2012年10月30日火曜日

新築住宅へ中古エアコン新設工事

エアコン分解洗浄のご依頼がたくさんありすぎて、Blogも洗浄の記事が多くなってきたので、タマにはエアコン工事の模様を。。。(^_^;)
本日は、新築住宅で中古エアコンの新設工事をご依頼いただきました。


まずは室内機の位置決めをして、配管穴を開けます。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を設置し、配管類を接続していきます。


外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外部はこんな感じに仕上がりました(^_^)v


ドレンは垂れ流しにはせず、ベランダの排水口付近まで塩ビ管で導きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


お客様には工事内容にご満足いただきまして、帰り際に別部屋のエアコン新設のご相談をいただき、お見積りをご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年10月29日月曜日

三菱電機製自掃付き&東芝製標準タイプエアコン分解洗浄作業

5年前、新築時にエアコン取付工事をさせていただきましたお客様からエアコン分解洗浄をご依頼いただき、洗浄が完了したので本日取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW637S-W(2007年製)
三菱電機 MSZ-JXV257-T (2007年製)
東芝キャリア RAS-225UAV(2002年製)


内部はかなり汚れていました。。。

作業させていただく方としては、とてもやり甲斐のある状態です(^_^;)
この位汚れている方が、ワクワクしてきますね。。。

いつもの様に、電気系統を取り除いて完全分解。

左と中央が三菱の自動掃除タイプ、右側が東芝製の標準タイプですが、パーツの量が半端無いでしょ?

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


今回は台数が多いので、特に汚れていた分の比較写真を・・・

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


羽根↓


フィルター↓


ダストボックス↓


いやぁ~、我ながらキレイに仕上がりました(^_^)v
気分爽快です!

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管を接続し、真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

今日からまた快適にご使用いただける様になりましたね(^_^)v

さて、毎回このBlogでも書いていますが、フィルター自動掃除機能。。。
これのお陰で、フィルターのホコリが綺麗に取れていると思っているお客様は多いです。
でも・・・

ブラシでフィルター上を擦られたホコリの、大体はダストボックスへ入ります。
でも、擦られる事によって、フィルターが「ザル(濾す)」の様になり、その目地より細かくなったホコリがフィルターを通過し、熱交換器側へ吸い込まれて行きます。
上の写真は、フィルターより内側に付着したキメの細かいホコリです。
これらが熱交換器やボディ内部に付着し、冷房運転時に結露してカビとなってしまいます。
標準タイプのエアコンより、フィルター自動掃除機能付きのエアコンの方が汚れている理由は、残念ながらココにあると言って過言ではなさそうです。

これ、三菱だけじゃありません。
もっと酷いメーカーもあります。
このBlog、メーカーさんもよくご覧いただいている様ですので、ここで厳しく書かせていただきました。
もう辞めましょうよ、フィルター自動掃除機能付きエアコン(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2012年10月27日土曜日

太陽光発電用 売電電力量計(電力メーター)取替工事

今週は3件のお宅で、太陽光発電システム用の売電力量計の取替工事にお伺いしてきました。

電力量計には有効期限があり、満期を迎えるまでに取替えなければなりません。
買電力量計は、四国電力が定期的に取替えてくれますが、売電力量計はお客様の持ち物ですから、取替えはお客様負担となります。
まだまだこの事をご存知ないお客様が多いですが、お引き渡し時にきちんと説明されてない証拠ですねぇ。。。

8~9月にご依頼いただいていましたが、満期月まで取替えを待っていました。

別に前の月に取り替えてもいいですが、少しでも長く使いたいですから満期月まで待ちました。

まず、主開閉器を遮断して宅内を停電(無負荷状態)させます。
宅内側は通電されていませんが、電力量計側は通電された状態(活線状態)なので注意が必要です。


電線同士を短絡させない様に、既存の電力量計を取外します。


新旧交代です。

右側が新しい逆転防止機能付き電力量計です。

10年後の平成34年10月まで使用できます。


新しい電力量計を取り付けて、端子に接続します。

感電防止のために低圧用ゴム手袋で安全対策を行い、トルクドライバーを使い規定トルクで端子を締めます。

送電前にテスターで電圧測定を行い、接続ミスがないか確認します。


主開閉器を入れて送電します。


正常に電力量計が動作しているか確認を行い、作業完了です。

後は、指示数や品番などを四国電力へ報告して完了です。

で、3件の内、1件のお宅で見つけてしまいました。。。

危険ですねぇ。。。
ケーブルの末端処理をせず、そのまま端子台へ締め付けていました。。。
これ、ビスが緩む原因になりますし、締め過ぎると素線が断線してしまいます。
知らないのか、ワザとやってるのか・・・

