2024年11月29日金曜日

鉄骨造のプレハブ住宅でエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様が中古住宅を購入されたとの事で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5624S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げただきました。

今回取付けるのは、1階リビングです。
専用コンセントがありますが、位置が残念です...
リビングとキッチンがL字型に繋がっている部屋なので、コンセントのところに室内機を付けてしまうと効率が悪くなるため、窓の上に取付けることになりました。

室外機は水栓と床下通気口を避けて、この位置に置きます。

では作業に掛かります。
鉄骨造の建物なので、壁内に鉄骨がないか探ります。

鉄骨がない事が確認できたら、配管穴を開けていきます。
2006年以前に建てられた建物なので、石綿飛散防止対策を行っての作業です。

リフォームされているので、奥に古い壁がありました。
どうもここは和室だった様です。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

夕方5時になると一気に辺りが暗くなりますね...
室外機周りは、こんな感じで完成。

コンセントはどの様にしたかと言うと...

化粧モールで延長して、コンセントの位置を変えました。
天井裏からなんとかアクセスできないかトライしてみたんですけど、鉄骨造なのでどうにもなりませんでした。
せっかくリフォームしているのに、もったいないですね。
エアコンの配置をちゃんと考えられる電気工事屋さんならこんな事にならなかったんですけどね。

分電盤のところで100Vから200Vへ電圧切替をしました。
分電盤のネームも放ったらかしで酷いですね。
行き先表示がないので、一つずつブレーカーを切ってエアコン専用回路を探り当てました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

実はお客様はお仕事でご不在でしたが、絶大の信頼をいただきまして、お家の鍵をお預かりしての施工でした。
現場へ到着するまで雨が降っていましたが、作業を始めると雨が上がって完工することができました。
これで新しいお家で快適にお過ごしいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