2019年9月2日月曜日

28年目?の霧ヶ峰をムーブアイ搭載霧ヶ峰へ取替工事

やっと雨が上がりましたね。
今週は天気が良さそうなので、お待ちいただいていたエアコン工事を入れていきます。
今朝は、いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 ムーブアイ搭載霧ヶ峰 お客様支給品です。


既存機も霧ヶ峰でした。

年式が書いてなかったので、品番で調べてみると、1991年製!
28年もの間、元気に動いていたんですね。
今年、室外機が動かなくなってご臨終だそうです...

室内機は2階。室外機は地上置き。
スリムダクトは既存流用ご希望です。


室外機もなかなかの懐かしさを感じるフォルムです(^_^;)


ちょっと気になったので、室外機の後ろを覗いて見ると... 通気口の前に置かれています。

これはちょっと移動が必要ですね。

作業に掛かります。
ハシゴを使って撤去していきます。


まぁ珍しくもありませんが、配管穴にパテ無し、スリーブ無し、ここが永年通気口になっていた訳です。

こういう工事をする業者さんが、同じエリアで作業している事が悲しいです。

室内機も撤去しました。


この穴の位置...
左に鉄骨、右にブレース。
室内機をもう少し下げれば、穴も開け易かったろうにって思いますね。


ブレースのせいでかなり入れにくかったですけど、気密性確保のため貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存穴の位置が高いので、かなりやり辛いです...

配管穴にはしっかりとパテ埋めをして、小動物の侵入も防止。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


既存機はプラロックでそのまま地上置きにされていたので、泥まみれでした。


今回はプラロックの下にブロックも敷いて、泥ハネを少なく、下部腐食を遅らせる様にしました。

通気口も避けて、元の位置から右へ移動させています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「お忙しい時期にお願いしてしまって、すみませんでした。キレイにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年8月31日土曜日

18年使用した分電盤を感震ブレーカー搭載の新しい分電盤へ取替工事

業務受付お休み中で、誠に申し訳ございません。

この一週間、阿部は何しよったんぞって言う話ですが、週中頃のドシャ降りの雨の二日間は、リフォーム中のお宅で、鼻の中までまっ茶色になる土壁の土埃が舞う中で電気工事をして、週末三日間はコチラのお宅の浴室リフォームに伴う工事で、電気温水器からエコキュートへ取替える工事に入り浸りでした。

とりあえず先行工事として、電気温水器撤去、配管取り回し、コンクリート基礎造りをしていました。
まぁまぁ大変な事になりましたが、そちらの話はエコキュート完成時にBlogに掲載させていただきます。

で、本日は、そのエコキュート取替えに伴う工事で、分電盤の取替えを行いました。


「分電盤なんかそのままでいいじゃない」って思うでしょうけど、ちょっといろいろありまして。
左が既存分電盤です。

その隣に電気温水器のブレーカーと、太陽光発電システムのブレーカーが、別々のボックスで設置されていました。

実はですね、下見にお伺いした際に阿部がパネルを開けると「パキっ!」と言う音がして、パネルを支えている根元が割れてしまいました...(´・ω・`)

お客様:「あ、いいですよ。もともと調子悪かったし。」

いや、パネルだけ取れると思いますから調べてみますね。

お客様:「そう言えば、前に阿部さんにEVコンセント増設してもらった時に、使えない回路がありましたよね。」

あ、そうですね。ありましたありました。

この部分、ブレーカーを差し込んで止める部分の樹脂が劣化して割れていたんです。
ブレーカーがグラグラするので、ここは空きにしていました。

今回、エコキュートに取替えるので、右側の大きな40Aのブレーカーは必要なくなり、20Aになります。
これを分電盤の中に納めてもらいたいと言うご要望と、浴室リフォームと同時に洗面所に暖房機を設置するため、ブレーカーの増設も必要です。

と言うことで、「18年使ったし、ブレーカーの数も足りないんで、この際に取替えてください。」とご依頼いただきました。

まずは既存の分電盤を撤去。

外してビックリです...
これ、新築時に、クロス貼る前に分電盤取付けたんですね...(´;ω;`)
酷いもんです。どういう工程の組み方してるんですかね。

仕方ありません。作業を進めます。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


電気温水器のブレーカーのあったところの穴は、とりあえずカバープレートで塞ぎました。

近い将来、太陽光発電システムを撤去されるそうです。
その際に、右側の太陽光用ブレーカーと、パワーコンディショナーも撤去されるので、それらを撤去した後にクロスの貼り替えをお奨めさせていただきました。

