2024年9月20日金曜日

室外機2階壁面置きエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はお客様支給品です。

今回取付けるのは、2階のお部屋。

配管穴が無いので、新たに開けなければなりません。
コンセントを外して、壁内の状況を確かめて位置決めをします。

外壁がALCなので、専用のコアドリルを使って開けていきます。
築30年の建物ですから、石綿含有みなしとして飛散防止対策を行って穴開けを行います。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

今回、室外機は壁面置きにします。
ベランダに置けそうですが、ドアがあって室外機を置くスペースが無いのです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
何気にサクッと書いてますが、南側で直射日光を浴びながらの作業ですから、体力より気力で動いている感じでした。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでこのお部屋も快適にご使用いただけますね。
帰りに、他のお部屋の故障しているエアコンの取替えもご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年9月19日木曜日

建物の端から端まで壁内・床下隠蔽配線でEVコンセント増設工事

いつまでも暑い日が続いてエアコン工事のご依頼が止みませんが、本日は初めてのお客様のご依頼で、電気自動車用のEVコンセント増設工事にお伺いしてきました。

ご依頼の内容は、「建物に極力穴を開けたくないので、壁の中にケーブルを通して、コンセントのところまでは床下を通してほしい」というご希望でした。
通常の住宅は一階にユニットバスがあって、その点検口から分電盤裏にアクセスできるように設計されていますが、こちらの建物はユニットバスは2階にあって、分電盤は外壁側に取付けられているという、なんとも後の事をまったく考えられていない状況でした。

分電盤の近くに点検口はありますが、上にユニットバスが乗っているため、分電盤の裏がどうなっているのかまったく見えない上、外壁側は断熱材でパンパンです...
でも、よく見てみるとケーブルの向こう側に排水管が立下がっているのが見えます。
分電盤の裏はパイプシャフトの様になっているみたいですね。
これはいけるかも?

幸い足元にも床下点検口があるので見てみましょう。

先ほどの排水管が見えました。これはいけるかも?
でもあの場所に辿り着くには、なかなか大変そうです...
現地調査にお伺いした際に、「他にも数件見積り依頼をしています。阿部さんができるならお願いしたいと思ってます。」とお話いただきましたが、今回の場合は壁内にケーブルが通せるかどうかやってみないと判りません。
通らなければ屋外を通していく工事になりますが、それでも良ければとお伝えしていたところ、数日して正式にご依頼をいただきました。

アベ冷熱技研を選んでいただいたからには、できるだけやってみましょう。
一人でやるような作業ではありませんが、丸一日工期をいただきましたので頑張ります。

作業に掛かります。まずは床下へ。
排水管や給水管を傷めない様に、奥へ奥へと。

排水管と床の隙間へケーブルを通していきます。
とてもきつくて、床下点検口と天井裏点検口を行ったり来たりの繰り返しです。
ケーブルは押して10cm引いて10cmと少しづつしか進みません...

後少しというところで、まったく動かなくなりました...
ここまで二時間近く掛けた苦労を無駄にしたくないので、お客様に許可をいただいて一箇所開口させていただきました。
この上の辺りに横桟があって通りにくくなっていましたが、開口したおかげでなんとか通りました。

もうホント、床下から分電盤まで立ち上げるだけで午前中が潰れてカラダボロボロ状態です。
EV用の200V30A 感度電流15mAの高感度・高速形漏電遮断器を空き回路に装着して、ケーブルを接続しておきます。

さて午後からは、分電盤からはまったく対角線側のEVコンセント取付場所まで、床下を通していかなければなりません...

床下へ配管を通すための穴を開けます。
さすがにこの壁内にケーブルを立ち上げるのは無理ですから、お客様もそこはご了承いただいています。

床下へ潜って、延々とPF管を引っ張っていきます。

もう首がムチ打ち状態ですが、なんとかPF管が通りました。

PF管内へVVF2.6mmx3cケーブルを通していきます。

お客様にコンセントの高さを確認いただいて、外部を立ち上げます。

あとはEVコンセントを取付けて、電圧確認。

異常がない事を確認して、お引渡しです。
朝9時スタートで夕方5時半まで掛かりました。カラダのいろんなところがズキズキしています...

