今週は異常なくらいの寒波到来で雪も結構降りましたね。
そんな寒さの中、オール電化工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 SRT-HP37WZ8 薄型エコキュート370L フルオートタイプ
三菱電機製 CS-G39CS 3口タイプ据置型IHクッキングヒーター
最初にご相談いただいたのは昨年末。
お使いのボイラーの調子を見てほしいとの事で、点検にお伺いさせていただきました。
既存機はCHOFU製。
年式が古く、排気で外壁が汚れるほど燃焼効率が悪くなっていました。
灯油タンクはどこにあるのかな?と思ったら、、、
建物反対側の玄関脇に設置されていました。
裏のボイラーへは、オイルポンプを使って送油されています。
この状況で、「まだこのボイラー使えそう?」とご相談いただきましたので、そろそろ寿命を迎える時期である事と、お隣の窓の前なので、音や臭いの面でご迷惑ではないかとお話させていただきました。
「実はね、オール電化も気になってるのよ。」と言う事もお聞きしたので、新しいボイラーに取替える場合と、IHクッキングヒーターとエコキュートに取替えるオール電化の場合と二種類の御見積書を、お渡しさせていただいていました。
年明けてやはり悩まれていらっしゃいましたが、光熱費試算を行ったり、火を使わない安全性・清潔性をご理解いただき、「おたくを信頼してお任せするわ。」とオール電化をご依頼頂きました<(_ _)>
まず、基礎を作るために既存ボイラーを撤去。
当初、ここにはエコキュートを置かず、別の所に設置する方向で考えていたのですが、「一週間くらいお風呂に入れなくてもいいので、ボイラーの置いてある場所に取り付けてほしい。」とのご要望で、最初にボイラーを撤去。
浴槽循環アダプターを外そうと思ったら、触っただけでボロッと取れてしまいました。。。
元々漏れていた様な感じですね。
今回ここも取替える予定でしたので、問題なしです。
撤去が終わると、配管類を取り回していきます。
既存ボイラーの膨張水は地面に垂れ流し状態だったため、新たに排水管も埋設します。
排水管は、近くの雨水マスへ接続。
メッシュ筋を入れて、基礎作りの準備をします。
コンクリートを流し込んで、一週間ほど養生します。
一週間寝て待ってる訳ではなく(^_^;)、電力申請を行い、電気増設工事の申し込み許可をもらい、電気工事に取り掛かります。
キッチンや和室の床から、床下へ入り、、、
こんな感じで、IHクッキングヒーターとエコキュートの専用ケーブルを通していきます。
IH専用コンセントを設置。
床下から分電盤への立ち上がりは、土壁のため外壁を塩ビ管で立ち上げます。
既存分電盤脇に小型の分電盤を増設。
同業者さんが見ると「ん?」って思うハズですが、ちょっと手を加えて30Aと20Aのブレーカーが接続できる様にしてあります。
主幹は50AのELB。幹線はCV14sq。容量的には問題ありません。
この方が丸ごと分電盤替えるより、安価でキレイに収まりました(^^)v
リモコンも取替えておきます。
既存の台所リモコンの位置。。。
なぜ足元にあるのか意味が解りませんが、、、
新しいリモコンはここへ設置しました。
浴室リモコンも取替え。
周囲を防カビタイプのコーキングで、しっかりとシールします。
ついでに浴槽アダプターも取付けて、室内作業終了。
外部配管はPF管とスリムダクトを使って保護。
かなり狭く作業性が悪くて、これだけでもかなりの時間が掛かってます。。。
ヒートポンプユニットまでの配管類も、スリムダクトを使って延長保護。
で、いよいよタンクユニット搬入。
82kgのタンクユニットを、4人掛かりで泣きながら据え付け。
え?そうです4人。
仕入先の担当者1名と自分の2人で途方に暮れていると、たまたま外線工事に来た引込業者さん2人に「ヘルプミー!」(^_^;)
お二人が神様に見えました。
まぁ、ここへ2人で入れようと考えてた方が無謀なんですけどね。。。
で、作業を進めます。
タンクユニット下部はしっかりと基礎にアンカー留め。
配管類を接続していきます。
ヒートポンプユニットを架台に乗せます。
配管類を接続。
以前は銅管を使っていましたが、三層管に替えてから施工性が格段にアップしました。
ドレン配管もきちんと雨水マスまで延長します。
何事も無かったかの様に、こんな感じで完成。
ヒートポンプユニットは架台に乗せているので、ドロ跳ねも気になりません。
四国電力へ竣工手続きを行い、電力量計の取替えを行います。
既存のアナログメーター。
今どき珍しい、引込開閉器にCKSを使っているので、これも取替えます。
昼夜別計量できるデジタルメーターへ取替えました。
開閉器はCKSから、NFBへ取替えました。
既存のガス設備は、お客様からガス供給会社へご依頼いただいて撤去していただきます。
今回は据置型なので、ポンと置いて完了。
ですが、左側に作り付けの木製収納があり、ガスコンロの時から左側が使えない状況でした。。。
IHになったので、直接裸火に触れる事はありませんが、お客様がどうしても気になるとの事で、「側面用防熱板」を取付けさせていただきました。
これで心置きなく料理ができますね(^^)v
エコキュートの試運転を行うため、初期設定を行います。
試運転を行います。
湯はりテストを行い異常がない事を確認して、取扱説明を行ってお引き渡しです。
「お友達が来てね、やっぱりオール電化はいいねって話してたんよ。」とご満足いただきました<(_ _)>
寒い日が続きましたが、今晩からご近所に気兼ねなくゆっくりお風呂に入れますね。
今回も延長保証制度をご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>
アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
2014年2月6日木曜日
2014年2月3日月曜日
賃貸マンションへ霧ヶ峰GVエアコン新設工事(室外機壁面置き)