「おぉ。新しい分電盤かっこいいですね。これで安心して使えます。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

今回の分電盤には感震ブレーカーをお奨めさせていただき、搭載させていただきました。


「感震ブレーカー」は、地震の際に主幹ブレーカーを強制的に遮断して、通電火災を防ぐものとなります。

3分間は、深夜でも安全に避難できるために設けられています。
地震後停電になって、この機能が働かなくなった場合でも、復電後3分間経過して強制的に遮断されるので、避難して誰も家に居なくても通電火災が起きないというスグレモノです。

阪神淡路大震災の際に大きな被害をもたらしたのは、「火災」です。
ガスや灯油が原因と思われがちですが、その火災の「着火原因」の約60%が、みなさんが安全と思われていた「電気」なんです。
いわゆる「通電火災」と言われるものです。
通電火災について書き出すと長くなるので、ぜひ検索して調べてみてくださいね。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
また、防災に詳しい防災士がご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2019年8月26日月曜日

エアコン取替えのついでに放熱の悪い場所から室外機を救出作業

ずっと雨の予報で、工事の予定も目まぐるしく変更しております。
今日は今後一週間で唯一、晴れマークの付いた天気予報だったので、本当は明日工事予定だったエアコン工事を、本日に前倒しさせていただいてお伺いしてきました。

エアコン機器は、お客様支給品です。


既存機はこんな感じでした。
かなりくたびれていますね...(^_^;)


室外機は2階ベランダに置いてありましたが、今度このベランダをお部屋にすると言うことで、室外機を1階へ降ろさなくてはいけなくなりました。

さすがに古いので、この際に取替えてしまおうと言うものです。

その室外機を置くスペースがですね...(´;ω;`)

奥に見える室外機は、1階ダイニングに設置されているエアコンです。

以前にこのエアコン(他社施工)が水漏れするという事で、修理にお伺いした際にも気になっていたんですけど、これは室外機くんがかわいそうですよね。

自分が吐き出した熱風を、また自分が吸い込むという、「サーキュレーション」を起こしています。
かなりコンプレッサーに負荷が掛かりますから、エアコンの寿命を縮めてしまいますね。

今回、2階寝室の室外機もここにしか置けないと言うことで、ついでにこのダイニングの室外機も、ブロック塀より上げてやる工法でご提案させていただき、ご依頼いただきました。

まずは既存機を撤去。


元の配管穴は、内も外もキャップで塞ぎます。


新しい室内機の背面板を取付けます。


位置決めをして、配管穴を開けていきます。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


さすがにブロック塀まで50cmではハシゴが立たないので、お隣に許可をいただいて敷地に入らせていただきます。

※お隣への交渉は、お客様ご自身で行っていただきます。
日頃からお隣との関係が良好でないとできない工事ですね。

外部配管は、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を見ると、打痕が・・・

またか、、、って感じですね。
お客様支給のネット購入品で、よく見掛けます。
お聞きすると、いつもの運送業者の名前でした... 残念ですね。
お客様は、「使えるなら見た目は全然気にならない」と言うことで、作業を進めます。

ダイニング、寝室の室外機共に、二段置台を使って、ブロック塀の高さまで上げて設置。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。

室外機の吹出しはお隣の窓から離れているので、問題はありません。
気持ちの問題はあるかも知れませんが...(^_^;)
あまり気になる様でしたら、吹出し方向を変える風向ガイドを取付ける事をお奨めしました。
敷地いっぱいに建物を建てると、こういう場合に大変ですね...

今回200Vのエアコンに取替えましたので、100Vコンセントから...