「暑い中、ありがとうございました。壁の中も通していただいてありがたいです。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2024年9月18日水曜日

事務所の天カセが故障したので霧ヶ峰JXVを仮設??取付工事

FB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV6324S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

今回のご依頼は、工場に隣接する事務所へのエアコン取付けです。
広い事務所で、既存機は4馬力の天カセが設置されていましたが、この暑い最中に故障して動かなくなったそうです。
部品が無いので、これ自体を取替えれば済む話ではありますが、実はこのエアコン、隣の工場に設置されている8馬力のエアコンと共に補助金絡みで取替える予定で申請しているそうですが、まだOKが出ていません...

まだまだ日中は暑い日が続く様なので、どうしたものかと考えられていましたが、FB友さん(社長)の自宅のエアコンが古いので阿部に取替え依頼しようかと思っていたものを、とりあえず事務所に取付けてはどうかとご相談いただきました。

自宅にあるエアコンは6.3kw。
畳に換算すると20畳用。
既存の天カセが4馬力なので半分の能力しかありませんが、まぁ無いよりはマシだろうという事でご依頼いただきました。

はぃ。新品のエアコンを、仮設として取付けるのです...

しかし事務所も壁掛形のエアコンが取付けできるスペースは、出入口のところしかありません。
悩んでも仕方ありません。ここしか無理ですから。

当然、専用コンセントがないので増設電気工事も行う必要があります。
分電盤を見ると... おぉ...ものすごい分岐してますね...
工場の電源も同じ分電盤のため、お休みの日しか停電工事ができません。

という事で、一昨日の敬老の日に電気工事にお伺いしていました。
分電盤から分岐して、200Vのブレーカーを設置。
とりあえず1、2ヶ月の仮設ですから、諸々ご容赦ください。

ケーブルも仮設が終われば撤去するので、モールに納めるとか天井裏を通すとか、余計な費用が掛かることは必要ありません。

所々ビスを留めて、IV線でVAケーブルを保持しています。

200Vコンセントを取付けて、電気工事完了。

お休みの間に石綿飛散防止対策を行って、配管穴も開けておきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

こんな感じで一昨日は完了でした。

そして本日、入荷したエアコン取付けにお伺いです。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
天カセの取替えが終わった後、このエアコンはFB友さんのご自宅へ移設予定ですので、配管は緩やかに曲げて、長さも少し余裕を持って取付けています。
こうしておく事で移設先で配管が再利用できて、余計な出費がありませんから。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
能力不足ではあるのでガンガンに冷えることはありませんが、とりあえずこれで残暑を乗り越えていただければと思います。

ちなみに既存の業務用エアコンの取替えもご相談いただきましたが、金額的にも工事的にも大掛かりなのと、補助金関係の書類をやっている時間もなかったので、やんわりとお断りさせていただきました(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年9月17日火曜日

賃貸マンションで三菱霧ヶ峰エアコン×2台取付工事

FB友さんから初めてのお客様をご紹介いただきまして、本日取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2824-W / MSZ-GV2224-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

早速工事に掛かります。
梁、穴の位置、コンセントの位置...どうにかならなかったんですかね?

たくさん開いていたビス穴が隠れる様に、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
賃貸物件なので、配管を外壁にビス留めすることはできません。
ちなみに室外機を手すり側に置くのは良くありません。
ニュースなどでご存知の方もいらっしゃると思いますが、小さなお子さんが登る可能性があるからです。
今回はお客様が室外機の上に登れない様に対策をされるとの事で、ここへ設置しています。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了です。

2台目に掛かります。

先程の部屋のコンセントはアース付きでしたが、こちらはアース端子がありません。

賃貸マンションでよくあるんですが、前の入居者さんが200Vのエアコンを使われていて、退去される際に引越屋さんが100Vへ戻した際に、アース無しに変えてしまうんです...

せっかくアース線があるので、コンセントを取替えておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
いやぁ...いつまでこの暑さは続くんですかね?
ずっと南側のベランダで作業していると、直射日光で倒れそうになりました。

「わぁ、凄~い。ありがとうございました~。」と、大変お喜びいただき、おみやげまでいただきました(^^)
これで引越作業も捗りますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。