初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-BXV2222-W フィルター自動掃除機能付き霧ヶ峰を2台、お買い上げいただきました。
以前、エアコン工事をご依頼いただいた息子さんのご紹介で、ご実家のエアコンの取替えです。
高齢のご両親がお二人で住まわれているので、フィルター自動掃除機能搭載機への取替えをご希望です。
まずは1台目。
既存機は松下電器産業製。
室外機周りはこんな感じでした。
2003年製ですか。19年経っても元気に動いています。
この頃の松下製品は良かったですねぇ。今は...(^_^;)
配管化粧カバーも19年経過しているので、この際に取替えます。
既存機を撤去しました。
モルタル壁の上にベニヤ板を貼って、その上にクロスが貼られています。
スライド金具を新しいものに取替えたいんですけど、外してしまうと跡が残るし、ご丁寧にコーキングまでしてあるので、これはこのまま流用するしかありません。。。
スリーブは入っていませんね。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
配管穴に合わせて、背面板を設置。
新しい室内機は重量があるので、壁面側にもビスで留めてあります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、新しいスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存のアース線があるんですが、ちょっと気になったので引っこ抜いてみましたら...
やっぱり...
アース棒ではなく、2分の銅管を使っていました。
量販店の施工品でよく見られる手法です。
埋まっているから、お客様にはわからないところです。
いわゆる材料をケチる、手抜き工事です。
新たにアース棒を打ち込んで、きちんと接続しておきました。
室外機周りは、こんな感じで完成です。
あ、そうそう。既存機を外す時にコンセントが抜けにくかったんです。
これも19年経っていて、ずっと挿しっぱなしだったので少し黒ずんでいました。
取り替えようと思ってカバーを外すと...
これは電気工事士の資格剥奪ものですね。
いや、無資格者の施工かも知れません。
新しいコンセントに取替えました。
安心してご使用いただけますよ。
試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。
2台目に掛かります。
こちらはシャープ製。12年お使いですが、吹出口のフラップが開きっぱなしの状態です。
しかしこの配管、相当心が歪んでる方が施工したんですかね?
まぁ酷いです。笑うしかありませんね(^_^;)
室外機は、玄関への通路に置かれています。
ここしか置くところがないので仕方ないんですが、ドレン排水を垂れ流しにしているので、玄関前が水浸しになりますね。
既存機を撤去しました。
室外機のところの排水は、雨樋の管へ接続しました。
これでこの周辺が水浸しになることはありません。
取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
こちらの配管化粧カバーは、比較的新しいので流用します。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。
「丁寧にしていただいて、ありがとうございました。梅雨までにやってもらえるか心配しとったんですけど、これで安心して今年から快適に使えますわ。またお願いしますからね。」と、お土産までいただきました(〃∇〃)
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