いつもご依頼いただいている賃貸マンションへ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 MSZ-GV283-W 霧ヶ峰汎用機です。
ベランダを広く使える様に、今回も室外機は壁面置きです。
室内機の位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ベランダ側で、壁面置台をアンカー留めします。
ヨッコラショと室外機を乗せます。
配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ドレン管を立ち下げて、ベランダ周りはこんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
2月中旬に新しい方が入居されるそうで、早めに完工できて良かったです。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
三菱電機製 MSZ-GV283-W 霧ヶ峰汎用機です。
ベランダを広く使える様に、今回も室外機は壁面置きです。
室内機の位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ベランダ側で、壁面置台をアンカー留めします。
ヨッコラショと室外機を乗せます。
配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ドレン管を立ち下げて、ベランダ周りはこんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
2月中旬に新しい方が入居されるそうで、早めに完工できて良かったです。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:
エアコン工事
2014年2月1日土曜日
隠蔽配管のルームエアコン取替工事
年末にマルチエアコンの取替工事をさせていただいたお客様から、「他の部屋のエアコンを2台、取替えてほしい。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。
東芝製ルームエアコン×2台 お客様支給品です。
既存機は松下電器産業製。
「なんか変?」と思いました?
写真が横伸びになってるんじゃなくて、こんなエアコンなんです。
横幅95cmもあるのに、高さ22cmしかありません。
しかも隠蔽配管。。。
パナソニックや三菱電機の現行品は、高さ30cmですから、絶対取付け不可能です。
と言う事で、東芝か富士通ゼネラルなら高さ25cmタイプがあるので、お客様に機種選定をお願いしました。
しかし、この特殊な機種でもドレンを右から出す施工方法が残念でなりません。。。
とりあえず、既存機を撤去。
ほんと残念です。
どうやっても配管位置とドレン位置が開き過ぎて、新しい室内機の後ろに隠れそうにありません。。。
ドレンの方が微妙に上がってるし。。。
電源もこんな所から引き出して、直結されていました。
新たに右側にコンセントを設置。
作業を進めていきます。
既存の隠蔽配管を流用するため、配管内へ窒素ガスを送って残留オイルをパージします。
ドレン側を起点にして、位置決めをして背面板を設置。
室外側配管は溶接延長しましたが、室内側はユニオンで配管延長。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
左の配管側はこんな感じになりました。。。
撤去した室内機幅が95cmなのに対して、新しい室内機幅は79cmなので当然の結果ではあります。
仕方ないのでお客様に確認いただいて、カバープレートで隠しました。
室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「消費税が上がる前に取り替えたい」とのご希望でしたので、早めに取替えができてよかったです。
寸前になると物が無いと言う事もありますからね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
東芝製ルームエアコン×2台 お客様支給品です。
既存機は松下電器産業製。
「なんか変?」と思いました?
写真が横伸びになってるんじゃなくて、こんなエアコンなんです。
横幅95cmもあるのに、高さ22cmしかありません。
しかも隠蔽配管。。。
パナソニックや三菱電機の現行品は、高さ30cmですから、絶対取付け不可能です。
と言う事で、東芝か富士通ゼネラルなら高さ25cmタイプがあるので、お客様に機種選定をお願いしました。
しかし、この特殊な機種でもドレンを右から出す施工方法が残念でなりません。。。
とりあえず、既存機を撤去。
ほんと残念です。
どうやっても配管位置とドレン位置が開き過ぎて、新しい室内機の後ろに隠れそうにありません。。。
ドレンの方が微妙に上がってるし。。。
電源もこんな所から引き出して、直結されていました。
新たに右側にコンセントを設置。
作業を進めていきます。
既存の隠蔽配管を流用するため、配管内へ窒素ガスを送って残留オイルをパージします。
ドレン側を起点にして、位置決めをして背面板を設置。
室外側配管は溶接延長しましたが、室内側はユニオンで配管延長。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
左の配管側はこんな感じになりました。。。
撤去した室内機幅が95cmなのに対して、新しい室内機幅は79cmなので当然の結果ではあります。
仕方ないのでお客様に確認いただいて、カバープレートで隠しました。
室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「消費税が上がる前に取り替えたい」とのご希望でしたので、早めに取替えができてよかったです。
寸前になると物が無いと言う事もありますからね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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