2015年8月5日水曜日

金属加工場で三菱ERタイプ天吊形パッケージエアコン新設工事

「作業場へ業務用エアコンを設置したいので相談に乗ってほしい」と、ご依頼いただいたお客様の金属加工場で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PCZ-ERP160KH ERタイプ天吊形パッケージエアコン


以前はガス式のツインエアコンを使用されていたそうで、室内機が2台残っていましたが、室外機は撤去されてありません。

これは触らず残置します。

ご希望は、この広い作業場を快適な環境にしたいとの事。

現在は7.1Kwのルームエアコンと、スポットクーラーが数台座っています。

作業場は長方形の構造なので、やっぱり天吊形で吹き出す方が良さそうです。
場所の選定に悩みました。。。

位置的には配管距離も考慮して、この辺から吹き出す方が効率が良さそうですが、換気扇があったり、シャッターがあったり。。。

天井裏はこんな感じ。

換気扇は今も今後も使う予定がないそうなので、気にせずここに設置する事で決まりました。

では作業に掛かります。
室内機を吊るために、L形アングルを組み合わせて吊りボルトを降ろします。

寸法的にキチキチだったので、天井裏へ上がったり下りたり、ここだけで結構時間が掛かっています。

天井面から吊りボルトが出ました。


冷媒配管を通していきます。


3分5分の配管を、断熱材を傷めない様にジワジワと通して、、、


室外機のところまで配管完了。
配管距離15mほどありますが、溶接箇所はありません。

室外機を乗せるための架台も設置。

室内機を吊り込みます。

もうこのリフト、大活躍ですヽ(´ー`)ノ

配管を接続し、トルクレンチで規定値に締め付けます。


配管穴開口部は、ホコリを吸い込まない様にアルミテープで塞ぎます。


ドレンは外部へ導きます。


室外機周りも配管接続し、真空ポンプを使って配管内をしっかりと真空乾燥させます。


室外機が倒れない様に転倒防止金具を設置。


風向ガイドを取付けます。

実はここ、駐車場なんです。
この前に軽トラが止まるので、架台で室外機を上げているのと、熱風がこもらない様に道路側へ向けて風向ガイドを付けています。

暖房時は室外機からもドレン水が出るので、これも垂れ流しにはせず、塩ビ管で排水溝まで導きます。


リモコンを取付けて試運転を行い、


異常がない事を確認してお引き渡しです。

あ、電源工事は今回、高圧受電設備だった事と、電気容量的に不安があったので、青年部仲間の中央電設さんに依頼しました。
役割分担ができる横の繋がりは大切ですね。

お客様には、「相談に乗ってくれて、繁忙期にもかかわらず仕事が丁寧で良かったです。」と、お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年8月3日月曜日

松山電工組安全大会&関係官庁訪問活動に参加

毎年恒例、「電気使用安全月間(8月1日~31日)」の一環として、松山電気工事協同組合主催の電気使用安全啓発活動に参加してきました。

初めに、四国電力松山電気ビルにて、松山電気工事協同組合主催の「安全大会」が開催されます。

災害事例などの紹介が行われた後、安全作業指針・安全宣言を行い、今後の安全作業を誓います。

で、その安全作業指針をわたくし阿部が・・・(^_^;)


組合理事として宣言させていただきました。


安全大会後、場所を四国電力前駐車場へ移し、各担当ヶ所へ向かう出発式。


今年わたくしは青年部から追い出され?親理事のみなさんと一緒に、関係官庁訪問に回りました。

松山市役所、愛媛県中予地方局、松山消防局を訪問させていただきました。

なんかちょっと寂しい気分です。
昨年までは、炎天下の中、青年部のみんなと道路照明清掃やってきたので、汗かかないって言うのが何とも悪い気がして・・・(^_^;)
青年部から写真もらったので、とりあえずここにも載せておきますね。


松山電工組各担当のみなさん、お疲れ様でした。
詳細はコチラにUPさせていただきました↓

【平成27年電気使用安全月間運動行事(安全大会・関係官庁訪問・都市公園電気設備点検)】平成27年8月3日(月曜日)、「電気使用安全月間(8月1日~31日)」の一環として、安全大会開催・関係官庁訪問・都市公園電気設備点検を行いました。初...
Posted by 松山電気工事協同組合 on 2015年8月20日

2015年8月1日土曜日

8月1日現在の工事予定状況とお盆休みのお知らせ

アベ冷熱技研のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。

お陰様を持ちまして、8月1日現在すべての工事において、お盆休みまで予定が詰まっている状況です。
ご依頼いただけます場合は、お盆休み明けとなりますのでご了承ください。

