2023年4月4日火曜日

一日屋根上作業で年季の入ったエアコン×2台取替工事

以前エアコン工事をさせていただいたお客様のご紹介で、ご実家のエアコン取替工事にお伺いしてきました。
今回、エアコン機器はお客様支給品です。

いきなりこの画像で、どうなってんの?これ...からのスタートです。
まず1台目は、富士通ゼネラル製。
まだ動いていますが、古いので取替えをご希望です。

室外機はアングルで組まれた壁面台の上に置かれていました。

ドレンは逆勾配にならない様に、こちらから出しましたって感じです...

しかしなんでこんなところに配管穴が開いてるのかは意味不明です。
お客様になぜこんな取付け方になってるのかお聞きすると、「取付けに来てくれた人にお任せしてたら、こんな風になってました」と...
う~ん、意味不明ですね。

では作業に掛かります。
既存機を撤去して、既存の配管穴はキャップで塞いでおきます。

ドレンホースが通っていた穴を、開け直します。

配管穴に貫通スリーブを挿入して、背面板を設置。

室内機を取付けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機が動かない様に、ステンレスのビスで固定しておきました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認して1台目が完了。

昼休憩を取って、午後からもう1台の方に掛かります。
既存機は三洋電機製。また一段と古いですが、まだ動いています。

こちらの室外機は屋根置きでした。
配管は最短ルートで、雨戸の前方を立ち下がってどこも留められていません。

さすがにこの架台は再利用できないので、取替えます。

既存機を撤去。

配管穴に貫通スリーブを挿入して、背面板を設置。
土壁なので、スライド金具を使って取付けています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

新しい屋根置台を据えて、室外機を設置。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
いろいろツッコミどころ満載ですが、お客様の予算の都合上仕方ありません(u_u*)

「きれいに取付けてもらって、ありがとうございました。また1階の方も取替える予定があるんでお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年4月3日月曜日

新築住宅でCATV光ねっと新設工事(かなり手間取る編...)

先週、アンテナ工事にお伺いさせていただいていた新築住宅で、本日は愛媛CATVの光ねっと新設工事にお伺いしてきました。

先週アンテナを取付けた方とは、まったく逆方向に引込点があります。
これはCATVが悪いんじゃなくて、電気も電話もこちらから引込む様な建物設計になっているからです。

なので、まともにハシゴを掛けると勾配が取れないため、ブロック塀の上にハシゴの足を掛けて、なんとか作業できる勾配を取ります。

この上で体を動かしての作業は、気持ちのいいものではありません...
そもそもですね、宅内への引込配管はこんな高さのところに設計するのは時代遅れです。
NTTの電話回線もメタル線はなくなって光ケーブルへ移行していくんです。
宅内引込みは、脚立で作業できるところへ設置するのが基本ですね。

さて、文句言ってもどうしようもありませんから、作業を進めます。
引込口から光ケーブルを入れていきます...
途中までスルスルと行きますが、あと少しのところで進まなくなります...

仕方ないので宅内から呼び線を入れてみるも、途中で止まります...

宅内側からグイグイ押し込んで、呼び線はなんとか通りました。
呼び線に光ケーブルを繋いで一生懸命引っ張ると、ブチッ!!
阿部の頭の中の血管も切れそうになりましたけど、深呼吸して再度チャレンジ。
なんでこんなにキツイかと言うと、恐らく壁の中で配管が折れているか、どこかで配管にビスが貫通しているかですね。
新築なのにどうなんですかね?これ。

何度かチャレンジして、なんとか通りました。
ここ、棚になっているんですけど、配管が通ってるのは最下段...
いや、普通に考えたら上段ですよね?
もうどうなってるんですか?
仕方ないので、下段から上段へケーブルを立ち上げました。

また危険なハシゴに登って、引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

接続後、キャビネット内へ光ケーブルを収めます。
風が強いと、髪の毛ほどの光ケーブルが舞い上がってなかなか大変です。
足元もおぼつかないし...

なんとかキャビネット周りが完了。

宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。
あとは、お客様のWi-Fiルーターを接続して作業完了です。
光ねっとのみの工事で、4時間も掛かったのは初めてでした... あ、他にもありましたかね?

「ありがとうございました。またエアコンの取付けもお願いするかも知れないんで、その時はまたお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年4月1日土曜日

印刷工場と事務所照明×35台のLED化で消費電力を大幅に削減

いつもお世話になっているFB友さんから、仕事場の照明のLED化をご依頼いただき、本日取替工事にお伺いしてきました。

Panasonic製×32台、三菱電機製×3台、各種類お買い上げいただきました。

今回は印刷会社様で、事務所と工場のエリアに分かれています。
工場の照明はすべてプルスイッチ(引き紐)でON/OFFする仕様です。

LEDの器具に替えるとこんな感じ。
LED器具にもプルスイッチ仕様があります。(納期が少し掛かりますが)
工場は高天井で一部屋根勾配がついているため、ほとんどがチェーン吊りになっています。
このチェーン、なかなか施工性が悪くて取替えにかなり時間が掛かりました。

足元には数千万円する印刷機器があるので、かなり気を使いながらの作業です。

高さがマチマチだったものも、できるだけ高さを揃えて設置。
はぃ、できるだけです。ホントはチェーンも全部やり変えたいんですけど、足場組まないと無理ですので。

こちらのエリアも、脚立を立てるだけでも大変です。

なんとか、ホントなんとか、時間は掛かりますが。

こちらのエリアは特殊な作業を行うため、イエローランプが使われています。

この部分は、三菱電機製の500nm以下の短波長をカットしたイエローライトユニットを採用しました。
凡人な阿部は、何がどう違うのかはさっぱり分かりません(^_^;)

事務所の方は、一般的な逆富士型の蛍光灯でした。

事務所も机の上にはパソコンが並んでいたりと、気を使いながら取替えました。
リニューアル形の幅広タイプを選定しましたが、既存機がそれ以上大きかったため、器具の周りの黒ずみが隠れず少々残念でした...

あと、駐車場の防犯灯も。

自動点滅器内蔵タイプのLED防犯灯へ取替えました。

35台...よくやりました...
あ。さすがに一人ぼっちでやれる量ではありませんよ。
今日はいつも忙しくてなかなか捕まらないSくんに応援をお願いして、なんとか一日で完工です。

ちなみに今回取替えた照明器具の消費電力ですが、事務所付いていた既存器具が102W。

取替えたLED器具が31.9W。
約69%の消費電力削減になりました!
35台ありましたから、なかなかの削減効果が期待できますね(^^)

消費電力は削減されても明るさはUPしていますから、職場環境の改善にも効果がありますね(^^)v

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やLED照明取替えもお気軽にご相談ください。