2023年2月9日木曜日

CATVネット回線を光ケーブル化で宅内露出配線工事

以前エアコンをご購入いただいたお客様のご依頼で、CATVのネット回線を高速な光ケーブル化工事にお伺いしてきました。

既に既存のCATV保安器の横に、キャビネットが設置されています。

現在のご契約はネットのみのため、V-ONUではなくキャビネットが設置されます。

既存の同軸ケーブルは、エアコンの配管穴から宅内へ導かれて...

エアコンの配管に沿わせて...

お部屋の方へ入っています。

今回は同軸ケーブルとは同じルートを使わず、単独ルートで同じ部屋まで。

一箇所だけ小さな穴を開けて部屋へ通します。

既存モデムが置いてある、収納のところに直接通しました。

引込側へ戻って、引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

キャビネットへ収めて、引込周りは完了です。
既存保安器は、後日引込班が撤去してくれます。
何か気が付きました?
エアコンを触る人間としてはどうしても気になって仕方ないので、ひと手間掛けさせていただきました。(※他社施工品です)

宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

あとは、お客様のWi-Fiルーターを接続して作業完了です。
「キレイに配線していただいて、ありがとうございました。またお願いする事があるので、また連絡しますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

愛媛CATVでは、全エリアの光ケーブル化を進めています。
アベ冷熱技研では、当社で光化手続きをいただいたお客様、もしくは過去に他の工事をご依頼いただいた履歴のあるお客様しかお引き受けしておりませんのでご了承ください。

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年2月8日水曜日

35年ご使用の分電盤を感震ブレーカー搭載分電盤へ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、分電盤取替えと換気扇×2台の取替工事にお伺いしてきました。

既存の分電盤は松下電工製。

製造年が1988年なので、35年になります。
現状、特に不具合などはありませんが、新築当時からそのままなので、故障する前に取替えておきたいとの事でご依頼いただきました。

メーカー推奨の分電盤の取替え時期は、約13年と言われています。
急な故障で家中停電が続くなんて考えたくもありませんから、早めに取替えておく方が得策ですね。

さて、取外す前に回路チェックをしていると、2本共噛ましの回路を見つけました。
負荷が少ない回路なら問題ありませんが、この回路はエアコンです。
もう一本はどこへ行っているんだろうかと思ったら、別の部屋のエアコン専用コンセントに繋がっていました。
幸い、その部屋にエアコンは設置されていなかったため、ブレーカーが動作することはなかった様ですが、今回この回路は専用ブレーカーへ接続します。

停電作業に掛かります。
まずは既存盤を撤去。

既存盤の主幹一次側は、ヨリ線押さえ付けタイプだったため、油圧圧着工具を使ってR型端子を圧着します。

新しい分電盤を設置し、ケーブルを接続していきます。

接続完了後、電源を投入して感震ブレーカーのテストを行います。

3分間、点滅とブザーが鳴って、主幹ブレーカーが遮断されました。

いわゆる「漏電」での遮断です。
擬似的に漏電を起こして、ブレーカーを遮断する仕組みです。


3分間は、深夜でも安全に避難できるために設けられています。
地震後停電になって、この機能が働かなくなった場合でも、復電後3分間経過して強制的に遮断されるので、避難して誰も家に居なくても通電火災が起きないというスグレモノです。

作業が完了すると、カバーを取付けて完成です。

今回、トイレと洗面所の換気扇の取替えもご依頼いただきました。
これも新築当時からなので、運転音も高くなっていたため取替えです。

音も静かになって、快適にご使用いただける様になりました。

「なんか近代的になりましたね。これで安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
また、防災に詳しい防災士がご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年2月6日月曜日

隠蔽配管の富士通ゼネラルエアコンの取外し完全分解洗浄作業

昨年、他のお部屋のエアコン取替工事をご依頼いただいたお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただき、本日再取付にお伺いさせていただきました。

富士通ゼネラル AS-C28G-W(2018年製) 自動掃除機能なしのスタンダードタイプです。

今回はリビングに設置されているエアコンで、収納棚のところに隠蔽配管で取付けられていました。

せっかくキレイなお部屋なのに、コンセントと配管穴の位置がなんとも残念です...

