2018年8月25日土曜日

まだ動いているけど早めに省エネエアコンへ取替工事

午後から同級生の紹介で、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV4018S-W ムーブアイ極搭載ハイブリッド運転霧ヶ峰です。


既存機は松下電器産業製。
吹出口のフラップが上手く開かず、電源を入れる度に支え棒を入れて使われていました。

まだよく冷えて使えるんですけど、年式も古いのので省エネ性も考慮して取替えをご希望でした。

外周りを確認しておきます。


これはちょっと放熱効率が悪い場所ですね。

自分が吐き出した熱風を、また後ろから吸い込んでいる状態でした。
ここはちょっと考えないといけませんね。

お見積りをさせていただき、「お願いしますね。」という事で、本日取替えにお伺いしてきました。
まずは既存機を撤去します。


貫通スリーブはツバ無しの物が入っていましたが、気密性が確保できないので取替えます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


この際、既存のスリムダクトは撤去して、新しいスリムダクトへ取替えました。


室外機の設置場所ですが、ブロックと高置架台を使って、吹出しがブロック壁より上に出る様にします。


室外機を置いて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成です。

放熱もかなり良くなりました(^^)

すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


エアコンの他に照明器具も4台、LEDタイプに取替えさせていただきました。

「エアコンも換えたし、これから電球換えんでもよぉなるし、ありがとうございます。電気屋さんの知り合いもおらんといかんねぇ。これからもお願いしますよ。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年8月22日水曜日

和風蛍光灯照明器具を改造して明るいLED照明器具に

エアコン工事の下見にお伺いした際に、「この電気、古くて暗いのよ。最近流行りのLEDに換えてもらえる?」とご相談いただきました。

わぁ、これいいヤツじゃないですか(・∀・)

カバーを外して見ると、20Wの蛍光ランプが6本入っています。

暗い原因は、、、3本切れてました(^_^;)
ランプを交換してもいいんですけど...

「もうこの際だから、ランプ交換しなくてもいい、LEDに換えてちょうだい。」とのご希望です。

しかしこの和風器具。捨てるにはもったいないです(´・ω・`)

今、同じ様なタイプの和風LED照明器具だと、定価10万円以上しますからね。

また、あれ、やりますかね(・∀・)
すみません、僕に任せてもらえますか?と、器具を外して持ち帰りました。

何をするかと言うと。


安定器やソケット類をすべて撤去。


中心のところに、75Φの穴を開けました。

これで加工終了(^^)v

再度お伺いして、作業に掛かります。


シーリングライトを取付けるための、引掛けシーリングを取付けます。


加工した器具ベースを、引掛けシーリングを中心に取付けます。


用意したLEDシーリングライトをカチッとハメ込みます。


今回使用したLEDシーリングライトはこちら↓

乳白カバーは外したまま使用します。

あ、壁のスイッチの調子も悪かったので、交換させていただきました。


あとは元の和風カバーを取付けて点灯。

「わぁ、明るいねぇ!これはいいわ。阿部さんにお願いして良かったわ。エアコンの方もお願いね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

既存機は引きヒモ式でしたが、これからはリモコンで明るさの強弱(調光)もできるし、清々しい色味や温かみのある色味に変える(調色)こともできるので、お部屋の雰囲気もいろいろと変えることができます。
何より、お気に入りの照明器具がこれからも使えるというのが、一番のメリットです。

ちなみに、LEDシーリングライト自体の加工は一切していないので、もしもの場合の保証も受けることができます。
重量・放熱・安全性の確保ができれば、この様な作業もお引き受け可能ですので、お気軽にご相談ください(^^)v

2018年8月18日土曜日

酷暑で繁忙期のためどこからも断られたマルチエアコン取替工事

昨日午後からと本日一日掛けて、室内機2台・室外機1台のマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製システムマルチエアコン
MXZ-9017AS 室外機×1台・MLZ-W5017AS-IN 室内機×2台・MAC-W03PW 化粧パネル×2個


初めてのお客様で、ご相談いただいたのは先月中頃でした。

「リビングと子供部屋のマルチエアコンが故障して、知り合いの業者に頼んでも忙しい言うて断られて、もう一ヶ月くらい放置しとんですけど、家族にブーブー言われるんで、阿部さんとこもお忙しいんやろうけど見積りとかしてくれんですか?」

...えっと、うちもご予約が三週間ほど詰まっているので、現地下見もそのくらい先になりますけど、それでも良ければ(^_^;)

「もうどうせどこに頼んでも同じやし、どうせ今まで我慢できたんでお願いします。」

と言う訳で、今月初めに調査にお伺いしてきました。

わぁ...コンクリート打ちっぱなしのスケルトン仕様じゃないですか...(´;ω;`)

4階建てで、2階のLDKに天カセ2方向吹出タイプの室内機が1台。

3階の子供部屋にも、天カセ2方向吹出タイプの室内機が1台。


室外機は1台のマルチエアコンで、3階のベランダへ設置されていました。

2001年製で17年ご使用でしたが、電源を入れても室外機が全く動作しません。
恐らく室外機の制御基板の故障ですが、今は亡き三洋電機製であり、17年経過しているので修理はできません。

取替えのお見積りをする訳ですが、どうしても悩ましい事があります。
この既存室外機が、鬼の様に重いんです...

