2018年11月10日土曜日

この3日間高圧電気設備の点検作業のお手伝いに行ってました

「阿部ちゃん、11月手伝ってもらいたい現場があるけん、ちょっと空けとってや。」と、いつもお世話になっているMさんに声掛けていただいてまして、この3日間はM電気さんのヘルメット被って現場へ入っていました。


現場は国の設備で、入場するためには入門教育を受ける必要があります。


今回どんな仕事かと言うと、2年に一度行われる敷地内の電気設備の一斉点検です。


電気設備の点検で停電しての作業となるため、止めることの出来ない回路は、発電機を数台置いて仮設電気供給を行います。

モザイクばかりで見にくいですけど、とりあえず国の設備ですから(^_^;)

電気室内にある機器類はメーカーが出向いて点検を行います。
メーカーが行っている機器類の点検は、100人規模で行っています。
まぁそこいらに作業員がいっぱいで、電気室内はお祭り状態です(^_^;)

阿部が携わるのは、その機器や負荷設備から電気を供給するためのケーブルをすべて取外して、開放状態にしていく作業です。

普段は高圧電流が流れている場所です。
こういう機会でも無い限り、触れる場所ではありません。

すべてのケーブルを開放していくのですが、体が入りにくい狭い場所や、特注物の機器が近くにあるので、ボルト一本も落とせない状況など、作業にはかなり神経を使います。


開放作業が終わると、、、やることが無くなります(^_^;)
ここから始まるのは、取外したケーブルの耐圧試験。


ケーブルに高電圧を掛けて、ケーブルの状態が良いかを判定します。


ケーブルの末端側にも監視員を配置して、他の作業員が立ち入れない様に安全対策を徹底しています。

これが結構長い時間掛かるんです。この待機時間が長いんですよねぇ...

この判定作業が終わると、またケーブルを元通りに組み直します。
阿部がボルトで接続した部分を、作業責任者が増し締め確認して、最後に現場責任者がチェックを行う徹底ぶりなので、一切の間違いがありません。

と書いて行くと、かなり緊迫した現場の様に思いますが、みんなで冗談を言いながらの楽しい作業です(*´艸`*)

ただし、停電作業のため、時間が限られています。
徹底してスケジュール通りに行われる訳ですが、最終日の10日は朝4時スタートで、夜10時終了予定...(´;ω;`)

朝2時過ぎに起きて、朝3時に松山を出ました。
もう待機時間は睡魔が襲ってきて、休憩時間は爆睡してました(^_^;)

今回、阿部が呼ばれた理由は、第一種電気工事士の資格をを持っていることと、同じ建物内で来月、照明器具の改修工事が行われるついでに、空調機の不具合箇所を修理してほしいとのことからでした。

空調機器自体はメーカーがメンテナンスに入っているので、効きが悪いとかの不具合ではありません。
ご依頼いただいているのは、これ...


天井のいたる所に水漏れの様なシミが...

少し時間があったので簡易的に調査しましたが、ドレンの漏れとかそんな簡単なものじゃ無さそうです。
このシステム、水冷式なのと、結構年数が経過しているので、もしかするともしかします。
大掛かりな改修になりそうな予感がしています。
きちんとした調査は、来月12月に行います。工期は今年中...

という訳で、12月は大変な事になりそうな予感です。
カレンダーのお届けもありますし、年賀状も作らないと、既にご予約いただいているエコキュートやエアコン工事も控えています。
どうしましょう...(T_T)

などなど、頭を抱えて眠気を吹き飛ばしながら、夜10時終了予定の作業を黙々と行っていましたが、夕方4時過ぎに「阿部ちゃんは、もう帰ってええよ。あと、うちらでやるけん。」と解放されました( ゚д゚)ポカーン

一気に気が抜けたので、現場事務所で眠気をはらうコーヒーをいたただいて帰りました。
帰り道にキレイな夕日が見れたので、良かったかな(*´ω`*)

来週からはまた、エアコン洗浄や電気工事など、アベ冷熱技研のお客様のために走り回らせていただきます(*´∀`*)

2018年11月6日火曜日

カビだらけの日立ステンレスクリーンシステムエアコンの分解丸洗い洗浄

「取外して分解して、ちゃんと洗ってくれる業者さんを探してました」と、ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただいたお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