電圧を切り替えて、200Vコンセントへ取替えます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「いつもキレイに取付けていただいて、ありがとうございます。次は子供部屋のエアコンも取替えようと思ってますんで、その時はまたお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年8月24日土曜日

しばらくの間すべての業務の受付をお休みさせていただきます

「どうした阿部?」「なにかあったか?」と思われるかも知れませんが、誠に申し訳ございません。

盆休み明けからずっと、どうしようかと考えていたのですが、どうにもこうにもキャパオーバーとなりましたので、エアコン工事・電気工事・アンテナ工事・その他諸々の工事と、当社施工品でないものの修理点検、それから見積もりや現地調査もすべて、お休みさせていただきます。

現在お引き受けさせていただいている案件が、

・浴室リフォームに伴う、エコキュート取替工事
・キッチンリフォームに伴う、エコキュート・IHクッキングヒーター増設のオール電化工事
・賃貸マンションリフォームに伴う、電気設備工事
・戸建て住宅リフォームに伴う、電気容量増設工事
・店舗改修に伴う、電気設備工事

それに、エアコン工事などでお待ちいただいているお客様が、3件いらっしゃいます。

と、なかなかのボリュームに膨らんでしまいまして、本日着工した戸建て住宅リフォームに関しては、また大幅に追加が出まして、さすがに「もぅ無理...」とお手上げ状態です。
この工事がですね、すべて9月中旬までに仕上げないといけないのです。。。

ほぼ一人でやっているので、日中は現場へ入り浸り。
夕方遅く帰社すると、片付けと翌日の準備で夜遅くまで。
それからメールをチェックしたり、図面を描いたりしています。
自宅に帰るのは、日付が変わるか変わらないかと言うのが、7月からずっと続いています。

はぃ。阿部は元気です!(*^^*)
「阿部さん痩せたねぇ...」って、行く先々で心配されますが、今が一番体力的にバッチリです!
少し睡眠不足ではありますが...(´;ω;`)

一番の悩みどころは、「お待ちいただいているお客様がいらっしゃる事」。
阿部は人に迷惑を掛ける事が一番キライです。
我慢してまで阿部が空くのをお待ちいただいてる事は、精神的に消耗してしまいます...
阿部のハートは強くありません。

なので、しばらくの間すべての業務の受付をお休みさせていただきます。
受付再開は、またこのBlogでお知らせさせていただきます。

誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

2019年8月23日金曜日

外のコンセントにアースを付けれませんか?からの電気自動車用EVコンセント増設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、電気自動車用EVコンセントの増設工事にお伺いしてきました。


最初にご相談いただいたのは、「外にあるコンセントにアースが付いてないんで、アース付きコンセントにしてもらえませんか?」と言うお話で、現地調査にお伺いしてきました。

阿 部「で、なんでアースがいるんですか?」
お客様「今度車を買い換えるんですよ。電気自動車に。それでアース付きコンセントじゃないと充電できないって言われたので。」
阿 部「え?電気自動車を100Vで充電するんですか?時間かかりますよ?」
お客様「そうそう、一晩掛かるみたい(^_^;) でも200Vなんか、もの凄い大掛かりなんでしょ?」
阿 部「いや、そうでもないですよ。」
お客様「じゃぁ充電早い方がいいから、お願いします。」

本日、材料が揃ったのでお伺いしてきました。
分電盤は駐車場から見て、建物のまったく反対側です。

いろいろと増設されていて、ごちゃごちゃしていますね。
これはアベ冷熱技研の仕業ではなく、他社施工ですからね。念の為。

分電盤のある洗面所の裏側が収納になっていて、そこから床下へアクセスできます。


暑いですけど、フル装備で床下へ...


床下を転がしていく工法にするため、先にPF管を通していきます。


延々と駐車場の方へ。


分電盤にアースがないので、床下で取りました。
屋外はかなり狭い上に、ガス管や水道管、下水管が走っているので、アース棒を打ち込むのは危険です。


壁内を通して、ケーブルを分電盤脇まで立ち上げました。


この3つの増設ブレーカー。もの凄く気になるので...


こちらへ、EVコンセント用漏電遮断器と一緒にボックスに納めます。


こんな感じで分電盤周りは完了です。

とか、サクッと書きましたが、床下作業~分電盤周りで4時間掛かっています...
やっぱり一人でやるには、かなりキツイですね。

日が暮れてしまいます...
外周りの仕上げを。


EVコンセントは抜き差ししやすい様に、少し高い位置へ取付けます。


工事が完了すると、ブレーカーをONに。


電圧を確認して、お引渡しです。

「わぁ、分電盤周りがスッキリしましたね。コンセントもいい位置に付けてもらって、ありがとうございます。暑い時でお忙しいのに、面倒くさい工事お願いしてすみません。また何かの時はお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。