2023年12月14日木曜日

自分で掃除したら黒い粉が飛んでくる様になったエアコンの分解洗浄作業

中学時代の同級生の依頼で、10年前にアベ冷熱技研で購入してもらったエアコンの分解洗浄を行いました。

今回は2台あります。
どちらも、三菱電機 MSZ-GV223-W(2013年製)スタンダードタイプです。

1台目取外し完了。

10年経過していますが、見た目はキレイですね。

2台目取外し完了。

聞くと、奥さんが中の方までキレイに掃除したそうですが、翌日から黒い粉の様なものが飛んで来る様になって、洗浄依頼の電話をくれたそうです。
これ、よくあるんです。
ファンに付いたカビは取りにくい上に、下手に触ってしまうと剥がれやすくなって、ファンが回転する勢いで吹出口から飛び出てくる様になります。
丸洗いするのが一番ですね。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

2台とも同じタイプで同じくらいの汚れ具合でしたので、1台のみビフォー・アフターの写真を。

熱交換器↓

ボディ内部↓ 拭けていないところとの境がクッキリですね。

ドレンパン↓ ここは分解しないと掃除できません。

ファン↓ 羽根を一枚一枚掃除するのは至難の業です。

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

2台目に掛かります。

同じく、しっかりと配管内部を真空乾燥。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
同級生には久々に会ったので、共通の友人たちの近況報告などで盛り上がりました。
「きれいになった。ありがとう。またお願いするけん。」と、とても喜んでもらえました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年12月13日水曜日

屋根上の古いアンテナを撤去して地デジ・BSアンテナを壁面へ取付工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。

既存のアンテナは屋根上に設置されています。
特に映らなくなったとかの症状がある訳でもありませんが、外壁塗装を行ったタイミングで新しいアンテナに取替えたいというご希望です。

では作業に掛かります。
まずは、アンテナの取付位置が変わりますから、既存のケーブルを延長してそこまで引っ張らないといけません。
2階の天井裏へアクセスします。

実は今朝、車に乗る瞬間に激しく腰を痛めまして...
湿布を貼って痛み止め薬を飲んでいますが、痛みに顔を歪めながらの作業です。
今日は快晴なので、天井裏は常夏です。
暑さと痛みで脂汗が...

既存のケーブルを探すもなかなか見つからず、軒先の方に黒い同軸ケーブルを発見。
あのケーブルを手繰り寄せて、延長します。

新しいアンテナを取付けるベランダの軒天に穴を開けて、新しいケーブルを天井裏へ挿入。

点検口のところで、既存のケーブルと新しいケーブルを接続しました。

アンテナを取付けていきます。
位置決めをして、ポールを取付け。

地デジは松山本局を、BSは衛星を狙います。

快晴なので、エラーフリーのいいレベルが出ました。

ブースターを取付ける前に、ユニットバス点検口のところにある古い分配器を取替えます。

4K8K対応の分配器へ。

ブースターを取付けて、出力レベル調整を行っていきます。

少しレベル調整に手間取りましたが、各部屋いいレベルが出ました。

映り具合をご確認いただいて、新しいアンテナの取付けは完了。

古いアンテナの撤去に掛かります。
もう腰の痛みは麻痺しているのか、痛み止め薬が効いているのか...

アナログ時代のアンテナですね。

撤去してスッキリしましたね。

片付けをしていると真っ暗に日が暮れてしまいましたが、なんとか無事完工できました。

「丁寧にしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2023年12月9日土曜日

日東工業Pit-1Gシリーズ EV/PHEV用充電キャビネット設置工事

以前、エアコン洗浄と取付工事をご依頼いただいたお客様から、電気自動車用の充電設備の設置工事をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

日東工業製 Pit-1GシリーズEVP-1RR9(※キー付き特別仕様)を、お買い上げいただきました。

設置希望場所は、道路に面したカーポート付きの駐車場です。
駐車場から建物までの間には、広い庭があります。

その上、駐車場から建物のまったく反対側に分電盤がある状況...
分電盤の両サイドは太陽光発電システムの器材が並んでいます。
分電盤のフリースペースにも、太陽光のブレーカーが搭載されていました。

できるだけ隠蔽配線ができないか入念に調査を行いましたが、どうにも無理な状況でした。

外部を露出で回していくしかありませんね...

当初は200VのEVコンセント程度のお話でしたが、200Vと100Vの切換ができるキャビネット式がいいという事になりまして、少し納期が掛かりますが手配していました。

そして本日、工事にお伺いです。
まずは建物から庭を経由するところからスタート。
通路なので、横断するところは地中埋設します。

駐車場へ向けて、配管とケーブルを設置していきます。

建物はぐるっと...

ぐるっと...回して。

浴室の天井裏へケーブルを通しておきます。

接地アースはキャビネット裏で取りました。

キャビネットを取付けます。
日東工業は盤メーカーなので、施工性はいいのかなと思ってましたが、まったくダメでした...
写真はさくっと付いてる様に見えますが、結構苦労して取付けています。

EV専用ブレーカーは、分電盤付近に取付けたかったんですが、他の器材でいっぱいだったので、お客様の許可をいただいて浴室の天井裏へ設置しました。
このブレーカーが切れる時は、漏電時のみです。

電源は分電盤の二次側バーに接続。

絶縁抵抗・電圧を確認して、電源投入。
ブレーカーは扉付きのフリーボックス内へ収めました。

キャビネットのところでチェックします。

100V、OK。

200V、OKです。
距離が長いので電圧降下が気になりましたが、ケーブルサイズをCV5.5x3Cにしたので、まったく問題なしですね。

あとはお客様の車に接続して、異常がないことを確認してお引渡しです。
朝9時スタートで、夕方5時までみっちり掛かりました。

「大変な作業ですみませんでした。またエアコンもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年12月8日金曜日

今年最後の冷凍空調設備工業会理事会&忘年会に参加

夕方からは、愛媛県冷凍空調設備工業会の理事会へ参加していました。

約2ヶ月に一回程度開催される理事会ですが、毎年12月は役員のみの忘年会も同時に開催されます。
今年あった事や、工具や材料、現場や自社の従業員の話しやら、2時間そこそこでは話が尽きませんね。
実は阿部は夕方ギリギリまで仕事していまして、作業着で社用車でしたので、アルコールなし。
まぁその分、食べまくって喋り倒しましたので満足です(^_^;)

来年もこのメンバーで、この業界を盛り上げていきたいと思います(^^)

2023年12月7日木曜日

冷媒フロン類取扱技術者 更新講習を受講

この仕事をやっているといろんな資格が必要な訳ですが、資格によっては定期的に更新講習を受けなければなりません。

本日は午後から、冷媒フロン類取扱技術者 更新講習を受講してきました。

阿部は、「第一種冷媒フロン類取扱技術者」の資格保持者です。
この資格は、業務用エアコンや冷凍機に充填されている「フロンガス」を扱うために必要な資格です。
機器からフロンガスが漏れ出していないかの点検や、機器へのフロンガスの充填、機器撤去時のフロンガス回収まで、技術者として必須の資格であります。

オゾン層破壊・地球温暖化防止の観点から、フロンガスを大気中に漏らさない施工や対策が必要です。
平成27年には法改正が行われ、資格の内容も範囲が広がり、フロンガスもオゾン層を破壊しないものに変わってきました。
新しい技術や施工方法などがどんどん出てくるので、定期的な資格更新講習によって常に最新の対応をしていく必要があります。

こういうところはお客様が知らない世界ですね。
常に最新の情報と技術を仕入れて、お客様に貢献できるようこれからも頑張ります(`・ω・´)ゞ