昨日・本日の2日間掛けてシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-802AS 室外機×1台・MLZ-GX402AS-IN 室内機×2台・MAC-460PW 化粧パネル×2個・MAC-430PW ワイドパネル×2個
既存機はビーバー製。故障で動きません。
こちらのお宅、エアコン配管はすべて隠蔽配管で、室外機がまとめられています。
横幅、結構シビアですが、新しい室外機がなんとか入りそうです。
下に排水枡があるのが気になりますが、もうここしか置く所はありません。
工事に掛かります。
まずは既存機を撤去します。
枠の跡は雑巾で拭いてみましたが、なかなか頑固で取れませんでした。
これ無理して拭き取ってもムラムラになるだけなので、このまま進めます。
窒素ガスを使って、、、
配管内の残留オイルを追い出します。
新しく設置する室内機の幅が少し広いので、天井開口を広げます。
吊りボルトの位置も変わるので、Lアングルを使って位置決めをする訳ですが・・・
既存のドレン配管が微妙な位置を横切っています。。。
これ、H鋼を貫通してます。。。
それを、こんな風に経路変更。
反対側はこんな感じにドレン管が貫通しています。
天井面から高さ50cm以内ならドレンアップできるので、これで大丈夫です。
冷媒配管のフレア加工を行っておきます。
室内機を吊り込みます。
配管類を接続していきます。
化粧パネルを取付け。
配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。
実はこの作業、昨日一日で完工するつもりだったんですが、ドレンの経路変更や天井開口に結構時間が掛かったため、本日午前中に再訪問させていただいて、お引き渡しできました。
今回ご依頼いただく前に、他社さんも見積もりに来られたそうですが、いろいろお話している過程でアベ冷熱技研をご指定いただきました。
当初、機器はネット購入で支給品の予定でしたが、選ばれていた機種が業務用で単独運転できないタイプだったため、ご説明させていただいたところ、「もう阿部さんとこでエアコンもお願いします。」とご依頼いただきました<(_ _)>
「無理言ってすみません。年内にしていただいて、ホント良かったです。綺麗にしていただいたし。」と大変喜んでいただきました。
一日で完工できなかったので、大変恐縮でございます<(_ _)>
三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。
今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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阿部さん、
窒素ガスの圧力はどのくらいで作業していますでしょうか?
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柏木さん、いつも勉強熱心なのは素晴らしいことだと思います。
でもですね、ここに書く内容は2人だけのやり取りではなく、日本中、見ようと思えば世界中の人が見ることができます。
自分がBlogに技術的な細かい所を書かないのは、単にお客様に解り易い様にと言うのではなくて、Blogを見て「技術を盗んでやろう」という人達だっているのがわかっているからです。
まぁ、窒素の圧などは配管距離やオイルの残留量などで、現地で微調整する訳ですが、やっぱり同業者さん同士でも知られたくない情報もあります。
FBのメッセージ機能やグループなどの閉鎖的なやり取りでしたら、気軽に書きますが、やっぱりここは基本的にお客様向けですので。。。
柏木さんもBlog始められたところですから、業者向けじゃなくて、お客様向けの情報をどんどんUPされたらいいと思います。
あ、ちょっとお返事厳しかったですかね?
またFBの方で(^^ゞ