2018年9月7日金曜日

自家用電気工事に使う防保護具耐圧試験のお手伝い

本日午前中、四国電力松山試験所で松山電気工事協同組合の事業のひとつ、「防保護具耐圧試験」のお手伝いをしてきました。

自家用電気工事の際に使用する「防保護具」は、労働安全衛生規則第351条により、絶縁防保護具は6ヶ月以内毎に定期自主検査(耐圧試験等)が義務付けられています。
松山電気工事協同組合では、希望される組合員に対して、定期的に耐圧試験を実施しています。

毎回3日間の日程で、受け入れ・仕分け・返却の作業を行っていますが、阿部は受け入れと仕分けが重複して一番大変な本日、お手伝いに行ってきました。

手前では組合員さんが持ち込む防保護具の受け入れ、奥では前回受け入れ・検査終了分の仕分けを行っています。


持ち込まれたものは、きちんとチェックして分別しておきます。


耐圧試験は後日、依頼している有資格者の方々に作業していただきます。
この水槽に防保護具をセットし、高圧電流を流して、異常がないかテストする訳です。


合格品は合格のシールや印を押していきます。

毎回、いくつか不合格品が出るのですが、今回はゼロでした。
優秀ですね(^^)

耐圧試験が終わると、今度は各組合員のボックスへ仕分けして組合事務所へ配達。

あとは、各組合員に引き取りに来てもらって終了です。

これで組合員のみなさんが安全に作業できますね(*^^*)
みなさま、ご安全に<(_ _)>

2018年9月6日木曜日

堀江方面の住宅でCATVから地デジアンテナ受信へ切り替え工事

「CATVのネット回線を止めて、他社の光回線に乗り換えるついでに、テレビもアンテナ受信にしたいんです。」というご依頼で、午後からUHFアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

場所は、松山市内より北側にある堀江方面です。

一度、現地調査にお伺いしたのですが、松山本局側には山があり、北条局(鹿島)側には大きな建物がある状況で、かなり受信レベルの低い地域です。
周りのお宅を見渡して見ても、アンテナがいろんな方向へ向いているので、どこも苦労して設置されている感じでした。
風が強い地区ですので、壁面アンテナを使いたかったのですが、エラーが出まくって全くダメなため、仕方なく屋根上設置でご提案させていただき、ご依頼いただきました。

軒下に設置されている、既存のCATV保安器とブースターです。

ここで地デジアンテナと切り替えを行います。

まずは屋根上で、アンテナを建てていきます。
受信レベルが低いので、今回は高性能型20素子タイプを選択。


海が近いので潮風にも耐えられる様、金具やビス類がステンレス製の耐久型を使います。
もちろん、ポールや屋根馬も高耐食性のものを。


北条局よりは少し松山本局の方がレベルが高い様なので、山側の松山本局を狙います。


おっ!市内に比べると低めのレベルですが、エラーはありません。

テレビ愛媛が51dBと低めでしたが、十分受信可能範囲内です。

アンテナをしっかりと固定させたら、既存設備へケーブルを接続していきます。
ブースター本体はメンテナンスしやすい様に、ベランダから手の届くCATV保安器横へ設置しました。


CATVのテレビ出力側には、セキュリティパイプを付けてロックしておきます。

解約時にCATVの撤去班がやってくれるので、別にこの作業はやらなくてもいいんですけど、まぁアベ冷熱技研も愛媛CATVの認定店ですから、ここはきっちりと。

宅内側へ入り、ブースター電源部を古いものから、、、


新しいものに取替えます。


メインのテレビのところで受信レベルを見ながら、、、猫ちゃんが...(*^^*)


ブースターの出力調整を行います。


きっちりいいレベルが出て、エラーフリーです(^^)v


CATVで受信する地デジとアンテナで受信する地デジは周波数が違うため、チャンネル再設定を行います。


テレビのチューナーでの受信レベルは最高ですね。


あとは、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。

「もっと費用が掛かると思ってたんですけど、安く丁寧にしていただいてありがとうございました。」と、とてもお喜びいただきました。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2018年9月4日火曜日

電球取替えが面倒くさいペンダント形蛍光灯照明器具から長持ち省エネのLED照明器具へ

今日のニュースは台風21号の話題で持ちきりですね。
さすがに台風来てるのにエアコン工事とかは無理なので、午後からは照明器具の取替工事にお伺いしてきました。


既存器具はこちら。

この前、エアコン工事にお伺いした際に、「この照明器具なんとかならんかな?もぅワシも歳やけん、電球取替えるんが大変なんよ。これもLEDのヤツに換えてもらえんやろうか。」と、ご相談いただきました。

このお部屋、化粧梁があるため、ペンダント形の照明器具が付いています。

これ、天井面ベタ付けのシーリングライトを付けてしまうと、梁に光が遮られて、周辺に影ができてしまいます。

丸形蛍光灯4本。各球に安定器も付いているので、重量も結構あります。

これを脚立に乗って球取替えするのは、高齢者には危険です。

LEDタイプで探しました。
有りそうで無いんですよね、なかなか。
高級なシャンデリアならいくらでもあるんですけど、ペンダント形になると食卓台の上を照らす様な照度の低いものしか見当たりません。