見た目コンパクトなのに、105kgもあります(TдT)

もちろんエレベーターなんかはありませんよ。
3階のここに設置されている室外機をどうやって降ろすか。

建物の構造上、クレーンでは吊れません。
人力でやるか...

とりあえず御見積書を提出させていただきました。
最初、工事費よりマルチエアコンの金額にびっくりされていましたが、「仕方ないです。こういう家を建ててしもたんやけん、阿部さんお願いします。」と、ご依頼いただきました。

ただし予定がびっしりです...
申し訳ないのですが、お盆休み明けまでお待ちいただいていました。

まず昨日金曜日の午後から、既存機撤去と搬入作業を。
既存機は動かないため、フロンガスを回収します。

このエアコン、フロンガスが5kgも入っているので、回収すると5kgも軽くなります(・∀・)
とは言っても、105kg-5kg=100kg...(TдT)

絶対降ろせないので、回収作業している間にバラせるところは全部バラして、できるだけ軽くしました。

この後、写真がありません。
そのくらい大変な搬出だったという事です。
結局4人掛かりでの作業でした。
新しい室外機が64kgでしたが、もの凄く軽く感じました(^_^;)

既存室内機も撤去。


新しい室内機を取り付ける位置を決めます。

元付いていた場所は、キッチンの真上にあったため、ガスコンロの油を吸ってドロドロだったので、位置をずらす事をご提案し、ご了承いただきました。

室内機を吊るためのアンカーを打ち込みます。


吊りボルトを設置。


室内機を吊り込んでおきます。

昨日の金曜日はここまでで終了でした。

翌日本日は、朝からスタート。
室内機の位置を変更したので、配管を延長して接続していきます。


延長部分はテープ巻き仕上げ。
天井裏がないスケルトン仕様なので、見た目も重要です。

既存配管と同じラッキングも考えたんですけど、予算の都合で...(^_^;)
お客様はテープ巻きで全然気にならないそうです。

3階の子供部屋も配管接続完了。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引きをしている間に、パネル類を取付けておきます。


はぃ、こんな感じで、元の位置からずらしています。

これだけガスコンロから離れていれば、今までほど大量に油煙を吸い込む事はなくなるでしょう。

すべての作業が完了すると試運転を行います。


異常がない事を確認できたらお引渡しです。

「いやぁ、助かりました。これで今晩から涼しいとこで過ごせます。忙しいとこ無理言いました。ホームページ見て、これは阿部さんに頼みたいって思いよったんですよ。また他の部屋も古いんがあるんで、今度は涼しい時にお願いしますわ。ホント、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年8月17日金曜日

分譲マンションの浴室換気扇取替工事中に残念なものを発見

お盆休み前に、分譲マンションにお住まいのお客様からご依頼いただいていた、浴室換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 VD-13ZC10 天井埋込形ダクト用換気扇です。


既存機も三菱電機製です。


20年ほどお使いでしたが、もの凄い音が出る様になったため、取替えのご依頼をいただきました。

スイッチを入れると凄い音で、近所迷惑なレベルです...(^_^;)

既存機を撤去するため、点検口からアクセスします。


あらら...


ダクトをビニールテープで巻いてますね(^_^;)
開口部分も、石膏ボードがバリバリになってて、施工後の掃除もしてません...

それより気になったのが、換気扇の天面に付いてる斑点?

なんだろうコレ?と、真上の天井を見ると... あらら(´・ω・`)

雨漏りしてますよココ。
最初、上の階のユニットバスが漏水してるのかと思ったら、このお部屋は最上階(^_^;)
雨漏りで間違いありませんね。

しかし、浴室の点検口付近で見える範囲だけでも...


数箇所漏れています。
ここなんか結構激しいですね。

ここだけで3箇所漏れているという事は、この階のお宅全戸、残念な事になってる可能性が大きいですねぇ。
見て見ぬ振りはできませんから、お客様にはお伝えしておきました。
管理会社に確認してもらった方がいいですね。

さて、作業に戻ります。
既存機を撤去... 凄いですね、この開口部。

かなり苦労した形跡ですけど、全戸この方法で開口したのなら、かなりの精神的ダメージだった事でしょう(^_^;)
まぁ酷いですね...

はぃ、新旧交代です。

見た目と取付寸法は同じですが、細部はかなり改善されています。

パパっと取付けて、ダクトはしっかりとアルミテープで密着させます。

開口部の粉々になっていた石膏は、掃除機で吸い取っておきました。

あとはグリルを取替えて、運転開始。
異常がない事を確認して、お引渡しです。

「わぁ、静かで動いてるのかどうか分かりませんね。助かりました。近所迷惑でどうしようかと思ってたんです。これで心置きなく使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

この様な換気扇工事も、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>