2022年4月8日金曜日

エアコンが漏電???専用回路不良で改修電気工事

午後からは、漏電回路の改修工事にお伺いしてきました。

年明け1月に、「阿部さんに取付けてもらったエアコンが漏電してるみたいで、家中の電気が使えなくなったんですけど、見てもらえませんか?」とご連絡いただき、現場を終えて夕方点検にお伺いしていました。

阿部が到着した際には、エアコンのコンセントは抜かれ、電気は復旧していました。

お客様にお話を聞くと、復旧方法を四国電力に教えてもらったそうですが、エアコンのコンセントを抜いても主幹ブレーカーが切れていたそうで、仕方ないのでエアコン専用のブレーカーを切ったら復旧できたそうです。

え?それって、エアコンが悪いんじゃないじゃないですか...(^_^;)

エアコンのコンセントを抜いた状態で、絶縁抵抗を当たってみます。
うわっ!針が振り切れましたよ!漏電どころか短絡してますね...

湿気などでコンセントが不具合起こしているかも知れないので、一応コンセントを外してケーブルを開放してみます。
それでも絶縁抵抗計の針は振り切れたまま...
天井裏を通っているケーブルのどこかで、被覆が剥げているとかの不具合が起こっている様です。

とりあえずケーブルを抜き差しして動かしてみたところ、測定値が良好に(^_^;)
やっぱり天井裏で何かが起こっていますね。

点検口は浴室のみ。
天井裏を見てみると大きな鉄骨の梁があって、リビング側がまったく見えません。

恐らくこの隙間を通っているケーブルが、エアコンの回路だと思われます。
ネズミがかじったか、鉄骨の一部に触れて、長年して被覆がはげたか。。。
どちらにしろ、このケーブルは使えません。

という訳で、夏が来るまででいいので治してくださいとご依頼いただいていまして、本日お伺いしてきました。

新たに分電盤からリビングのエアコンのところまで、ケーブルを引きます。
鉄骨造で、天井裏や壁内は通らないので、すべて露出配線となります。
以前、増築された際に、他の業者さんが3回路増設されていたので、それと同じ経路で配線していきます。
屋内は化粧モールで。

以前施工された業者さんが、延々とPF管でやっているので、パイプが波打ってますね...

アベ冷熱技研では、屋外はVE管でケーブルを保護。

複雑な曲がりがあるところのみ、PF管を使用します。

ブレーカーは既存のものを流用します。

既存コンセントは、H鋼の柱の中に取付けられていました。

H鋼に穴を開ける訳にはいきませんから、コンセントの位置を変えて完了。

あとはエアコンの試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。
はぃ。霧ヶ峰くんの疑いが晴れてよかったですね(^^)

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。またエアコンの洗浄もお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

CATVの同軸ケーブルから光ケーブル化工事は一筋縄では行かないこと多々

愛媛CATVの光ケーブル化が進んでいます。
エリア別にルート営業さんたちが回っているので、お話聞いてあげてください。

アベ冷熱技研では、過去に当社施工させていただいたお客様が「阿部さん希望」と言っていただいた場合のみ、光化工事をお引き受けしています。
(※注:できれば直接阿部に申し込んでいただける方が、同時に事前調査もできてありがたいです)

そんな事で、今朝も光化工事にお伺いしてきました。
愛媛CATVから工事依頼の電話があったのは、確か2月後半でしたか。
もう予定がパンパンでしたので、「4月でもよければ受けますけど、急ぎなら無理です。」とあっさりお伝えしてたんですけど、「お客様がどうしても阿部さんじゃないとダメと言われるので、急ぎませんからお願いします。」と再度連絡をいただき、本日お伺いしてきました。

引込みは既に入っています。
凄い位置にキャビネットが付いていますね...
これも申し込みの際に事前調査できていれば、もうちょっとメンテナンス性のいいところに移動してもらう事もできたハズです。
仕方ありませんね。

こちらのお客様。12年ほど前に、当社でネット回線のご契約をいただき施工させていただきました。
当時の施工写真が見当たらないので、どんな工事だったか全く覚えていません(^_^;)

とりあえず1、階から既存配管を使って光ケーブルを通していきます。
途中で止まって進まなくなりました...

