初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV5622S-W 霧ヶ峰プレミアムモデルをお買い上げいただきました。
既存機はパナソニック製です。
マンションご購入の際に、元々設置されていたものだそうです。
MDダクトを使っていますが、この部分にゴムの突き合わせ部材を使っていた様です。
既に取れてしまってありませんが、両面テープで貼り付けるため、数年すると両面テープがドロドロになってこんな風になります。
なので、アベ冷熱技研ではゴムの突き合わせ部材は使いません。
室外機はベランダに二段置きにされています。
下段が今回取替える室外機で、上段は別の部屋のものです。
排水のための溝が掘ってありますが、国道沿いのため黒いススが多く、ここが常に湿っている状態を避けたいと、お客様自身でドレンホースを延長されていました。
ドレンホースの横引きは、ヘドロが溜まって詰まる原因になるのでお奨めできませんね。
さて、二段置台が流用できないかと思いましたが、ちょっと無理な様です。
既存機でもかなりピチピチな状態でしたから、もし修理となると支障が出ることになります。
では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。
二段置台も取替えるので、別の部屋の室外機も一旦取外します。
既存の架台はそのまま降ろせないのと、車に積めないので、ここでバラして降ろします。
室内側も撤去完了。
位置決めをして、背面板とMDダクトを設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
新しい架台を組んで、ドレンは塩ビ管を使って排水口まで導きます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
別の部屋の室外機も乗せて、室外機周りは完了。
吹出ガイドの設置は、このマンション規約だそうです。
ガイドの向きまで細かく文章で決められていました。
さて、室内機のMDダクト突き合わせ部分ですが、下からトン付けでやっておいてもいいんですが、長年するとカバーがずり落ちて隙間が開いてきます。
これを防止するために、ホワイトのコーキングで軽くシールしておきます。
これでいつまでも隙間が開くことはありません。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
当初は2台取替えのご依頼でしたが、もう一台の方は分解洗浄してもう少し使われる事になりまして、この後、室内機を取外してお預かりさせていただきました。
来週また、再取付けにお伺いさせていただきます。
「Blogで拝見した通り、丁寧に取付けていただいてありがとうございました。また洗浄の方もよろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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