しかも、左配管接続のために室内機を持ち上げるスペースもありません...
これ、恐らく、天井高で配管位置とコンセント位置を割り出したんだと思います。
収納棚の枠の分、天井が下がってくることを想定していなかったんでしょうね。
コンセントの位置を右に寄せていれば、なんとでもできたのに、ホント残念な施工です。

配管の接続部分は、テープがきちんと巻けていなかったため、内部結露を起こしてナットは粉を噴いてるし、銅管は真っ黒になってしまっていました。

かなりやりにくかったですが、なんとか外せました。
再取付けはもっと苦労しそうです...

今回、お客様は洗浄受付再開をずっとお待ちいただいていた様です。
「冬はパネルヒーターがあるのでエアコンは使ってません。阿部さんの都合でいつでもいいので、お願いできませんか?」とご連絡いただきまして、いつでもいいならとお引き受けさせていただきました。
子供さんが体調が悪いそうで、エアコンの吹出口から見えるカビがどうしても気になるとの事でした。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

凄いたくさんのススの様なものが大量に流れ出てきたんですけど、何なんでしょうかね?
カビとはちょっと違う感じです。
お客様にお聞きしても、室内でススが出る様なものは使っていないとの事でした。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
めちゃめちゃやりにくくて大変でした...

電動式真空ポンプを使って、配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「綿棒で手前の方は掃除してみたんですけど、黒いの見えてこれはダメだと思ったんでお願いしました。キレイにしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年2月4日土曜日

分譲マンションで13年お使いのパナソニックから三菱電機へエアコン取替工事


初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV5622S-W 霧ヶ峰プレミアムモデルをお買い上げいただきました。

既存機はパナソニック製です。
マンションご購入の際に、元々設置されていたものだそうです。

MDダクトを使っていますが、この部分にゴムの突き合わせ部材を使っていた様です。
既に取れてしまってありませんが、両面テープで貼り付けるため、数年すると両面テープがドロドロになってこんな風になります。
なので、アベ冷熱技研ではゴムの突き合わせ部材は使いません。

室外機はベランダに二段置きにされています。
下段が今回取替える室外機で、上段は別の部屋のものです。

排水のための溝が掘ってありますが、国道沿いのため黒いススが多く、ここが常に湿っている状態を避けたいと、お客様自身でドレンホースを延長されていました。
ドレンホースの横引きは、ヘドロが溜まって詰まる原因になるのでお奨めできませんね。

さて、二段置台が流用できないかと思いましたが、ちょっと無理な様です。
既存機でもかなりピチピチな状態でしたから、もし修理となると支障が出ることになります。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。
二段置台も取替えるので、別の部屋の室外機も一旦取外します。

既存の架台はそのまま降ろせないのと、車に積めないので、ここでバラして降ろします。

室内側も撤去完了。

位置決めをして、背面板とMDダクトを設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

新しい架台を組んで、ドレンは塩ビ管を使って排水口まで導きます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

別の部屋の室外機も乗せて、室外機周りは完了。
吹出ガイドの設置は、このマンション規約だそうです。
ガイドの向きまで細かく文章で決められていました。

さて、室内機のMDダクト突き合わせ部分ですが、下からトン付けでやっておいてもいいんですが、長年するとカバーがずり落ちて隙間が開いてきます。
これを防止するために、ホワイトのコーキングで軽くシールしておきます。
これでいつまでも隙間が開くことはありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
当初は2台取替えのご依頼でしたが、もう一台の方は分解洗浄してもう少し使われる事になりまして、この後、室内機を取外してお預かりさせていただきました。
来週また、再取付けにお伺いさせていただきます。

「Blogで拝見した通り、丁寧に取付けていただいてありがとうございました。また洗浄の方もよろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。