日立アプライアンス RAS-E71D2(W)(2014年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


このタイプ、日立自慢のステンレスクリーンシステムという、ステンレスの特性を活かして、内部を汚れにくくするという仕組みのものです。


覗いて見ますか? どうです?(>ω<)

ステンレスクリーンシステム。
何するシステムでしたっけ?(p_-)

日立に限らず、各メーカー、エアコンにいろんな特殊機能を搭載していますが、どれもその役割を果たしていません。
本当に必要なんですか?その機能。

あ、止めておきます。
この件について書き出すと止まらなくなりますから(*´艸`*)

取外してお預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

洗浄報告書をお渡しすると、「わぁ、結構汚れてましたね。取付けたまま洗うんじゃなくて、外して洗って欲しくてお願いしました。キレイになって嬉しい。ありがとうございます。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年11月5日月曜日

プラズマクラスター搭載なのにカビだらけのエアコン完全分解丸洗い洗浄

ネット検索で見付けていただいたお客様から、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。

シャープ AY-C40SX-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


まずは室内機をお預かりするため、取外しにお伺いします。
あらぁ... また発見しました...(p_-)


200V 4.0kwのエアコンに、1.6mmのケーブルを使用...


貫通スリーブも入っていません。

通気性が良くていいですか?(^_^;)
もぅ、どんな業者さんの施工か、聞かなくても解りますね...

プラズマクラスター搭載のシャープ自慢の機種じゃありませんでしたか?
まぁまぁのカビですけど、いつもシャープはこんなクオリティですね。


取外してお預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
先に気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


1.6mmだったケーブルは、2.0mmへ取替えます。
安全にご使用いただくために、見て見ぬ振りはできません。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

洗浄報告書の写真をお渡しすると、「うわぁ...こんなに汚れてたんですね... お願いしてよかったです。ありがとうございます。」と、とてもお喜びいただきました。
小さなお子様もいらっしゃったので、安心して暖房シーズンを迎えられますね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

キッチン脇にある油でベタベタのエアコンを分解洗浄してピカピカに

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-SV368-W(2008年製) 標準タイプです。


実はこのエアコン。9月に水漏れを起こして、修理にお伺いしていました。

3階のリビング・ダイニングに設置されていて、隠蔽配管でした。
先に他の業者さんに見てもらったそうですが、「隠蔽なのでどうしようもできない。新品に取替えしないと無理です。」と言って、見ただけで点検費用を請求されたそうです...

そこでネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただき、修理にお伺いしてきました。
調べて見ると、排水がうまく流れていない様だったので、サクションクリーナーで押してみました。

手応えは、、、きついです...(´;ω;`)
わぁ...詰まってますね。
これは手強いかも。

1階に降りて、ドレンの末端を探して、思いっきり吸い出してみると... 出た!(>ω<)

なんか、塊が出てきました(^_^;)

スムーズに流れる様になって、修理完了です。

新品に取替える必要なんか、まったくありませんでしたね(*^^*)

さて、内部を覗いて見ると、10年分のカビが...(TдT)


設置場所も悪く、ガスコンロの脇にあるため、エアコンも油でベタベタになっていました。

オープンキッチンっぽくレンジフードが付いていますけど、これでは油煙がダイニングの方へ流れますよね。
写真は、仮にアルミのレンジガードを付けてもらいましたが、建築屋さんにお願いしてガラスパネルか、壁を作っていただく様にご提案させていただきました。

お客様とフィルターを見ながら、「これ凄いことになってますけど、洗いませんか?分解して丸洗いできるんで、キレイになりますよ。」とお奨めしたところ、ぜひに!という事でご依頼いただきました。

ただし、9月でまだ暑い盛りでしたので、涼しくなったらお預かりする事にしていました。

で、先週、室内機を取外してお預かり。
電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


油がこびり着いていてなかなか取れず、かなり苦労しましたが、なんとかキレイに仕上がりました。

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


「え?そのフィルター新品?あら、もの凄いキレイ!新品じゃないですか!やっぱりプロにお願いしないといけませんねぇ。わぁ、嬉しい!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)


アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研