8年前に取付工事をさせていただいたお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。
松下電器産業(現Panasonic) CS-X638A2-W(2008年製)
三菱のムーブアイセンサーに対抗して発売された頃の、センサー付きタイプです。
室内機を取り外して、お預かりします。
どのメーカーもそうですが、室内機の裏側にもドレンパンがあります。
ここにこの様にホコリが溜まると、水漏れの原因にもなります。
壁面に水が垂れた様な跡があったのでお聞きすると、昨年水漏れを起こしたそうです。
室内機をバラしていきます。
相変わらずですね。。。
フィルター自動掃除を行う要の部分に、タンマリとホコリの山が。
Panasonicの自動掃除システムは、掃除機の様に吸い込んで外部へ吐き出す仕組みですが、ここまで詰まると、吸い込む事もできませんねぇ。。。
と言う訳で、熱交換器にはホコリがびっしり。
この頃のPanasonic製は、どこのお宅でもこんな感じです。
その熱交換器を取り外すのにも一苦労。
熱交換器とボディとをロックしている金具がここにビス留めされているんですが、もの凄い錆で見えませんねぇ。
なんとか外れました。
タマに外れないものもあります。
錆びてしまうとメンテナンスができなくなる様な場所には、ステンレス製の部品を使ってもらいたいですね。
錆びてた部分を正面から撮影。
背面のドレン水は、ファンとモーターの隙間を通って、正面のドレンパンに流れて行く仕組みですが、この隙間が詰まっても水漏れの原因となります。
無事、完全分解完了です。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
配管接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ブロックを立てに置いてあるのは、お客様のご希望です。
ここにレンガ積みの土台を作られるそうで、仮置きです。
と言いながら、8年経ってますけど(p_-)
試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
少し気になる事がありましたが、様子を見ると言うことで、とりあえず。
内部の写真をお渡しすると、「うわぁ、やっぱり汚れてましたねぇ。これでこの夏は快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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