見て見ぬフリはできませんから、当然改修します。

もちろん停電中なので、ガストーチで半田上げして完了です。
これ二次側だけでなく一次側も同様になっていたため、同じく改修しておきました。

電力量計から出火した話をタマに聞きますが、こんな所にも原因があるんでしょうね。
怖い怖い。。。

ところで、よく見掛ける屋外に設置されてるパワーコンディショナ。

発電中はファンが回っていて、近くに行くと結構耳障りです。
しかもこのメーカー、故障が多いとお客様からよく聞きます。
まぁ、屋外に設置されているので、傷みやすいですよねぇ。。。

三菱電機製のパワーコンディショナにはファンが付いてません。
耳障りなファンの運転音がないので、屋内へ設置できます。
よって故障率もかなり低くなりますよね。
なぜファンレスなのか?
変換効率がいいから、機器が発熱しにくい構造になってるんです。↓
http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/jutaku/product/conditioner/
これは、アベ冷熱技研が三菱太陽光発電システムMPS・施工ID認証店になる事を選んだ理由でもあります(^^)v
おっと、また長くなりそうなので、この辺で太陽光の話は止めておきます(^_^;)

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
太陽光発電システム用の売電力量計の取替えも、お気軽にご相談ください。

2012年10月25日木曜日

東芝製・シャープ製 標準タイプエアコン分解洗浄作業

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、本日取付けにお伺いしてきました。

東芝キャリア RAS-S281E4R(W)(2007年製)
シャープ AY-T22BE-W(2007年製)

約5年お使いの機種ですね。

まずは、電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

電気系統は外してあるので、完全に丸洗いができます。

熱交換器↓(東芝)


ボディ内部↓(東芝)


ドレンパン↓(東芝)


ファン↓(東芝)


熱交換器↓(シャープ)


ボディ内部↓(シャープ)


ドレンパン↓(シャープ)


ファン↓(シャープ)


洗浄が完了すると取付けにお伺いする訳ですが、東芝のエアコンは隠蔽配管だったんです。

壁から出てきてドレンパンに接続されているのは断熱ソフトドレンでした。
お客様から「水漏れをした事がある」とお聞きしていたので、嫌な予感はしていたんです。。。

壁の中を覗いて見ると・・・

50CM程横引きされているドレンホースが、垂れ下がっています。。。
隠蔽されているので、壁を剥ぐ以外に補修のしようが無さそう(-_-;)

さて、どうやって柔らかいドレンホースを壁の中で真っ直ぐにするか?

VP30の塩ビ管を使って・・・

断熱ソフトドレンホースを差し込んで、バッチリです(^^)v

これで壁内のたるみが取れました。

後は、いつも通り配管を接続していきます。


ドレンもキチッと接続。


配管接続が終わると、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


ドレンパンへ水を注いで、正常に流れるかテストします。


ドレン出口からチョロチョロとしか流れていなかったので、サクションポンプで引いて見ると、白濁したドレン水が大量に出てきました。。。

以前、お客様ご自身でエアコンクリーナーを使われたそうで、おそらくその残留水が出てきたものと思われますが、それが残っていると言う事は、もしかすると床下の横引き部分のドレンホースがたるんでいる可能性がありますね。。。
これを直すとなると結構な工事内容になるため、様子を見ていただく事にしました。

以前からこのBlogにも書いていますが、断熱ソフトドレンホースを隠蔽部に使用すると、今回の様に数年経ってから異常が出てきます。
断熱ソフトドレンホースは施工性がいいので、どうしても使いたくなるのも解りますが、点検できない隠蔽部にはVP管などの塩化ビニル製パイプに断熱材を巻いて使うのが標準施工です。
今回の場合は「手抜き」と言われてもしかたのない事例ですね。
まぁ、最近の新築に多いんですけど。。。(-_-;)

後は試運転を行って、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回のお客様は、アベ冷熱技研の分解洗浄に興味を持っていただき、facebookで友達申請いただきまして、夏場の洗浄受付中止から受付再開まで気長にお待ちいただいて、やっと今回洗浄をさせていただきました。
本当にありがとうございます<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研