2014年7月21日月曜日

三菱電機製 標準タイプエアコン分解洗浄&移設取替工事

いつもお世話になっているお客様から、「事務所のエアコンがもう古いんで、使ってない部屋のエアコンを移設して取替えてもらえんやろか?」とご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-J288-W(2008年製)


既存機は三菱重工製。

まだ動きますが、省エネの観点からは取替える方がいいですね。

配管はテープ巻き仕上げだったので、今回スリムダクト仕上げにします。


で、移設のために霧ヶ峰を外しにお伺いして、冷房運転するとカビ臭が。。。
お客様にも臭いを確認いただいて、「どうせ外すならついでに洗浄」をご依頼いただきました。
現在受付中止中ですが、既存機がまだ使えるので、洗浄する時間は十分にあります。

室内機をお預かりして、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
既存機を撤去。


貫通スリーブがないので、小動物侵入防止のためにスリーブを挿入します。


室内機を取付けます。


外部配管はブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あら~、ようなったわい。やっぱり阿部さんに頼んで良かった。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※2014年6月20日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。
受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>


2014年7月19日土曜日

新築住宅でお客様支給品エアコン新設工事

松山市外から新築お引っ越しされて来られるお客様から、メールでエアコン工事のご依頼をいただき、お昼から取付けにお伺いしてきました。

富士通ゼネラル製 フィルター自動掃除機能付きエアコン お客様支給品です。


室内機の位置決めをして、コンセント裏から配管穴を開ける位置に筋交いなどの構造体が無いか確認します。


穴開けを行います。


配管穴には貫通スリーブを挿入して、小動物の侵入を防ぎます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、ブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続後、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

ご主人さんに、「いつもBlog見てます。」と、お声掛けいただきました。
ありがとうございます。 今日から新しいお家で快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

喫茶店の天カセ形エアコン ドレンポンプ取替修理

7月7日の記事で書きました、天カセ形エアコンの修理にお伺いしてきました。

フロンガス充填して、「治った治った」と安心していたら、他に不具合が出てきたという、古い機種の修理にありがちな件です。。。(^_^;)

修理して数時間後、「いつの間にか室内機のランプが点滅して、動作が止まってしまいました。」とご連絡いただき、夕方再訪問。
ランプが9回点滅。。。

ドレンポンプの故障です。
今まではフロンガスが無くて、ほとんど冷えてない状態だったため、ドレン水も溜まっていなかったのが、正常に冷える様になって、ドレンパンが満杯になって溢れそうになっていたため、フロートセンサーが異常を感知した訳です。

メーカーに確認したところ、まだ数個ならドレンポンプの在庫があるとの事だったので、急いで手配し、入荷したので取替修理にお伺いしてきました。

パネルを外して、ドレンパンを取外します。

熱交換器と、ドレンポンプが見えます。

故障しているドレンポンプ。

ヘドロを吸い込んで詰まってしまってます。。。
右側の白い部分がポンプで、左側の黒い部分がフロートセンサーになっています。
ドレンパンに水が溜まると、フロートセンサーが感知して、ドレンポンプを作動させ、排水処理を行う仕組みです。

新旧交代です。


寸法は変わらず同じなので、スッキリ取替えます。


ドレンパンが汚れていたら、また詰まってしまいますから、取付け前に掃除しておきます。


もと通りに組み上げて、ドレンテスト。


1リットルの水を入れて、しっかり排水されているのを確認して、お引き渡しです。

今まで1台で運転されていたエアコンも、これで2台フル運転で使える様になりました。
快適な空間で、美味しいコーヒーをお召し上がりいただける様になりましたよ(^^)

2014年7月18日金曜日

7月18日現在の工事予定状況のお知らせ

アベ冷熱技研のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。
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お陰様を持ちまして、7月18日現在すべての工事において、2週間程度先まで予定が詰まっている状況です。
アベ冷熱技研へ工事のご依頼をご検討中のお客様につきましては、お早めにご予約をお願い申し上げます。

