2015年7月6日月曜日

賃貸アパートでエアコン新設&専用コンセント増設工事

賃貸アパートで、エアコンの配管穴や専用コンセントも無いお部屋に、エアコンの新設工事にお伺いしてきました。

富士通G製 4.0kwタイプ お客様支給品です。

「夏は本当にいつも死にそうになります。」と、切実なメールをいただきました。
お部屋はキッチン・ダイニング。
隣のリビングには6畳用のエアコンが付いていましたが、能力不足状態。。。
西日が当たる2階部屋で、コンロの火を使うため、かなり暑いのが見て取れました。
エアコン設置・配管穴開け・電源工事に関しては管理会社に許可を貰っていただいているそうです。

では工事に掛かります。
位置決めをして背面板を設置。


配管穴を開けていきます。


この穴を利用して、電源ケーブルを通そうかと思っていましたが、ツーバイフォー構造のため、天井裏から壁内へのケーブル通線ができませんでした。

配管穴には小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


コンセントは天井面へ取付ける事にします。
天井を開口。


ユニットバスの点検口を利用して、天井裏へアクセス。


ケーブルを通していきます。


通線完了。


コンセントを取付けます。


分電盤へ分岐ブレーカーを増設し、ケーブルを接続。


電源工事完了です。


エアコン工事に掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管は化粧テープ巻き仕上げ。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今日からキッチンも快適にご使用いただける様になりましたね。
このエアコンが使える様になったので、リビングでお使いのエアコンの分解洗浄もご依頼いただきました。
洗浄受付中止中ですが、このエアコンが使えるので「日数が掛かってもかまわない」と言うことでお引き受けいたしました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年7月4日土曜日

BSをCATVに混合して全部屋でBSを見る工事

「現在、リビングのみでしか見れないBS放送を、各部屋で見れる様にしたい。」と、ご依頼いただき、本日工事にお伺いしてきました。

地デジはCATVを契約されていて、BSアンテナはご自分で設置されていました。


2階ベランダに設置されていたBSアンテナから、直接リビングまで配線されている様です。


レベルを測ってみましたが、今日は雨天ということもあり、あまり良くはありませんね。


2階納戸にある点検口から、分配器があるであろう天井裏へ。


ありました。6分配ですね。
CATVのブースターも設置されています。


BSのケーブルが近くを通っていたので、ここでカット。


レベルを測ってみると、結構いいレベルが出ています。

CN値は雨天なので、こんなものです。

CATVのブースターを撤去して、BS/CATVブースターへ取替えて、各ケーブルを接続します。

これでCATVとBSが混合され、各部屋へ流れます。

お部屋のテレビユニットでレベルを測定しながら、ブースターの出力レベルを調整していきます。


いい値が出ましたね。


CATVの方は入力レベルが大きすぎたので、ブースター手前で-10dBのアッテネーターを入れています。


ケーブルが1本になったので、テレビ手前でセパレーターを使ってCATVとBSを分けます。


後は映りを確認いただいて、お引き渡しです。

後日、他のお部屋にもテレビを設置されるそうです。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2015年7月3日金曜日

「地デジが映らなくなった」ので点検修理作業

「だんだんとテレビが映らなくなくなってきて、今映っているのはNHKだけ。」と、点検のご依頼をいただき、お伺いしてきました。


こちらは砥部町。
アナログ時代はUHFを2本使って受信していた地域です。

リビングのテレビ脇で、レベルを測定してみます。

あら、全然レベルが出ていません。。。

屋根上に上がって、ミキサー出力で直接レベルを測ってみます。


お?エラーフリーですよ。


あら?いい受信レベル出ていますね。

アンテナ自体が悪いのではなさそうですね。

ケーブルに目をやると・・・ あっ!

繋ぎ目発見。
でもしっかりテープが巻かれているので、水が入った感じはありません。

天井裏で分配器を探します。


この分配器の入力側を外して、レベル測定。


あぁ、やっぱりあの繋ぎ目が怪しいですね。。。
レベルが下がりすぎです。


また屋根上へ戻って、繋ぎ目をカットして繋ぎ直します。


屋根裏へ戻って測定すると、バッチリレベルが上ってます。


原因はここでしたね。

しっかりと接続して、自己融着テープで防水処理。

使われていないBSケーブルに添わせて、少し浮かせる形にしました。


あとはリビングのテレビで受信状態を確認。

完璧ですね。

全チャンネル映る様になりました。

「助かりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。
アンテナ自体もそろそろ取替え時なので、将来的にご検討いただける様お奨めさせていただきました。

持ち帰った繋ぎ目をバラしてみました。

これは施工不良ですね。。。
もうちょっとでコネクタからケーブルが抜けるところでした。
アンテナ工事では、このコネクタ加工が重要な作業になります。
ここを見るだけで、施工者の腕前が判るわけですね。

2015年6月30日火曜日

換気扇のないトイレに換気扇新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、トイレ換気扇の新設工事にお伺いしてきました。

パナソニック FY-08PTE8D 100Φ高気密形換気扇です。


もともと、トイレに換気扇がなく、今までは窓を開けて換気されていました。

しかし、リフォームされた際に窓を二重サッシに変えたところ、気密性が上がり、キッチンで換気扇を使うと、トイレの臭いがキッチンに流れ込んでくる様になったそうで、「できればトイレに換気扇を付けて常時換気したい。」とのご希望で、ご依頼いただきました。

まずは100Φの穴を外壁面へ開けます。


電源ケーブルを、ユニットバスの点検口経由で通していきます。


先ほどの穴から天井裏へ。


通線が完了すると、スリーブを挿入します。


換気扇本体を取付けます。

高気密型なので、停止時はシャッターが閉まって、気密性を確保できるタイプです。

屋外側は、アルミ製のパイプフードを取付けます。

虫が入らない、網付きタイプです。

スイッチも必要なので、ここから天井裏へ入線。


照明と換気扇と2つのスイッチに分けました。

タイマー式とか、消し遅れ式とかもありますが、お客様のご要望で、単独入り切りにしています。

あとは天井裏で、100V電源と結線して作業終了です。

スイッチを入れてお見せしましたが、「え?これ動いてるんですか?えぇ?かなり静かですねぇ。最近の換気扇はいいんですね。」と、大変お喜びいただきました。
今日から快適にトイレをお使いいただけますね。