タマにぷらっと寄る飲食店さんから、「このエアコン3台あるんですけど、洗浄お願いできませんか?」とご依頼いただき、お引き受け、本日再取付けにお伺いしてきました。
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P400H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
東芝 AIK-P500H(?年製)業務用壁掛形パッケージエアコン
外装やフィルターは定期的に掃除されている様で、見た目はキレイでしたが、粉物を扱うので内部は結構いってました(^_^;)
まぁ、どこの飲食店も同じですが、こちらは油分がないだけマシです。
焼肉屋さんとか、中華料理屋さんなんかは、触るのに躊躇しますので。。。
室内機を外そうと思ったら、なかなかスゴい工事をされてたんですね。
まぁまぁやりにくいです(^_^;)
外したら、配管穴にはスリーブもありません。。。
案の定、壁内から侵入してきた小動物にやられていますね。
電気系統も結構切断されています。
修復は後にする事にして、とりあえず洗浄します。
丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
業務用を洗浄する場合は、家庭用と違う薬品を使って洗浄します。
でも、あまりキツイものは使いません。
熱交換器↓
※洗浄後のムラは、アルミフィンの腐食が進んでいるためで、洗浄で元に戻すことはできません。
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
よく乾かしてから組み立てに掛かりますが、痛められた部品の補修が必要です。
こちらのケーブルは切断されているだけなので、繋いで再利用。
こちらのモーターは、根元から切断されているので、
新しくモーターを取り寄せて交換します。
剥がされた断熱材をそのままにしておくと、結露の原因になるため、
きちっと補修します。
組み立てが完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には、貫通スリーブを挿入。
これで壁内から侵入されることはなくなります。
室内機を掛けて、配管類を接続します。
ここもしっかりとテープ巻きして、パテ埋め。
ほんと、やりにくい場所です。。。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行います。
今まで手動でしか動かなかったフラップも、モーター交換で動くようになり、異常がない事を確認してお引き渡しです。
今回、外して洗浄して正解でしたね。
エアコン室内機を取外して分解洗浄を行う最大のメリットは、裏側がキレイに洗えるとかではなく、機器の不具合や施工不良の発見につながる事です。
これ、取付けたまま洗ってると、不具合箇所を見付ける事はできませんでしたよ。
これぞ取外し完全分解洗浄の、最大のメリットです。
末永くエアコンを使うためには、外して点検を行うことも必要ですね。
お客様にも、「わぁ、風の量が全然違う。」と、大変お喜びいただきました。
これで快適にお食事ができますね。
また寄らせていただきます(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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