・エアコン分解洗浄について
ホームページに掲載させていただいている通り、繁忙期は1週間以上お預りする様になるため、その間エアコンが使えない状況になる事をご承知いただいております。

・エアコン修理・点検について
当社販売品または、当社施工物件以外の修理もお引き受けいたしますが、受付順にご訪問となりますので、工事同様に2週間後になる場合があります。
お急ぎの場合は、メーカーサービスの方が早いかと思われます。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設など、簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
分電盤改修や漏電修理など、電気工事のみの場合、お急ぎでしたら知り合いの業者さんをご紹介できます。

本年も変わらず忙しくさせていただいている事を、大変ありがたく感謝申し上げます。
今後とも、アベ冷熱技研をよろしくお願いいたします<(_ _)>

エアコンから水漏れのため修理&分解洗浄

先々週、「エアコンから水漏れしているので見てほしい」と、ご依頼いただき点検にお伺いしていました。

東芝 RAS-N406V6DR(2004年製)


お伺いした時はこんな状態でした。

室内機右側下部から水滴が落ちています。

まずは、どういう経路で水が漏れているかチェックしていきます。

全面のドレンパンに注水。
この時点で、結構な量の水をいれましたが、室内機右側から漏れてくる量は変わりません。

外に回ってドレンホースを見ると、勢い良く流れ出ています。

この状況、、、ドレンホースが詰まっているとか言う問題じゃなさそうです。。。

全面カバーを外して、流れてくる経路を探って行くと・・・

ファンモーターの隙間から、ちびちびと水が。。。
もしかすると背面のドレンパンが詰まっている可能性がありますが、そこは室内機を外さないと見えません。
室内機も結構汚れていて、カビ臭いもしていたので、洗浄をお奨めしたいところですが、さすがに暑くなってきたので一週間もお預かりする訳にもいきません。
お客様に現状をご説明し、このまま夏が終わるまで水漏れを我慢していただくか、工事予定が詰まっているので、二週間後にお伺いして一気に2~3日で分解洗浄修理するかご提案させていただき、「2~3日なら我慢する」と洗浄をご依頼いただきました。

で、昨日取外しにお伺い。
取外しの際、こんな方と巡り会いました。。。

入ったけど出られなくなった見たいで、お気の毒です<(_ _)>

室内機を外すと貫通スリーブ無し。。。

再設置の際に入れないといけませんね。

お預かりした室内機を、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

急いで洗って、半日で完全に乾燥させます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、水漏れ箇所を探ります。
実は、分解時にどこも詰まっているところは無かったんです。。。
で、気になったところがココ。

熱交換器側面です。
ここはどのメーカーでも、10年すれば腐食していますが。

熱交換器を保持している部品に、サビの後がずっと付いています。


ファンモーターを保護している部品とボディを分離すると、隙間にサビの後が流れているのが見えます。


ファンモーターにも後が付いているので、ここから流れているのは間違いなさそうですね。


ファンとファンモーターはこんな感じで収まっていて、写真上が背面ドレンパン、写真下が前面ドレンパンで、背面に溜まったドレン水は、通常モーター軸の下の隙間を通って前面ドレンパンに集約される仕組みになっています。

通常はこの隙間を流れるハズが、どういう訳か、部品と部品の隙間に染み込んで漏れていた様です。

どうするか悩みましたが、ここは。。。

隙間をシールしてしまえと言うことで、部品の隙間をコーキングで埋めます。

怪しそうなところにもしっかりと塗り込みました。

ここまでやってダメだったら、もうお手上げです(^_^;)

で、本当は明日取付け予定だったのですが、思ったより早く組み上がったので、本日取付けにお伺いしてきました。
まずは、貫通スリーブを挿入します。


室内機を取付けて、配管類を接続。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


背面ドレンパンに注水してみて、漏れがないか確認。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認します。

20分ほど冷房運転しましたが、どこからも漏れもなく、無事修理完了(^^)v

「助かりましたぁ。ホント早くやっていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。
帰り際、小さな息子さんには握手されました(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が、修理・点検・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※2014年6月20日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。
受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>