今日は一日、台風1号の影響で、朝からずっと雨模様でしたね。
午後からは、いつもアベ冷熱技研のBlogをご覧いただいていると言う、初めてのお客様のご依頼で、リビングのエアコン取替工事にお伺いしてきました。
午後からは、いつもアベ冷熱技研のBlogをご覧いただいていると言う、初めてのお客様のご依頼で、リビングのエアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV5621S-W ムーブアイmirA.I.+搭載プレミアム霧ヶ峰をお買い上げいただきました。
既存機は、ダイキン製の6.3kw200V 20畳用タイプでした。
まだ動きますが12年目という事もあり、洗浄して使い続けるよりは、故障する前に取替えてしまいたいとのご希望です。
室外機周りはこんな感じです。
排水レールがあるのに、このドレンホースは残念ですね。
こうしてしまうと、ホース内が詰まる原因になってしまいます。
では、既存機の取外しに掛かります。
いやぁ、ちょっとケーブルの触り心地が変だなと思ったら、6.3kwのエアコンに1.6mmのケーブルを使うとか、mあたり数十円のコスト削減に頑張っている業者さんですか?
アベ冷熱技研ではコストより安全面重視で、施工説明書通り2.0mmのケーブルを使用します。
(注:世の中の大半の業者さんは2,0mmが標準です)
タマに、「運転電流はケーブルの許容電流を超えないから大丈夫よ」とかネットの書き込みで見掛けますが、施工説明書通りの施工をしていない場合、メーカーの保証を受けることはできません。
そしてカバーを外すと、パテ埋めしていません...
やはりコスト重視なんでしょうね。残念です。
ダイキンのこの室内機は曲線が売りでしたが、それのせいでMDダクトをキレイに合わせる事ができません。
こういう場合に取付けるゴム製のパーツがありますが、数年すると変色して、外すときにはベトベトになります。
こちらの場合、数年で剥がれてきて、お客様が白いテープでベタベタに貼り付けていました。
今回、室内側の化粧カバーは変色しているのと、粘着剤でベトベトなので流用せず、新しく取替えます。
室内側の配管穴はパテ埋めされていましたが、水が溜まっていた形跡が...
配管接続部とドレンホースの断熱が甘かったのと、パテできちんと隙間を埋めていなかったため、外気の湿気が入り込み、冷たくなった配管に触れて結露したものと思われます。
これも施工不良のひとつです。
室内側は全撤去。
新しい室内機の背面板を取付けて、MDダクトを設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部のスリムダクトは流用します。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成です。
ドレンは塩ビ管を使って、室内機と室外機のドレンをまとめて、排水レールを流れる様にしました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「あ、いつもそうやって撮影してるんですね。いつもBlog見てます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。