2024年9月18日水曜日

事務所の天カセが故障したので霧ヶ峰JXVを仮設??取付工事

FB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV6324S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

今回のご依頼は、工場に隣接する事務所へのエアコン取付けです。
広い事務所で、既存機は4馬力の天カセが設置されていましたが、この暑い最中に故障して動かなくなったそうです。
部品が無いので、これ自体を取替えれば済む話ではありますが、実はこのエアコン、隣の工場に設置されている8馬力のエアコンと共に補助金絡みで取替える予定で申請しているそうですが、まだOKが出ていません...

まだまだ日中は暑い日が続く様なので、どうしたものかと考えられていましたが、FB友さん(社長)の自宅のエアコンが古いので阿部に取替え依頼しようかと思っていたものを、とりあえず事務所に取付けてはどうかとご相談いただきました。

自宅にあるエアコンは6.3kw。
畳に換算すると20畳用。
既存の天カセが4馬力なので半分の能力しかありませんが、まぁ無いよりはマシだろうという事でご依頼いただきました。

はぃ。新品のエアコンを、仮設として取付けるのです...

しかし事務所も壁掛形のエアコンが取付けできるスペースは、出入口のところしかありません。
悩んでも仕方ありません。ここしか無理ですから。

当然、専用コンセントがないので増設電気工事も行う必要があります。
分電盤を見ると... おぉ...ものすごい分岐してますね...
工場の電源も同じ分電盤のため、お休みの日しか停電工事ができません。

という事で、一昨日の敬老の日に電気工事にお伺いしていました。
分電盤から分岐して、200Vのブレーカーを設置。
とりあえず1、2ヶ月の仮設ですから、諸々ご容赦ください。

ケーブルも仮設が終われば撤去するので、モールに納めるとか天井裏を通すとか、余計な費用が掛かることは必要ありません。

所々ビスを留めて、IV線でVAケーブルを保持しています。

200Vコンセントを取付けて、電気工事完了。

お休みの間に石綿飛散防止対策を行って、配管穴も開けておきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

こんな感じで一昨日は完了でした。

そして本日、入荷したエアコン取付けにお伺いです。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
天カセの取替えが終わった後、このエアコンはFB友さんのご自宅へ移設予定ですので、配管は緩やかに曲げて、長さも少し余裕を持って取付けています。
こうしておく事で移設先で配管が再利用できて、余計な出費がありませんから。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
能力不足ではあるのでガンガンに冷えることはありませんが、とりあえずこれで残暑を乗り越えていただければと思います。

ちなみに既存の業務用エアコンの取替えもご相談いただきましたが、金額的にも工事的にも大掛かりなのと、補助金関係の書類をやっている時間もなかったので、やんわりとお断りさせていただきました(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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