仕方ないので、引込み側から入れてみます。
やっぱり途中で止まります...
青い同軸ケーブルが入っているので結構キツめではありますが、通らないのはおかしい。

2階のお部屋にLAN端子があるという事で確認すると、、、ありました。
2階を経由してたんですね。
ここの存在はまったく記憶にございません(u_u*)

でもここから1階までが、管内が狭くキツ過ぎて通りません。
仕方ないので、同軸ケーブルを一旦切断して引き抜いてしまいます。

同軸ケーブルと共に、光ケーブルを入れ直しました。
かなり時間ロスしましたけど、ここまで通れば後は接続のみ。

青い同軸ケーブルと入れ替えができるなら、既存配管への通線が楽なんですけど、ケーブルプラス電話サービスをご利用の場合は、電話番号移行手続き(番号ポータビリティ)が完了するまで、EMTAを置いておかなければならないので、一筋縄ではいかないのです...

作業を続けます。
引込み側へ戻って、メカニカルスプライスを使って、引込側と宅内側を接続します。

キャビネットへ整然と収めます。

宅内側には光コネクタを取付けて、レベル測定で異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と収めます。

S-ONUへ接続して通信が確立できると、持参したパソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

光でんわは、番号ポータビリティー後に開通となります。
一番右側のEMTAは、番ポが完了するまで残置です。
最後にお客様手持ちのルーターへ接続して、お持ちのパソコンで通信ができる事をご確認いただいてお引渡しとなります。

「お忙しい中、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2022年4月3日日曜日

親戚宅の18年使用のボイラーが故障で急遽取替工事

給湯器関係、少し落ち着いてきたとは言え、まだ機種によっては注文してから数ヶ月の納期が掛かるという事です。

そんな中、日曜日ですが急遽ボイラーの取替工事に行ってきました。

長府製作所製 IB-4764DS 水道直圧式給湯専用石油給湯器をお買い上げいただきました。

日曜日はお休みをいただいていますが、今回は親戚からの依頼で、18年前に当社施工のボイラーが故障したと言うことで、取替えるなら今日しかチャンスがないという事で休日出勤です。

症状は、エラー表示されてボイラーが動作しないということ。
まだ朝晩冷え込むので、お湯が出ないのは辛いですね。

エラーは「P4」。


混合弁作動不良。
メーカーへ確認しましたが、既に18年経過しているため、部品の供給はできません。

取替えるしか手立てはありませんが、この時期にボイラーなんかあるのか?
仕入先へ問い合わせると、ちょうど数台在庫しているとの事。

早速仕入れて、急遽取替えにお伺いです。
まずは既存機を撤去。

一部配管は取替えましたが、既存機の後継機なので配管ピッチは同じです。

漏れがないか通水試験を行った後、断熱材をしっかりと巻いてボイラー周り完了。
オイルタンクはステンレス製で、内部もまだまだキレイなので流用です。

あとはリモコンを取替えて、電源投入。

温かいお湯が勢いよく出るのを確認して、お引渡しです。
「忙しいのに、休み返上して来てもらってありがとう。これで今晩からお風呂に入れる。」と、大変喜んでもらえました(^^)
小さい頃からかなりお世話になりましたから、少しは恩返しができましたかね?

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2022年4月2日土曜日

1階地上置き標準工事かと思いきやのエアコン取付工事

以前、他のお部屋のエアコン取付工事をさせていただいたお客様から、「前お願いした時に、きれいに取付けてもらったんで、また一台、夏まででかまいませんからお願いできませんか。」とのご依頼をいただきまして、お伺いしてきました。

パナソニック製スタンダードタイプ お客様支給品です。

こちらのお宅は、各部屋すべてにエアコン用配管穴が開いています。

1階なので標準工事でいけるかなと思ったら、カーポートが...

いやぁ、建築屋さんの設計ミスですか?カーポート屋さんの配慮なし施工ですか?
まぁ、駐車場がここにできるのは設計段階で分かっているハズですから、建築屋さんの配置ミスですねぇ...

やるしかありませんからやりますけど。
ホントはダメなんですよ、こんな事をしては。
でもこうするしかありませんね。

では作業に掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
さくっと書きましたけど、結構手間が掛かっていますよ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じです。

駐車場なので、できるだけ壁側へ寄せておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「いつもキレイに取付けてもらって、ありがとうございます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。