2025年5月7日水曜日

三菱FZVタイプを分解洗浄してエアコン移設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン移設と分解洗浄をご依頼いただきました。
三菱電機 MSZ-FZV7120S-W(2020年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。

分譲マンションに設置されていたエアコンを洗浄して、リフォームしている戸建て住宅へ移設してほしいとのご依頼です。
先月初め頃にエアコンの取外しにお伺いして、時間ができた時に洗っておきました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

見た目ほとんど汚れていない様に見えますが、室内で焼肉をよくされていた様で、触るとヌルっとするほどでしたから、洗って正解でしたね。

リフォームは先月後半に終わっていた様ですが、お客様と阿部の都合が合う日がなかなかなくて、本日取付けにお伺いしました。

取付けるのは2階のお部屋。
専用コンセントがあって、穴も開いています。

が...この穴の高さは流用できそうもありません。

ベランダ側の穴の位置を確認すると、、、あれ?なんか位置がおかしい???

内壁をよく見ると、もうひとつ穴がありました。

こちらの穴ならなんとか取付けできます。
左の穴はなんだろうかと思っていたら、後から解ったのですが、丸型のコンセントが取付けられていた様です。
穴の奥にケーブルがジョイントされていて、隣の専用コンセントへ送られていました。
紛らわしいですね...

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

どうしても元のコンセントの穴が出てしまうため、お客様と相談して、カバープートで塞ぎました。
リフォーム後なのに残念です。


外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「きれいにしてもらって、ありがとうございました!」と、大変お喜びいただきました(^^)

で、予定通りであれば、今日はこのエアコンを含めて3台取付ける予定でしたが、当初予定から取付位置変更や室外機を置く場所にこれから生コンを流すとか、諸々小さな問題が複数重なって、きちんと試運転までできたのはこの1台だけでした。
他の2台は、また日を改めて取付けにお伺いする事になりました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2025年5月5日月曜日

食品店舗で分電盤取替え・専用コンセント増設・200Vエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替えとそれに伴う電気工事にお伺いしてきました。

今回のお客様は、自然派食品店のオーナーさんです。
古いマンションの1階部分をテナントとして借りて営業されています。
この店舗のエアコンの効きが悪くなってきたので、能力の大きなエアコンに取替えたいとご相談いただき、先月現地調査にお伺いしていました。

お店の広さは畳数で言うと20畳ちょっとあります。
天井を見ると天カセパッケージエアコンが付いていますが、これは故障して動かないそうです...

で、今までどうされていたのかと言うと、ここにルームエアコンが。
見ると、能力は10畳用?
設置した当初はこれで効いていたそうですが、段々と効きが悪く感じる様になって、昨年の夏は結構きつい状態だったそうです。
冷蔵庫の台数が増えたのも原因かと思いますが、そもそもの能力が足りませんね。
室内機内部が汚れていて、少し風量が減ったのも重なっている様です。

今回、20畳用のエアコンに取替えをご希望で、既存のエアコンは撤去後に洗浄して、オーナーさんのご自宅へ移設する事になりました。

既存の室外機は、壊れている室外機の隣に置かれていました。

今回取替えるに当たって、コンセントの電圧を切替えなければなりませんが、そもそも既存機は専用コンセントではなく、足元のコンセントからタコ足で繋がれていたため、専用コンセントの増設が必要です。

分電盤を確認すると...
え?これは... 主幹ブレーカーがありませんよ。
右のブレーカーは壊れているエアコン用で、これのみ漏電遮断器になっています。

マンションの引込計器盤内を確認すると、ここに主幹ブレーカーは付いていましたが...

ブレーカーは配線遮断機で、漏電遮断器ではありません。
しかも、2次側ケーブルがVVF2.6mmx3cなのに、ケーブルの許容電流を遥かに超えた遮断容量40Aのブレーカーが設置されています。
これではケーブルの保護ができず、高負荷状態が長時間続くと発火する可能性があって、とても危険な状態でした。
この機会に、分電盤も古いので取替えをお奨めしご依頼いただきました。

そして本日、お店のお休みの日に工事開始です。
既存のエアコンは先週のお休みの際に取外しておいたので、まずは電源工事から。

分電盤からエアコンのところまで専用ケーブルを通していく作業ですが、途中に点検口があるので比較的難易度は低い作業になります。

既存の分電盤を撤去。

先に専用ケーブルを通していきます。

エアコンのところに、200V専用コンセントを取付けました。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

シンプルな横一列タイプの分電盤をチョイスしました。

主幹ブレーカーは漏電遮断器になり、30Aでしっかりとケーブルを保護できる様になりました。

コンセント電圧を確認して、電気工事は完了です。

では新しいエアコンの取付けに掛かります。
位置決めをして背面板を設置。

配管サイズが4分なので、ベンダを使って曲げ加工します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

今回、エアコン機器はお客様支給品です。
既存の倍の能力になったので、今年は快適に営業ができますね(^^)
取外した既存機は一旦お預かりして、時間ができた時に分解洗浄して移設工事にお伺いする予定です。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年5月2日金曜日

3年お使いのヤマダHD製RIAIRエアコンの完全分解洗浄作業

一昨年、移設工事をさせていただいたエアコンの分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

ヤマダホールディングス YHA-S22M-W(2022年製) スタンダードタイプです。

中を覗くとカビが凄いとの事で、今回ご依頼いただきました。

室内機を取外して、お預かりします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

そして本日、取付工事にお伺いしてきました。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

小さなお子さんがいらっしゃるので、カビは気になりますね。
これでまた快適にご使用いただける様になりましたよ(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2025年4月30日水曜日

【重要なお知らせ】ここで一旦すべての工事の受付を終了します

いつもたくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。
誠に申し訳ございませんが、ご依頼をいただく量が阿部のキャパシティーを大きく超えてしまいましたので、ここで一旦すべての工事の受付を終了させていただきます。
4月22日のBlogにも書きましたが、5月の予定はすべて埋まりました。
6月はお待ちいただいていて、工事日程がはっきり決めきれないお客様でほぼ埋まってしまいます。
現時点で一ヶ月もお待ちいただいているお客様がいらっしゃる事と、お声掛けいただいているのにも関わらず、未だ現地調査にもお伺いできてないお客様がたくさんいらっしゃる状況で、日中は電話が鳴って、事務所へ帰るとたくさんのメールの対応で、見積もりや図面作成、四国電力への申請手続きなど、もうどうにもならない状態で、これ以上受付を続けることは、お待ちいただいているお客様にも影響が出てしまうため、かなり悩みましたがここで一旦終了させていただく事にしました。
この様な状況ですので、お見積りにお伺いすることもなかなか難しい状況です。
工事の受付再開につきましては、今日までにお問い合わせいただきましたお客様の予定がすべて確定してからにさせていただきたいと思います。

エアコン分解洗浄につきましては、今シーズンの受付を終了いたします。
さすがに7月に入ると暑くて洗浄はお引き受けできませんので。
エアコン分解洗浄の受付再開は秋頃の予定です。

阿部は日々一人で作業を行っていますので、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。