2018年8月16日木曜日

壁掛形パッケージエアコンが不調のため中古品を移設・取替工事

松山市内の接骨院様のご依頼で、中古の壁掛形パッケージエアコンの移設・取替工事にお伺いしてきました。


既存機は三菱電機製の4馬力タイプです。


とりあえず動いていますが、時々営業中に突然止まる事があるそうです。

年式的にはかなり古いので、修理は考えていません。
この建物は賃貸で、管理している不動産屋さんが他の物件で使っていた同タイプのパッケージエアコンを保管しているそうで、それと入れ替えをご希望でした。

先月の末頃にご相談いただいて、下見にお伺いしてお見積りをさせていただきました。
しかしこのドレンホース...(^_^;)
この辺も、しっかりと直します。


その入れ替えるパッケージエアコンは、結構離れたところの建物に保管されているので、確認のためにそちらへ。
え?これですか?配管が繋がってますけど、保管してるって言ってませんでした?(^_^;)


配管を追っていくと...切れてました(´;ω;`) 大丈夫なんですかね?これ。


室内機はどこにあるんだろうと思ったら、倉庫に保管されていました。

この室内機が26kg、先ほどの室外機が94kg...結構な重量があるので、一人では軽トラに詰めませんねぇ。

という訳で、木曜日が定休日という事と、重量物を一緒に担いでもらう人を段取りしないといけないため、盆休み前に、先にこちらをお預かりさせていただく事にしました。

担いでもらう人...

急に決まったため、人の段取りができません。
この業界、忙しい時期はみんな一緒で、かなり前からお願いしておかないと、応援には来てもらえないんです。
で、連れてきたのは夏休み中の次男坊(^_^;)
現場デビュー... そんな大した作業じゃありませんが、94kgを一緒に担いでもらうくらいはできました。
ここまでが盆休み前の作業で、エアコンは事務所でお預かりしていました。

取替工事は盆明けの木曜日、本日決行です(^^)/
朝一番はドシャ降りの雨でどうしようかと思いましたが、現場に付くと小雨になり作業開始。

最初にポンプダウンして、フロンガスを室外機側へ回収して撤去。

軽トラの荷台に乗せて、ここでフロンガスを回収します。
盆明け早々にいきなり100kg近くの室外機を2台、降ろして上げてはなかなかキツイです(^_^;)

ここで回収しながら室内機の撤去など、他の作業を継続します。

この室内機、30kgもあります... さすがにこれも一人では降ろせません。
今日は息子ではなく、他に応援に来てもらってます。


室内機を外すと背面板がある訳ですが、、、


これを留めていたビス、すべてスカスカで効いていませんでした(´;ω;`)

恐ろしいですね。
よく今まで30kgを支え続けてきたもんだと感心します(^_^;)

今度取付ける室内機の背面板を設置。
下地を探して、しっかりと固定します。

どうしても下地がないところは、ボードアンカーを使ってしっかりと留めています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今回、室外機を置く位置を変更したため、ダクトの途中からテープ巻き仕上げで立ち下げます。


途中で切れてブラブラになっていたドレンホースは、塩ビ管を使って排水マスまで導きました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


ワイヤレスリモコンを無くされたそうで、アベ冷熱技研の倉庫に転がっていたワイヤードリモコンを差し上げました。
これも中古ですが、ちゃんと使えます。

真空引き作業が完了すると、電源投入して試運転開始。

一番不安だったガス圧測定。


あ、全然大丈夫ですね。
ガス不足かなと思ってフロンガスも用意してきていましたが、取越苦労でしたね。


あとは異常がない事を確認して、お引渡しです。
あ、今回移設してきたのは、阿部のキライなダイキン製です(´ε` )


手前にあった室外機を奥に移したのは、勝手口の出入りに支障があったためです。

これで出入りも楽になりましたね。

「これでいつ止まるかビクビクしながら営業しなくて済みます。勝手口のところも広くなったし。暑い中、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年8月11日土曜日