お盆休みは、8月14日(金)~16日(日)を予定しております。

・エアコン修理・点検について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
当社施工物件以外の修理につきましては、ご予約の受付順となりますので、お急ぎの場合は、メーカーサービスの方が早いかと思われます。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設など、簡易的な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
分電盤改修や漏電修理など、電気工事のみの場合、お急ぎでしたら知り合いの業者さんをご紹介できます。

本年も変わらず忙しくさせていただいている事を、大変ありがたく感謝申し上げます。
今後とも、アベ冷熱技研をよろしくお願いいたします<(_ _)>


追記: Blog記事が溜まっていて遅れていますが、時間ができ次第UPして行きたいと思っております。
気長にお付き合いいただければ幸いです。

2015年7月31日金曜日

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ取替工事

本日2台目のGVです。
実は午前中GVの取付工事にお伺いさせていただいたお宅のお隣様で、下見にお伺いした際に「うちも一緒にやってもらえんやろか?」と、取替えのご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。


既存機は東芝製。
年式は不明ですが、かなりの旧型です。

まだ動いていますが、風量が少ないのと、電気代を気にされていました。

室外機は屋根にベタ置き。。。
配管も屋根上を転がしているだけで、断熱材が朽ちて銅管が丸裸になっているため、かなり効率が悪い状態でした。

以前はこちらのお宅の周りにも家が密集していて、室外機を置く場所がなかった様ですが、今は地上も広く使えるので地上置きにします。

既存機を撤去していきます。

本日も晴天の灼熱。。。屋根上で撤去するだけで汗ビショビショです。。。

室内機も撤去しました。


位置決めをして背面板を取付けます。

壁は古い土壁なので、スライド金具を使って支持します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機を地上置きに変更するので、配管類は立ち下げます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


エアコンの電源が近くのコンセントから分岐されていたので、気になって電気設備を拝見すると。。。

漏電遮断器が無いのと、電灯回路は碍子引き。
ちょっとこれは見逃せないので、改修のご提案をさせていただきまして、ご依頼いただきました。
電力申請して、また後日お伺いさせていただきます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ新設工事

以前、新築でエアコン工事をご依頼いただいたお客様からのご依頼で、ご実家にエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。

ご実家にはお母様がお一人でお住まいで、寝室に1台はエアコンが設置されていますが、もうかなり古い機種なのと、居間と炊事場が暑いので、居間に新しいエアコンを付けてほしいとのご依頼です。

部屋の間取りと建物の状況から、設置場所にかなり悩みましたが、押入れを利用する方法でご提案しご依頼いただきました。

位置決めをして背面板を取付けます。

壁は古い土壁なので、スライド金具を使って支持します。

配管穴を2ヶ所開けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


押入れ内を少し勾配を付けて横引き。


外部配管は玄関脇まで延長。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


真空引きしている間に、専用コンセントを増設します。

ブレーカーを増設して、、、

宅内露出配線でエアコン脇まで延長し、専用コンセントを設置します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ、これで暑い思いして料理せんでもようなりました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年7月29日水曜日

CATVから既存アンテナへ切替工事

「親類から購入した中古住宅なんですけど、CATVからアンテナ受信に切り替えてもらえませんか?」とご依頼いただき、切替工事にお伺いしてきました。

新築時に設置されていたUHFとBSアンテナが残っています。


現在の契約はCATVの映像・ネット・電話のトリプルコースです。

このエリアは光ケーブルで引き込まれ、ONU以降で映像とネットに分けられています。

宅内設備を拝見・・・

なかなかスゴい事になってます。。。
使ってないNTTの光設備までありますね。
ここは後でなんとかしましょうか。

今回、CATVの契約のうち、映像と電話を解約し、ネットはそのまま継続。
青色ケーブルがネットと電話、黒色ケーブルが映像です。


黒色ケーブルをCATV設備から切り離して、アンテナ下に設置されているブースターへ接続します。


接続部はテープを巻いて防水処理しますが、分配器が入っていたBOXを流用します。


さきほどの宅内の弱電BOX内へブースター電源部を設置。

実はこの電源部が無くなっていたため、お客様が他で購入されてきました。

受信レベルを測定して、異常がない事を確認。


あとは、チャンネル再設定を行って、映りをご確認いただきます。

と、通常ならここで終了といく訳ですが、、、

どうしてもココが気になったので整理整頓。

ここの方が時間掛かった気がしますが(^_^;)
しかし、このLANケーブルと電話線どうにかしたいですが、そこまでのご依頼ではありませんので、これでお引き渡しさせていただきました。
「おぉ、キレイにまとめていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。

はい、今回の工事、愛媛CATVの工事認定店なので一度で済みました。
CATVへの報告、撤去作業は認定店でなければできません。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>