2023年2月20日月曜日

調子の悪いエアコンを冷房シーズンが来るまでの早めに取替え

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は富士通ゼネラル製。
一応動いていますが調子が悪いそうで、昨年末にメールで「暖房は割と効くので、来年暑さ本番を迎える前までに工事して頂ければ幸いです」と、ご依頼いただいていました。
春にエアコンの値上げの情報が入っていましたので、2月か3月にやりますかという事で。

室外機周りはこんな感じでした。

では、既存機を取外していきます。
貫通スリーブは入っていましたけど、外部のパテが硬化して隙間ができていて、小動物が入り放題状態でした...
これ、ホコリじゃなくて蜘蛛の巣です。

あれ?左にパテ埋めをしていますね?

あら、元々は隠蔽配管だった様ですね。

これは使えないので、パテではなくアルミテープでしっかりと塞いでおきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管化粧カバーも劣化が進んでいたので、この際に取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策をしておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これで今年の夏は快適にご使用いただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年2月17日金曜日

分譲マンションでダイキンから三菱霧ヶ峰へ2台エアコン取替工事

昨年、他のお部屋でエアコン取替えをご依頼いただいたお客様から、リビングとダイニングに設置されているエアコンの取替えをご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2822-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰×2台をお買い上げいただきました。

既存機はダイキンでした。
こちらはリビング。

配管の行き先は隣の部屋に...

こちらはダイニング。

リビングの配管はダイニングのエアコンの配管と一緒に、ひとつの配管穴からベランダへ...

室外機1台はベランダ置き、もう1台は天井吊りになっていました。

いやぁ、エアコンは2006年製で17年経過していますが、吊り下げ架台はそれ以上の様です。

ドレンは4本、転がされていました...

では作業に掛かります。
既存機を撤去。古い架台も全部外してしまいます。

リビングの室内機も撤去。

ダイニングの室内機も。

もう、2台撤去するだけで汗だくです...

このコンセント、どうなってるんだろうかと調べてみたら、きちんと別回路になっているので、新たに増設の必要はありません。

ただし、どうしても見た目が気になるので手直しさせていただきました。

先に、天吊架台を設置しておきます。
と、簡単に一枚の写真で書きましたが、まぁ既存のアンカーがどうしようもなくいい加減で、アンカーも打ち直して取付けました。
地味に時間を取られて、既存撤去と架台取付けまでで午前中が終了しました...

昼休憩を経て、エアコン取付けに掛かります。
室内機を掛けて、、

配管類を接続してきます。

室外機を架台に乗せて、真空引きを開始。
もうこの頃に日が暮れ始めて、体が言うことを聞かなくなってきました...

2台目の室外機を接続して、真空引き開始。
配管立ち下げ部分はスリムダクトを使用。
ドレンはVE管でひとつにまとめて、排水溝まで導きました。
これで経年劣化でボロボロになることなく、踏みつけても潰れることはありません。

ベランダ周りはこんな感じで完成。
もう暗くて、スマホの夜景モードでしか撮影できません。

あとは試運転を行い、、、

異常がないことを確認してお引渡しです。
こちらのマンションは奇数階しかエレベーターが止まらず、しかも2階ということもあり、荷揚げ荷降ろしで階段を数十回往復して、最後の片付けの時には過呼吸で倒れるかと思いました...
朝8時スタートで、完了したのは夜の7時でした。
ひとり作業の限界ですね...

「今回もキレイで丁寧に仕上げてもらって、ありがとうございます。遅くまで大変な作業でしたね。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
お客様のお言葉が、阿部の日々のモチベーションです(u_u*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年2月16日木曜日

愛媛県立吉田高等学校へ体験学習出前授業に行ってきました

今日は、早朝から高速に乗って南予の吉田町にある愛媛県立吉田高等学校へ、体験学習出前授業にお伺いしてきました。
吉田高校は普通科だけでなく、機械建築工学科、電気電子科などがある、技術系の学校です。
愛媛県冷凍空調設備工業会では数年前から出前授業を行っていて、阿部が担当理事のため、この事業の取りまとめを任命されています。

工業会からは阿部を含め、ものづくりマイスターの資格保持者5名が講師となって4時限の枠をいただいて授業を行います。

阿部は1時限目の後半に、「エアコンの仕組みについて」お話させていただきました。
エアコンはどの様にして冷風や温風を出しているか。
フロンガスの特性や、どんな風に機器の中をガスが流れているかを、PowerPointを使って説明しました。
この説明、数回やってますけど、未だにしっかりと伝えることができません。
完全に理解してもらうためには、この部分だけで4時限必要な内容ですから、なかなか難しいです。
大体こんな感じでエアコンは動いていますよというのが、ふんわりと理解してもらえれば...

エアコンの仕組みを大まかに理解してもらった後は、実際にエアコンを持ち込んで配管を接続、真空引きを行って試運転までの一連の作業を披露。
作業完了後に冷房運転を行い、室内機からは冷たい風、室外機からは温かい風が出ているのを体感してもらい、フロンガスが熱を運んでいることを体験してもらいました。

一通りエアコン工事に関して興味を持ってもらった後、実際に銅管の接続部分を加工する、フレア加工作業を体験してもらいます。
エアコン工事ではこのフレア加工が一番の肝です。
銅管を開いたフレア部分はパッキンの役目も行うため、キズの無いピカピカの鏡面仕上げにならないといけません。

パイプベンダーを使って、配管の曲げ加工の体験も。

最後に全員で、きちっと寸法を出して曲げ加工を行い、末端をフレア加工。
4人分を組み合わせて、こんな作品を作ってもらいました。
一人でも寸法を間違えると繋がりません。
最後はみんなで盛り上がっていました。

高校生の間に取れる資格、社会人になって経験年数を踏まないと取れない資格などさまざまあるこの業界。
日々勉強のこの業界に少しでも興味を持って、近い将来同じ世界で仕事ができたらいいですね。
我々の業界にひとりでも多くの優秀な若い人材が加入してもらえる様、これからも頑張って参ります。

2023年2月14日火曜日

新築の助産院さんで三菱霧ヶ峰エアコン新設工事

お客様が助産院をOPENするとの事で、本日エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4022S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

昨年秋に、ご自宅のエアコン取替えにお伺いした際に、助産院を建てるのでそちらにもエアコンをお願いしたいとご相談いただいていましたが、建物が完成したとの事で本日お伺いさせていただきました。

建物は平屋で大きなお部屋がひとつと、洗面所・トイレのみというシンプルな間取りです。

では、取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

筋交いの位置は事前に図面をいただいていたので、心置きなく配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
今回はシルバー色の外壁のため、近い色のグレー色のダクトで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。
隣の境界へ少し乗っていますが、お隣もご親戚の建物なのでかまわないそうです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

助産院emi様→ https://ameblo.jp/emi-sanba/
2月24日からプレオープンみたいですよ(^^)
ご依頼ありがとうございました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。