2018年4月18日水曜日

松山電工組理事会・平成30年度四国電力年間行事打合せ会・懇親会

毎年この時期はバタバタですが、本日は午後から松山電気工事協同組合の理事会に出席してきました。


最近、書かなくなりましたけど、毎月この理事会は開催されています。
それほど組合行事って、盛り沢山なんですよ。

阿部も理事になるまで、組合って何やってるんだろうと思ってたんですけど、こんなに活動してたんですねって感じでした。
最近はもう慣れましたけど(^_^;)
その「何やってるか分からない」と思ってる組合員さんたちに、ホームページやFBページ、組合掲示板を使っていろんな活動情報をお伝えするのが、阿部が担当している情報委員です(*´ω`*)
今や、他県の組合さんからも注目されてたりします(*´艸`*)

理事会後は、四国電力松山支店へ移動して、年間行事打ち合わせ会議。

電気工事組合と電力会社は密接な関係?ですので、年間に行う行事の摺り合わせを行う訳です。
この時にも、いろいろな情報交換を行って、組合員のみなさんにも周知させていただいています。

打ち合わせ会議後は、またまた場所を変えて、初めてのここ。


松山モノリス↓
http://produce.novarese.jp/matsuyama-monolith/

いやぁ、ここ来てみたかったんですよ。

いい感じです。こういうの大好きです(*´艸`*)

組合理事と四国電力各部署担当者さんに、青年部も加わって懇親会。


電力さんは毎年転勤や配置換えで、担当者さんが替わりますから、この場を使って顔合わせと親睦を深める訳です。

いやぁ、飲み過ぎました(*´ω`*)

今年度も電気工事業界発展のため、お手伝いさせていただきます(^^)

電動パネルから異音がして閉まらないダイキンエアコン分解洗浄&修理作業

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

ダイキン AN22JRS-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


室内機を取外しにお伺いすると、パネルが開いたまま閉まっていません。

運転すると「ガリガリガリ」と言う異音が出て、パネルが震えて動作しません。

お聞きすると、「少し前から変な音がする様になって、閉まらなくなったんですよ。」とお客様。
恐らく歯車の噛み合わせが悪いと思われるので、分解するついでに確認してみます。

取外すためにパネルを外すと...あれ?
梱包材(衝撃緩和材)が残ってますけど...(^_^;)


これ、運送時にパネルが破損しないように、衝撃を緩和するための発泡スチロールです。

設置時に取外さないといけないんですけど、忘れていた様ですね。
あの量販店で購入されたそうですが、「取付けに来た人、結構イライラしながら取付けよったんで、忘れたんでしょうね。これで10年も使いよったんか...」とお客様(^_^;)
まぁ特に運転に支障のない部分なので、問題はないかと。

室内機を取外しました。
貫通スリーブは入っていませんね。


気密性確保と小動物新入防止のため、貫通スリーブを入れておきます。


お預かりして持ち帰った室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


そして、前面パネルの異音の件。
歯車の不具合かなと思い、付いてる歯車を全部チェック。

特に悪そうなところも無く...
たぶんカバーが浮いていて、モーターとの噛み合わせが悪かったんだろうと思いました。
何か嫌な感じはしましたが...

洗浄が完了したので、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業完了後、試運転を行います。


「ガリガリガリ」...(T_T)...うわ...嫌な感じが的中。


歯車に異常が無かったので、もうこのモーターが悪いとしか考えられません(´・ω・`)

お客様に状況をご説明して、「治るなら治して欲しい」との事で、モーターを手配する事にしました。
・・・と、ここまでが先週の流れです。

で、本日、モーターが入荷したので、修理にお伺いしてきました。


掃除ユニットを取外します。

この部分に、4つもモーターが隠れています。
必要ないですよねぇ...駆動部が多いほど故障する確率は高くなりますから。

このモーターが、パネルを動作させるモーターです。

こんなちっこいモーターで、あの思いパネルを動作させるんですから、無理が掛かりますよね。

新旧交代です。
あら、三菱のモーターじゃないですか(^_^;)

新しいモーターは日本電産サンキョー製ですね。
同じマレーシア製です。

はぃ、元通りに組立てて、再度試運転。

よかった...異音もなく、静かに動作しました(^_^;)

最初にモーターだと判断できていれば再訪の必要もなかった訳で、大変申し訳なかったのですが、「ありがとうございます。これでちゃんと治った感があります。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年4月17日火曜日

リース契約の電気温水器を買い取りのエコキュートへ取替工事

昨日から取り掛かっていたエコキュート取替工事が完了しました。

三菱電機製エコキュート SRT-C463 追いだき無しのエコオートタイプ お客様支給品です。


既存機はフルオートの電気温水器です。
リース契約をされていて、今度そのリース期間が終了するため、エコキュートへの取替えをご相談いただいていました。

手前にヒートポンプユニットみたいなのがありますが、エアコンの室外機です(^_^;)

いつも思うんですけど、リース品ってこんな施工なんですね...

アベ冷熱技研も施工認定店ですけど、もうちょっとキレイに仕上げますけどねぇ(´・ω・`)

宅内の分電盤内に温水器のブレーカーが無いので、どこにあるんだろうと思ったら、こんなところにありました。

これ屋内用のボックスです。
防雨用じゃないので、雨水が入り込んでますね...
これはよろしくないので撤去してしまいます。

前回もありましたが、排水管が13Φですね。
これも全部取替えます。


四国電力へ電力申請を行って、「エコキュートへ取替えますよ」と報告します。
申請が受理されると、取替工事に掛かります。

まずは、このエアコン室外機を取外します。


排水管を取替えるため、土を掘り返します。


VP30の排水管へ取替えました。

太いほどいいんですけど、他の埋設配管が交差しているため、太い管だと勾配が取れなくなるんです。

既存の電気温水器を撤去しました。


基礎アンカーは流用するため、亜鉛メッキスプレーを吹いておきます。


電源ケーブル・信号線・ヒートポンプ配管を施工します。


新しいタンクユニットを据付け。
配管類を接続していきます。


浴室側へ移ります。
フルオートタイプからエコオートタイプへ変わるため、浴槽アダプターを取替えます。


高温水遮断形浴槽アダプターへ取替えました。


この浴槽循環パイプ。
ユニットバス内部だけ、ハイブリッドホースが使われていました。


このホース、結構使われていますが、ゴム製のため、永年使うと黒い異物が出てきたりします。


なのでこの部分のみ、三層管へ取替えました。


はぃ、途中の写真も撮る間もなく、ヒートポンプユニットも接続完了。


ごちゃごちゃした配管類は、こんな感じでまとめました。

配管工事が終わると、注水。
タンク内を満タンにして水漏れがないか確認。

リモコンを取替えて、電源投入。
台所リモコンで初期設定を行います。


浴室リモコンで湯はりテスト。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、作業完了です。

あれ?エアコンの室外機はどこへ行った?
ここです(*´艸`*)

タンクユニットの後ろがデッドスペースなので、高置台を使って設置しました。

あとは取扱説明を行って、お引渡しです。

ご主人さんはいつもアベ冷熱技研のBlogをご覧になっているそうで、どんな感じの工事をするかを、ほぼ把握されていました。
信頼いただいてご依頼いただけるのは、嬉しいかぎりです(*^^*)
後日、エアコン洗浄とアンテナ工事のご依頼もいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>