「トイレの換気扇が壊れてて動かないので、取替えてほしいんですけど。」とご依頼いただき、お伺いしてきました。
既存機は松下電器産業製。
「あ、これなら簡単に交換できそう。」なんて思いながらグリルを外すと。。。
わぁ、、、天井材の上に付いてますよコレ。。。
天井ボード貼る前に本体取り付けている、悪い事例です。
でもなんか、天井材との間に隙間があるなぁ?と、じっくり見てみると、周りに軽天バーがあって、それにビスで留めてあります。
それも外側から・・・(T_T)
取替え時の事をまったく考慮していない、悪質な施工例です。
お引き受けするの止めようかと思いましたが、窓のないトイレでお困りのご様子でしたので、お受けさせていただきました。
新しい換気扇が入荷すると再訪問。
トイレなので、しっかり養生して作業に掛かります。
まずは既存換気扇をここから取り出すために、最小限の開口を行います。
開口し過ぎると、後でグリルで隠れなくなるので、ギリギリでカット。
やっと全体が見えました。
留めてあるビスをペンチで回してみたり、いろいろやってみるも外れず。。。
作業性を上げるために、ファンユニットを撤去。
なんとかこれでビス4本が外れましたが・・・
今度は天井裏の深さがビチビチで、なかなかボディが取り出せません。。。
ペンチでボディをひん曲げながら、なんとか撤去完了。
サウナ状態のトイレで、撤去に1時間掛かりました。
新旧交代。
外はエアコンが効いてるのか?っていうくらい涼しくてしばらく休憩(^_^;)
気分を落ち着かせて、再度作業に掛かります。
開口を広げた分、木材で補強。
四角く補強したいところですが、軽天バーが邪魔してここまで。
ダクトにアダプターを接続。
本体を取付けます。
これが本来の取付け状態です。
あとはグリルを取付けて、試運転後、異常がない事を確認してお引き渡しです。
Panasonic製 FY-17C7 天井埋込形換気扇です。
取付けより、撤去の方に時間が掛かりましたね。
「大変でしたね。ありがとうございます。他の方にも宣伝しておきますね。」と、大変お喜びいただきました。
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