、23年経過しているので修理はありえません。
今回は機器支給とのことで、工事のみでお見積りを提出、ご依頼いただきました<(_ _)>
室内機は3階。室外機は地上置きです。
コンプレッサーは、マグネットスイッチで強制的に動くので、ガスを回収しようとゲージを付けてみると...
あら...ガスがまったく残ってません(^_^;)
そうか、P8エラーはガス不足エラーか。よく読めば解るんですけどね...(_ _;)
コンプレッサーの上辺りを確認すると、オイルまみれになってました。
まぁ23年持ったんですから十分ですね。
既存機を降ろします。
撤去完了。
今回、冷媒配管とドレン管は既存のものを流用します。
ケーブルは既存信号線(写真左)が細いため、VVF1.6mmx3c(写真右)へ取替えます。
と言うことで、ケーブルを入れ替えるために、ハシゴ作業。
ケーブル入替え終了後、吊りボルトの位置変更・ドレン配管位置替え・冷媒配管フレア加工を行って、室内機を吊る準備。
斜めに走っている塩ビ管はドレン管ではありません。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
パネルを取付けて室内側完成。
室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。
室外機周りはこんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
しっかり暖房が効くようになりました(^^)v
週末はまた冷え込むらしいので、今日施工できて良かったですね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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