2018年お盆休みのお知らせと工事予約状況について

アベ冷熱技研のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。
繁忙期でBlog放置気味で、誠に申し訳ございません。

今年は、8月13日(月)~15日(水)をお盆休みとさせていただきます。


・エアコン修理・点検について
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきます。
当社施工物件以外の修理につきましては、繁忙期はお引き受けしておりません。

8月11日現在のご予約状況ですが、かなり落ち着いてきました。
盆明けの18日までは予定が詰まっていますが、20日(月)以降は今のところ空いております。
ご検討されている事案などございましたら、お早めにお声掛けいただければ幸いです。

阿部の休暇予定は、やること山盛りです(^_^;)
溜まっているBlog記事も書けるかどうか分かりませんが、気分的にはあまり休まらない休暇となりそうです...
お盆中も猛暑の予報が出ています。
みなさまも体調など崩されません様に、よい盆休みをお過ごしくださいませ<(_ _)>

新築住宅の2階へ三菱霧ヶ峰GVタイプエアコン新設工事

アンテナ新設・エアコン移設分解洗浄をご依頼いただいたお客様宅の続きです。
2階子供部屋へ、エアコン新設工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


慎重に穴開けを行います。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトでビシッと立ち下げます(*^^*)

ここまでサクサクと書いてますが、この日も35℃超えで南側直射、終わる頃には西陽がカンカンと照りつける中での過酷な作業です(´;ω;`)
お客様がとても気を使われていて、クーラーボックスに飲み物をたくさん入れて置いてくれていました(^^)

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機のプラロック下に、もう一段ブロックを敷きました。
地面が土の場合は、雨が降ると泥ハネするんですよね。

奥に見える室外機は、他社施工品です。

すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「やっぱり違いますね。きっちりしとる。前取付けてあったエアコンの電源コードなんか、垂れ下がってましたもん。阿部さんにお願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
長い間お待たせいたしましたが、なんとかお盆休みまでには全工程完了しました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

新築住宅へお引越しでエアコン分解洗浄&移設工事

新築されたお客様からのご依頼で、エアコン移設工事と同時に、分解洗浄をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GM224-W(2014年製) 標準タイプです。


今までは賃貸マンションにお住まいでした。
7月中に退去するため、先月お引越し当日の夕方に、他の現場が終わってから取外しにお伺いしてきました。


取外して、配管接続箇所を確認すると、こんなになってました。(※他社施工)

非粘着の化粧テープで巻いているため、断熱材が縮んで引っ張られて、断熱されていないところが出ていました。
これ、ここが結露して露タレの原因になります。
この部分は、粘着テープでしっかりと巻いていないといけませんね。

取外しながらお客様とお話していたんですが、「とりあえず移設してもらって、また阿部さんが暇になったら分解洗浄をお願いしようと思ってるんです。」と。

4年目ですか... 確かにそれなりに汚れていますね。

取外す時にも、少しカビ臭が気になっていました。

やりますか。洗浄。
「え?いや、忙しいのに無理せんとってください。」
これ取付けるの、急ぎます?
「いえ、新しいエアコンがリビングに付いてるんで、焦ったことはないです。」
一週間くらいお預かりする様になりますけど、標準機だし三菱なんで大丈夫ですよ。やりますか?
「嬉しいです!阿部さんが無理なくできるなら、ぜひお願いします!」

...という訳で、実は無理してお引き受けしました(^_^;)
新築ですもの。
キレイなエアコンを付けていただきたいじゃないですか。
時間の猶予を与えていただいたので、お引き受けさせていただきました。

現場が早めに終わった日に、室内機をパパっと分解します。
三菱製品だし、GMタイプなので、分解するのに30分掛かりません(*^^*)
電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したので、取付けにお伺いします。
位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「わぁ、新品みたい。夏場はやってもらえないと思ってたんで、キレイになって嬉しいです。」と、大変お喜びいただきました(^^)

現在、エアコン分解洗浄は、猛暑が続いているため受付中止中です。
受付再開は、涼しくなった秋頃を予定しておりますので、ご了承ください<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研