2024年1月27日土曜日

新築住宅で建築屋さんご指名でのエアコン取付工事

お引渡し前の新築住宅で、2台のエアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は、お施主様支給品です。

お施主様からのご依頼ですが、アベ冷熱技研を紹介していただいたのは、この建物を建てている建築業者の現場監督さんです。
若い監督さんですが、初めて現場で会った際に阿部の施工を気に入っていただいて、これまでにも数件お施主様に紹介いただいています。
普通、そういう場合は建築屋さんの下請けとして入るべきでしょうが、アベ冷熱技研は直接施工を基本としていますので、余程のことがない限り建設業者さんの下には入りません。
それでも「阿部さんに」って言っていただけるのは、本当にありがたいですね。

さて、工事に取り掛かったのは今週始め。
寒波がやってくるという予報で、積雪を心配していましたが、松山市内は粉雪がちらつく程度でしたね。
ただし気温は、最高気温で4℃...
しかももの凄い強風で、体感温度はマイナス6℃くらい...
車から降りて、もう止めて帰ろうかと思ったくらい酷い状態でした。

建物内は静かで落ち着いているので、気を取り直して作業に掛かります。
エアコンは、お施主様がネット購入された支給品です。

まずは、2階寝室から取付けていきます。

図面上、室外機は屋根置きか壁面置きでしたが、お部屋が寝室ということもあり、室外機の振動対策として、少し配管距離が長くなりますが、地上置きをお奨めさせていただきました。

まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

左側にカーテンが付くので、シーリングカバーで壁面から少し離して背面板を設置。

配管を地上まで降ろすため、配管化粧カバーを取付けていきます。
吹きっさらしのもの凄い強風で、屋根の端に行くと風に押されて落ちそうです...
もう風が冷たすぎて涙は出るわ鼻水が出てるのも気が付かないくらい、顔面の感覚がありません...

ハシゴが一番怖いです。久々にハシゴ作業が怖いと思いました。
時折突風のような風で押されるので、祈って耐えるしかありませんでした。

なんとかダクト取付けを終えて、また室内へ。
室内は天国です。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外観に合わせて、ブラック色のスリムダクトで。

かなりグネグネしてますが、ビシッと降ろします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

朝9時スタートで夕方4時まで掛かりました...

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目の寝室が完了です。

もう夕方なのでリビングは翌日にしようかと思いましたが、配管穴だけでも開けておきます。

図面上、ここにはクロスで筋交いが入っています。
右出しでも左出しでも、慎重に位置決めをして穴を開けなければなりません。

壁裏センサーを使い、壁内の柱の位置を確認して穴を開ける位置を決定します。

決めたら開けるのみ。とは言え、慎重に。

右側柱際。狙い通りに貫通しました。

貫通スリーブを挿入しておきます。

と、初日はここまでで時間切れです。
予定している工程は一日半なので、順調に進んでいると言えます。

そして翌日、風は優しくなりましたが、気温は相変わらずです...
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

さて、室外機を接続しましょうと梱包を外すと...え?うわぁ...
久々にへこんでいるのを見ました。
ネット購入品はよくへこんでいるんですよねぇ...

困りました...お客様にお伝えしてどうするか決めていただこうにも、お客様はお仕事中で連絡がつきません。

という訳で、この日は室外機を設置せずに撤退。
取付けてしまうと、保証が効かなくなりますから。
でも購入されてから年越ししている様なので、保証が効くのか?っていう問題もあります。
まぁ、阿部が悩んでもどうにもならないんですけどね。
ネット購入品アルアルです。

翌日お客様から、「機械的に問題がないのであれば、見た目は気にしないので、そのまま取付けてください。」とのお返事をいただきましたので、本日取付けに。

室外機を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
外構屋さんが防草シートを敷いて、砂利を入れているところにお邪魔しての作業です。

室外機周りは、こんな感じで完成。
室外機のへこみが気になりますが、建物裏なので。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
お引越しはまだ先の様です。
寒波到来で大変な作業でしたが、なかなか記憶に残るやり甲斐のある工事でした(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年1月23日火曜日

17年お使いのダイキンエアコン×5台を三菱霧ヶ峰エアコンへ取替工事

いつもお世話になっているグループホームのオーナー様のご依頼で、居室のエアコン×5台の取替えをご依頼いただき、昨日と本日二日間掛けてお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2223-W スタンダードタイプを5台、お買い上げいただきました。

1階と2階合わせて20部屋ほどある居室のエアコンを、年に3~5台づつ取替えていっています。
既存機はダイキン製。
故障が多かったのと、サービスマンの対応がお気に召さなかったそうで、取替えは三菱電機製で統一して行くことになっています。

今回は5台。同じ面に6台ありますが、1台は以前故障で取替え済みです。

初日の昨日は、2階の2台から。
取外しに掛かりますが、ダクトカバーを外すといつも通りの光景が。
この建物のエアコン配管穴はすべて、パテ埋めされていません。
風、入り放題。虫、入り放題です。

撤去しました。

もちろん、スリーブも入っていません。
たぶん、阿部の知り合いの業者さんなんで、この辺で止めておきますね。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管穴にはしっかりとパテを詰めて、外気を遮断。

配管化粧カバーは、既存のものを流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

あとは試運転を行い、、、

異常がない事を確認して2階の2台は完了です。
初日はこの2台で時間切れです。

二日目の本日は、1階の3台。

今日は工事の流れを変えて、まずは三部屋一気に取外し。

スリーブを挿入して、背面板を設置。

室内機を掛けていきます。
室内機を掛けるところまで、3台一気に進めます。

あとは延々と外部での配管作業。
今日は寒気が入ってめちゃくちゃ寒くて、気を抜くと鼻水が...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、、、

異常がないことを確認して、、、

3台完了です。

合計5台、取替え完了です。

全部三菱になって、気持ちがいいですね。

「寒い中、ありがとうございました。これで入居者さんも安心して過ごせます。ずっと気掛かりだったんで、今回お願いして良かったです。阿部さんが頼りなんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。