富士通ゼネラル AS-C28G-W(2018年製) 自動掃除機能なしのスタンダードタイプです。
今回はリビングに設置されているエアコンで、収納棚のところに隠蔽配管で取付けられていました。
せっかくキレイなお部屋なのに、コンセントと配管穴の位置がなんとも残念です...
しかも、左配管接続のために室内機を持ち上げるスペースもありません...
これ、恐らく、天井高で配管位置とコンセント位置を割り出したんだと思います。
収納棚の枠の分、天井が下がってくることを想定していなかったんでしょうね。
コンセントの位置を右に寄せていれば、なんとでもできたのに、ホント残念な施工です。
配管の接続部分は、テープがきちんと巻けていなかったため、内部結露を起こしてナットは粉を噴いてるし、銅管は真っ黒になってしまっていました。
かなりやりにくかったですが、なんとか外せました。
再取付けはもっと苦労しそうです...
今回、お客様は洗浄受付再開をずっとお待ちいただいていた様です。
「冬はパネルヒーターがあるのでエアコンは使ってません。阿部さんの都合でいつでもいいので、お願いできませんか?」とご連絡いただきまして、いつでもいいならとお引き受けさせていただきました。
子供さんが体調が悪いそうで、エアコンの吹出口から見えるカビがどうしても気になるとの事でした。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
凄いたくさんのススの様なものが大量に流れ出てきたんですけど、何なんでしょうかね?
カビとはちょっと違う感じです。
お客様にお聞きしても、室内でススが出る様なものは使っていないとの事でした。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
めちゃめちゃやりにくくて大変でした...
電動式真空ポンプを使って、配管内部をしっかりと真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「綿棒で手前の方は掃除してみたんですけど、黒いの見えてこれはダメだと思ったんでお願いしました。キレイにしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。