器具の高さ・12畳用・価格面・デザイン・リモコンが使える...といういくつもの課題が当てはまるものを探して、見つけたのがこれです↓


コイズミ照明製です。
パナソニックや大光電機も探してみましたが、有りそうで無いんですよねぇ...
これならリモコンで調光も調色もできるので、お客様も「おぉ、これがえぇわぃ!」という事で決まりました。

こんな感じで梁より下に灯具がくるので、梁の影になりません。


下から見るとこんな感じで洒落てます。


装飾部分はアイアンフレームに鉄さび色塗装をしてあり、プラスチックセードにはスカボ風のテクスチャが施されていて、かなりいい質感です(*^^*)


点灯するとパァーっとお部屋が明るくなり、「わぁ、明るいなぁ。これはええわぃ。」と感動されていました(^^)


キッチンの方も、直管形蛍光灯だったので、、、


こちらの器具をご提案。こちらはパナソニック製です。



キッチンも清々しく明るくなりました(*^^*)

「これも明るうてえぇなぁ。良かった良かった。これで球換えで危ない思いせんでよぉなった。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2018年9月2日日曜日

12年目のまだ動いている霧ヶ峰からハイブリッド霧ヶ峰へ取替工事

先月、ご実家のエアコン新設工事をご依頼いただいたお客様から、「自宅のエアコンも古くなったんで、新しいものに取替えたい。」とのご依頼をいただき、本日取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV2818-W ムーブアイ極搭載ハイブリッド霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機も三菱霧ヶ峰です。
2006年製で、当時のフラッグシップモデルでした。


まだまだ現役で動いていますが、故障する前に早めに取替えておきたいとのご希望です。


既存のスリムダクトがありますが、近くで見ると結構劣化しています。


このジャバラの使い方はどうなんですかね...

この部材は直射日光に弱いですから、できる限り使わない方がいいです。
特にこの様な使い方は、見た目も悪いですし。
今回、スリムダクトもすべて取替えます。

2階ですから、ハシゴ作業。
午前中、東側なので、日差しがキツイです...(T_T)
今日も朝から30℃以上で、汗が噴き出してきますね。


ダクトのウォールカバーが割れていました。
割れている上からコーキングしていたので、恐らく12年前の新設時に、「割れたけどこれしか持ってないから、コーキングでごまかしちゃえ」って感じですかね?


カバーを外して見ると、配管穴にパテ埋めしていないし、貫通スリーブも入っていません。


室内機も撤去しました。


土壁の様に見える内壁は、厚さ10mm程度のモルタルです。
室内機を留めていたビスはすべてスカスカ。
下地に効いてるビスは一本もありませんでした...


では、取付けに掛かります。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


背面板は直接壁面には留めず、スライド金具を使ってしっかりと留めます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部の配管穴には、隙間なくパテを詰めておきます。


スリムダクトはこんな感じに仕上がりました。
ジャバラは使わず、耐久性をアップしています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ありがとうございました。これで安心して使える。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年9月1日土曜日

目視で見付けられないエアコンのガス漏れ箇所を気密試験で特定

今日は朝からどしゃ降りの雨で、午後から予定していたエアコン工事を延期させていただきました<(_ _)>
エアコン工事は「水分」が大敵ですから、雨が掛かる場所での工事は延期させていただく事もあります。

という訳で、いきなり午後から時間が空いたので、ずっと手付かずだった案件を少し片付けていました。
その一つがこれです。

6月に取替工事の際に撤去したエアコン。

2年ほど前から効きが悪くなって、ガス漏れしている事が判明していました。
ガス漏れ検知器を使って調べましたが、漏れている量が少なく、場所を特定できませんでした。
10年経過しているため修理はせず、6月に買い替えをされました。

その際に、「申し訳ないけど、阿部さんが手の空いた時でいいんで、どこから漏れてたのか調べてもらえますか?」というご希望で、処分せずお預かりしていました。

室外機側は現地点検の際に徹底的に調べて見付からなかったので、今日は室内機の熱交換器を調べてみました。

室内機を分解して、熱交換器だけにします。
窒素ガスを充填し、熱交換器内部に圧力を掛けていきます。

水を張ったところに熱交換器を沈めて、静かに見守ります。

キタっ!(・∀・) 見付けました!

少しずつですけど、気泡が膨らんでは浮かんできます。

動画をYoutubeにアップしましたので、どのくらい漏れているかご覧ください。


この部分ですけど、オイルも滲んでないし、目を凝らしても穴が開いている様には見えませんね。


漏れ箇所が特定できて、一件落着です。
え?自己満足ですよ(*´艸`*)
基本、こういう点検作業はお引き受けしません。
やってる暇が無いというのが本音ですね。
現場優先!
来週からも頑張ります(^^)